一番はバブル時の不良債権の処理がほとんど終わって、
駄目企業が淘汰され、護送船団方式から
純粋な競争が出来るような環境になったからだと思います。
(功罪ありますが)
そのため大手都市銀行だけで2005年度の純利益が3兆円以上の大黒字でした。
しかしそれは銀行の努力より、国の政策によるものが大きいです。
バブル崩壊を招いたのも、銀行の乱脈融資が大きな要因なのですから、
儲けを社会投資に少しは還元してもらいたいものです。
それからマスコミなどは、日本はもう駄目だという論調で
煽ってきましたが、ところがどっこい結構経済力、技術力など元々の国力が強く
元来の力が戻ってきたということではないでしょうか?
(まあもっとも実感として1975~1980年前後の経済力程度だと思いますが。
これでも実はものすごいのですよ。世界を相対的に見れば。
あと為替の価値は、当時の2倍ですが。)
これからみなが控えるべきは、過信、あきらめ、バブルへの憧れだと思います。
ほどほどの経済(経済成長率プラスマイナス0%くらい)でいいと自覚していれば。
先進国であるにもかかわらず経済成長を続けるということは、
(アメリカ以外は先進国はみな何十年も前から横ばいです。
人件費が高くなった国は経済成長がストップします。)
結局もっともっと安い賃金で労働者をこき使うという
選択肢しかないわけですから。
そうなるとアメリカのようになってしまいます。
(ヒスパニックの不法移民を月3万円!でこき使うような社会)