私も便秘症なのでお苦しみよく分ります。
ひと晩我慢できるぐらいでしたら、私の場合はコーラックを飲みます。最初のうちは2粒飲んでいましたが、私は1粒で十分なようで翌朝は恥ずかしいほど出ますが、量は人によって違うと思いますので説明書を読んで調整してください。
ただコーラックを飲んで出した場合は、一度出たあとでまた少ししてから突然お腹に残った腸液みたいなのがググーッと出たくなりますから、出勤や通学などがあったらご注意ください。
お急ぎでしたら浣腸も楽になります。ただ、イチジク浣腸のようなものでしたらひとつでは足りません。たいがいパッケージの中には2個入っていますが、少なくとも2個ぐらいは一度に使います。
慣れてきたら一度に4個ぐらい使うこともありますが、毎日毎日といった使い方でないかぎりそんなにクセになるというほどのこともありません。
腸の中に液を入れたら出来るだけお尻を高くするか横になって液が腸の奥まで染み透るのを待ちます。お尻を高くするといいましても、立ったまま腰を曲げてお尻を突き出し頭を下げただけの姿勢では液はなかなか奥まで行きません。
一番いいのはお尻の下に枕のようなものを挟んで上向きに横になり、脚を上にするといった姿勢です。変なはなしですが、私などは誰もいない時にトイレの前の廊下でこんな姿勢をとることもあります。
そして最低でも5分ぐらいは我慢しなくてはなりません。入れてすぐ出してしまうとかえって苦しくなってしまうこともありますから、もうどうしても我慢出来なくなってから出すという感じで、漏れそうになったらティッシュでしっかりお尻を押さえてでも。
病院でも浣腸はしてもらえます。処置室なんかに連れて行かれてベッドに寝かされ、高いところに吊ったイルリガートルというガラス瓶に入った浣腸液をゴム管を通じて腸に流し込まれます。かなりの量ですが、ここでも5分ぐらいは我慢させられます。ちょっと恥ずかしいけれど、さすがに効果テキメンです。
激しい便秘はストレスや運動不足、睡眠不足、不規則な生活やおトイレタイムなどから腸の動きが悪くなっていることで始まります。
便がだんだん貯まって次第に硬くなることでて出し難くなり、そこからガスが出てお腹を圧迫することや、それがもとでお肌が荒れたり吹き出物が出たりといったことも起こりますから、普段から繊維質の多いものを頂くとか、冷たいミルクを飲むとか、運動不足にならないようにするとか、お腹をやさしくさするとか、普段から気をつけなくてはいけません。