「海外に行く」というのは短期で出掛けるという意味だと思います。こういう場合、一般にはトラベラーズチェックの購入が選択肢の一つにあると思いますが、いくら持っていくべきかが分からず、多めに換えてしまい、結局余らすために要らない買い物をするなど、そういうことも考慮すると意外に無駄が出てしまいます。
そこで私のお薦めはクレジットカードの活用です。ご存じのように日本よりも遙かにカードが普及していますので、少額でもとにかくカードで買うようにします。また、ATMでクレジットカードでキャッシングもできますので、必要最小限の現金をいつでも手元に確保できます。もちろん年20%程度の金利を取られますが、実際にはカード決済までの1ヶ月間くらいの金利ですから2%ちょっと。すなわち1万円分おろしたとすると200円強の利息ですみます。個人的には、色々なリスク(お金をなくす、盗まれる、ドルに替えすぎるなど)を考えると、充分許容できるお得な手数料と思います。
注意点は、カードは少なくとも2種類(出来ればVISAとMaster)を持つこと、暗証番号を忘れないこと、目的地に着いたらATMの場所を確認すること(それが24時間かも)でしょうか。なお、日本出発時にタクシー代くらいの現金ドルは持ち合わせるべきですので、それは空港で求められてはどうでしょうか(あまり目くじらを立てるほどの大きな差にはなりません)。
実はこの経験、オーストラリア出張の機会に覚えました。オーストラリアドルは、TTSとTTBの差が大きいので、さらにメリット大です。
お礼
ありがとうございます。大黒屋のことははじめてです。勉強になりました。