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航空管制について
こんにちは 管制の事をほとんど知らないので、ふと疑問に思ったんですが、 1)空域の管制と空港の管制は別で、空港に近くなったら 空港が担当するっていう風になっているんでしょうか? (とどこかで読んだような気がします) 2)それはだいたい空港からどれくらいの距離なんでしょうか?時間で言うと? それと、3)空域が変る場合、国内線の場合でも、次の空域に入るには、 いちいち許可が必要なんでしょうか? 4)それともそれは許可ではなく、ニアミスなどを避けるために 高度をいくつにするなどの指示を受けるためなんでしょうか? また、航空機がある空港に着陸する場合、 その空港に着陸していいという許可は、定期便の場合、 5)事前に申請しておくんでしょうか?(混雑すると困るので) そして実際着陸する場合、6)今から着陸しますよ、という連絡は 空港からどれくらいのところからするのが基本なんでしょうか?(上の質問と重なりますが) 7)定期便が予定通り飛んで来ない場合は、その連絡は誰が誰にするんでしょうか? 空港と、空域の管制の両方に情報が必要でしょうか? 航空機からする場合、距離があると無線が届かないと思いますが… 着陸地変更など、予定外の着陸の場合、空港が混んでいたらなかなか着陸させてもらえない ケースもあると思いますが、こういう場合は、緊急なので、8)なるべく早く連絡するという 程度の決まりしかないんでしょうか?
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定期便の場合は予めフライトプランを出しておき出発の5分くらい前にクリアランスデリバリー出発管制官から目的地空港または手前の指定された地点までの許可をもらいます。ローカル空港の場合はタワー管制官の場合もあります。着陸の際、水平飛行から降下するのは到着の15分くらい前、空港から直線で100kmくらいが効率のよい降下ができるそうで、実際は大きく迂回する形が多く距離は多くなります。管制官から指示がある場合やパイロットがリクエストする場合があるようです。東京-大阪ですとやや早めの名古屋市上空を過ぎた辺りや、伊豆大島の手前辺りかもしれません。空域管制はレーダースクリーン上はパズルのように仕切られていて境目を通過するたびに周波数を変えて引き継ぐようです。管制官の指示で周波数を変えて便名と飛行高度を報告します。アプローチ空港管制へは13000ft位までの降下指示とともに引き継ぐようです。エンジンの音が急に静かになり機首を下げて降下するので注意しているとわかります。アプローチ空港管制官が飛行方位と降下高度を指示してきます。高度が下がるごとにジェット機の場合で250kt、200ktの速度制限があるようです。プロペラ機はジェット機-50ktのようです。空港の手前20kmくらいでタワーに引き継がれ管制官の指示で着陸します。滑走路まであと2、3分という所までにはタワーの管制官から最終の着陸許可をもらいます。飛行機のアンテナは高いのでVHFでも200KM、300kmは届くようです。一端離陸したならフライトプランの変更は無線しかありません。会社と無線でやり取りし管制官にリクエストするようです。しかし最近はデーター通信もできるようで一部のデーターを使ってレシーバーがあればACARSのようにPC上に飛行機の位置を表すことができます。
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- hiroki0527
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%BA%A4%E9%80%9A%E7%AE%A1%E5%88%B6 1) 基本的には「札幌」「東京」「福岡」「那覇」の管制部が管制しますが、空港周辺になると空港管制塔が管制します。なお、地方空港は管制が気象情報や交通情報等の情報提供だけしか行っておらず離着陸はパイロット任せという空港や別場所の空港が統制する空港もあります。 又、米軍が管制している空港(三沢)や自衛隊が管制している空港もいくつかあります。 自衛隊管制で有名なのは札幌新千歳空港です。 東京航空管制部は「東京」と言いながら実際は埼玉県所沢市航空公園にあります。 3)空域(セクター)毎に管制官が違っており、次の空域に入る度にバトンタッチされていきます。情報伝達手段は結構手作業で、フライトプランが入った板?を次の管制官に渡していくのだとか? 7)管制ですね。予め到着予定時刻と予備燃料量等は管制にフライトプランという形で出されています。 なんの連絡も無い場合は管制が動き出します。 なお、高度3000M以上は航空路レーダーで監視されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85 なお、カンパニーラジオ(社内無線)と管制無線の2つを積んでおり、基本的には日本国内だとどこでも通信できると思います。 国際線は国内線と違う周波帯の無線を使い、要所要所の位置通報点通過の際に飛行機が管制に通過連絡するのだとか。 8)管制官に非常宣言をして置くと最優先で空港着陸許可を与えてくれるそうです。燃料切れ等の場合ですね。意外と多いんだとか。 基本的には英語が世界共通の管制用語だそうですが、非常宣言の際に「日本語使用」を宣言して日本語で通話のやり取りをしている場合もあります。日航機墜落事故の際も日本語使用を管制が許可しています。
お礼
日航機事故の方も含め、大変読みごたえがありました。 混んでる空港は、着陸機の誘導かなり大変そうなんですね。 ありがとうございます。
お礼
詳しくありがとうございます。