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白い巨塔の法律事務所
- 白い巨塔で上川さんが演じる原告側の弁護士事務所は、上川さんひとりしか弁護士がいません。
- 弁護士事務所を開くのに、弁護士が最低ひとりいれば大丈夫なのか疑問です。
- 代理人席に弁護士じゃない人が座って尋問することはできるのでしょうか?
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No.1です。お礼のコメント頂き恐縮です。 当方、中年の域に入ってから法律を独習している者で、詳しくはないのですが、お尋ねの件については、民事訴訟法54条1項で次のように規定されています。 「法令により裁判上の行為をすることができる代理人のほか、弁護士でなければ訴訟代理人となることができない。ただし、簡易裁判所においては、その許可を得て、弁護士でない者を訴訟代理人とすることができる。」 若干説明します。 まず、前段の「法令により裁判上の行為をすることができる代理人」というのは、会社の支配人や船舶管理人、船長など、特定の職域で広い権限と地位を与えられている者に限定されています。 それに続く条文のように、訴訟代理人は原則として弁護士でなければなりません。 ただし、その例外として、簡易裁判所では、弁護士以外の者が代理人になれる場合もあるということです。しかし、簡易裁判所での民事裁判は、少額訴訟のような簡単な事案だけなので、そこからストーリー性を求めるのは難しいでしょう。
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- morimaru47
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弁護士が1人の事務所は一般的です。個人名の法律事務所は、そういう場合が多いです。 当然、事務員は何人かいますが、白い巨塔では、事務所を閉じる直前の状況だったので、事務員を解雇したという設定だったのでしょう。 民事裁判の場合は、本人訴訟が可能なことが多いですけど、煩瑣なので通常はプロに頼むのです。 刑事裁判の場合は、特別弁護人という制度があります。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。ひとりでやってらっしゃる事務所も結構一般的なのですね。恥ずかしながらちょっと戯曲を書いておりまして、白い巨塔 と同じくできるだけ極限状況から最強弁護士に勝つ!みたいにしたくて、キャラ的な不可能状況ならいいのですが、制度的にできなかったら話が安っぽくなると思いまして、質問させていただきました。すみません。もし可能ならもう少し聞きたいのですが、民事裁判で、本人ではないけど弁護士でもなく、単に法律に詳しい人を代理人とすることはできますでしょうか。
お礼
再び丁寧にありがとうございます。法律の条文をあげて説明できるなんて、十分詳しいと思います。簡易裁判ならできるのですね。簡易裁判所の部屋の雰囲気がよく分からないのですが、例えば慰謝料請求額60万円以下のセクハラ裁判なら単なる法律に詳しい人が代理人になることできますでしょうか。(すみません。また勝手に質問してます)。簡易裁判所の部屋の雰囲気が写ってる写真何処かに落ちてないかな~(と言って誰かが教えてくれるのを期待) 余談ですが、昨日、傍聴してきました。医療訴訟もやってました。ドラマみたいに「異議あり!」なんて滅多に言わないですね。ラッキーといってはなんですが、代理人なしで本人がやっている裁判も見れました。現実的には圧倒的に不利な印象でした。