この年齢で袴というのは珍しいですね。
おそらく、「セット」なので、ミシンで縫製されていると思われます。
お子さんの袴は、行灯袴(アンドンバカマ)といわれて、
いわゆる、ヒダのある、ロングスカート状態のものです。
ウエストのヒモの部分を解いて、スカート部分の長さを内側に折り返して
、もう一度紐を付け直すことで短くするのはおそらく
ママが多少、心得があるなら、簡単にできることです。
折り返しがあまって長くなって、
裏から、見えてもたいした問題ではないです。
表からはわかりません。
昔から、男の子の袴は馬乗り袴(いわゆるキュロットのようなつくりデス)
で作っても、すそが磨り減って傷む分を切って捨てるのと成長に合わせて長くするために、ウエスト部分に
長い折り返しをあらかじめとっておいて、徐々におろして長く着用させていました。
着物は、袴から出るようなら、腰上げと言って
着物を上下半分に長さを折ったところを山にしてつまみます。
短くする寸法の半分(半分を折り返しになるので倍になる)で、グシグシ
と、表に出る部分はちょっとの針目。
裏は、3-4cmぐらいの縫い目で縫いとめるのを「腰アゲ」といいます。
上前になる、襟先の部分だけ見えるところをそろえて、
縦の縫い目のところで上下同じようになるように、適当にひだをとってもかまいません。
下前になる、部分の襟先は、すごい段差ができますが、これは無視しても大丈夫デス。
自分でやっても、簡単ですが、お店に頼んでもできるでしょう。
長くするのは元の生地が織り込んでないと難しいですが、
短く細工するのは簡単です。
頼む場合には、切ってしまわずに、折り込んでとっておいてもらうようにすると、まだ2-3年はきられそうですね。
ちなみに、私は、50をすぎた働くおばちゃんで、和裁が趣味です。
娘の七五三の着物は、私の友禅を焼きなおして着せました。
アンティークな感じが流行でしたので、節約できて助かりました。
かわいくきれいなお嬢さんが楽しみで、うれしいですねママ。
おめでとうございます。
お嬢さんもこれをきっかけにして、着物が好きになってくれると素敵ですね。
袴だと、着付けも楽だし、ご本人も楽でしょう。
お礼
大変詳しくご説明していただきありがとうございました。 やはり呉服店で購入する際,プロに依頼してみます。 近年,袴スタイルが神社でのお参りの際に流行っているみたいです。 これならば,お正月などにも自分で着付けできそうかな?と思ったので選びました。 本当に参考になりました。ありがとうございます。