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岩田康誠騎手の騎乗技術

岩田騎手は、一般のひとへの知名度では武豊騎手にかなわなくっても、技量の面では武騎手に、勝るとも劣らずだと思います。この前の JBCクラシック(交流G1。11月3日、川崎競馬場)では、5番人気の タイムパラドックス で、武騎手騎乗で圧倒的 1番人気だった シーキングザダイヤ を負かし、優勝しました。 さて、質問ですが、岩田騎手は、どのように上手いのでしょうか? また、欠点があるとしたらどのようなことなのでしょうか。  

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回答No.1

武豊騎手は、ゲートを出てからの戦略力が他の騎手と比べて抜けているといわれます。 岩田騎手は、武豊騎手のような知的騎乗というようなタイプではなく、安藤騎手同様、努力の人です。岩田騎手が昔、他の騎手などが帰った後、下半身強化の為、コースをランニングしていたそうです。 岩田騎手は、初騎乗の馬でもパドックおよび返し馬の時点で、ある程度その馬がどうゆうタイプなのか分かるそうです。(但し頭で考えるのではなく、あくまでも自然体に) 私が一番凄いと思ったのは、最後の直線で馬郡に囲まれた時、わずかに開いた隙間を突く瞬間を見ようと思ったら、まばたきをしないことです。(やはり自然体で)というのは岩田騎手の天然ボケは有名な話です。なんといっても(皇后様って誰ですか?)とか平気で発言する人ですから。 小牧太の発言「アイツはまだ中央で遠慮してるし、周囲に気を使っている。自信を持って本来の力を出し始めたらエラいことになる」 田中学の発言「康誠は中央では70%の力しか出していません。あれが100%で行くようになったら大変なことになりますよ」

mota_miho
質問者

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回答ありがとうございます。 》「アイツはまだ中央で遠慮してるし、周囲に気を使っている。自信を持って本来の力を出し始めたらエラいことになる」 》「康誠は中央では70%の力しか出していません。あれが100%で行くようになったら大変なことになりますよ」 今日(11月18日)の京都競馬では、岩田騎手が大活躍でした。力を惜しまずに出してきた! のでしょうか。 計11レースに乗って、3勝。2着3回。3着2回。 一方、武騎手は、計8レースに乗って、2勝。2着1回。3着1回。 岩田騎手には、この調子で活躍していつか武騎手を追い抜いてほしいと思います。  

その他の回答 (2)

  • akira2082
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回答No.3

岩田騎手は道中では馬群を捌く事、直線では馬を追う事に長けています。 まずは「馬群を捌く」ですが、中央競馬は残念な事ではありますが年功序列や友人関係などが騎乗にも重視される事が多く 「他の馬を出し抜く」「展開を無視してでも」などという個人プレーが極端に少なく、道中はどんなレースでも淡々とした流れとなり、面白みが薄くなっています。 地方競馬はたとえ目の前にベテランジョッキー陣で構成された壁や馬群があろうとも、勝機がある限りは少しの隙間や思い切った逃げ戦法など、下のランクの騎手は様々な戦略を実行し、ベテランはそれを成立させないようにしたり、殺したりするなど下位・若手たちの文字通り壁となり、道中でも白熱する流れが見受けられます。 また競馬場のコースも中央よりか小さい為に、カーブがきつく 必然的にゴチャつく馬群も捌きますし、時として制裁ギリギリのプレーもしてきました。 岩田騎手は、このような状況下で揉まれて成長しトップジョッキーになっていたのですから、激しい流れになった場合やインを突く奇襲戦法などは得意なのです。 一方の武豊騎手は、デビュー期こそまだ荒々しいベテランが居たものの、数年で厳しいレースをする先輩たちが引退していった為に、中央競馬のレースは「馬群を捌く」から「ペースを読んで直線で持ち味を生かす」時代を生きてきた為、彼は正確な体内時計でペースの高低を読み、それに応じた位置取りをし、直線では逃げ馬なら二の足を使い、追い込みならしっかりと届くように道中では休ませながら走り、直線で能力を爆発させます。 ゆったりとした広い中央のコースながらも、抜群のセンスと努力で地方の騎手にも負けない馬群捌きの能力も持っています。 道中でのレース運びは上記のように 岩田・前を捌いて活路を見出す 武・流れに乗って直線での爆発力へと繋げる という感じで分かれています。 この場合で言うと、同能力の馬を2頭揃えたとしたら どうしても馬を動かしている岩田騎手の馬は 直線で体力が武騎手の馬より末脚が劣ってしまうでしょう。 そこで岩田騎手が身に着けたのが「馬を追う能力」 バテた馬でも剛腕で追い、余力のない馬でももう一度グイっとのばしてしまうのです。 これは地方騎手であれば、大抵は道中の厳しさ故に身に着けていますが 岩田騎手はこの点でもトップクラスに入るのではないかと思われます。 一方の武騎手は、剛腕さはありません。むしろたまに「溜め殺し」と言われる「直線まで末脚を溜めながらも、爆発させずに終わる」という事がたまに見受けられます。 ではなぜ岩田騎手が武豊を抜けないか?という事ですが 中央競馬は騎手だけではなく、全体が封建的社会へとなっていて 他から来た存在は「よそ者」として扱われてしまいます。 これは全体を塀で囲まれた競馬関係者しか居ない、社会から隔絶された「トレセン」という機能にも問題があると思われます。 他の騎手と調教師との信頼関係は、岩田騎手が来る前からある訳ですからそこに割って入らなければならず、また騎乗馬を集め・調整してくれる「エージェント」と呼ばれる人も、すでに上位ジョッキーに付いています。 またそれまで厳しいコースで戦ってきたとは言え、中央のコースに慣れるまでは時間も掛かったでしょう。 全ての事は既に居るジョッキーの後手、信頼関係などは一朝一夕では築けるものではありませんから、どうしても騎乗数も違ってきますし、慣れや道中での他の騎手と連携が取れないが故に自分だけがちぐはぐなレースをしてしまったりして、勝てたレースも逃してしまうのです。 要するに岩田騎手が武騎手を抜けないのは ・全ては彼の経験した後を歩むから(ここだけは努力で差は大きく縮められると思われる) ・騎手との道中での連携・流れに乗る事 ・いい馬はまず武騎手に流れてしまうから などが足らず、抜けないのだと思われます。

mota_miho
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 》彼(武騎手)は正確な体内時計でペースの高低を読み、それに応じた位置取りをし、 これで思い出したのですが、武騎手がレース後の談話(追い込みを決めて大きなレースに勝った後の)かなにかで、 (最後尾を追走しているとき)、「先行集団で、どんな馬が、どのようなペースでレースを引っ張っていっているのか分らなかったが(つまり、武騎手は最後尾なので)、自分のペースで行った」 とか話していて、彼のすごさを垣間見た気になったことがありました(少々記憶曖昧。10年以上前の話です)。 》武騎手は、剛腕さはありません。むしろたまに「溜め殺し」と言われる「直線まで末脚を溜めながらも、爆発させずに終わる」という事がたまに見受けられます。 古い話ですが、1994年の凱旋門賞がそうだったようですね。武豊騎手はホワイトマズルに乗せてもらったのですが、後方からの競馬で追い込み届かず6着。武騎手が仕掛けをワンテンポ早くしていたら、勝っていたとか。 うーむ。お礼というより、競馬談義のようになってしまった。ご容赦を。  

noname#32136
noname#32136
回答No.2

やはり追う技術でしょうかね。確かに、すばらしい騎手であるとは思いますが、やはり、内田博幸や武豊には劣ると思います。人気のない馬を上位に持ってくる力はピカイチでしょうね。ただ、武豊に比べ華がないような気がします。

mota_miho
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 内田騎手も名騎手ですね。地方競馬関係の方には申し訳ないですが、内田騎手にも中央へ移籍してもらえば、リーディング争いが益々おもしろくなってきそうです。  

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