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最近のRPGの傾向について教えてください
先日部屋を掃除していて、10年前のPRGゲーム(TV)の攻略本が出てきました。思わず隅々まで読んでしまい、当時の冒険を懐かしみました。日常の些事に追われる今は、さすがに100時間近くもゲームに費やす時間もなく、現役を退いております。 このようにゲームから遠ざかって久しい私ですが、最近のPRGゲームはどうなっているのだろう?と単純に好奇心から質問することにしました。ゲーム機種は問いませんが、オンラインゲームは除外してください。 1.現在も構図は「主人公がラストボスの野望を阻む」が主流ですか? それ以外の目新しい展開はあれば教えてください。 できればボスを倒すという概念はないRPGの登場を 期待しています。しかしそれはすでにシュミレーション? 2.最近のラストボスの目的は何ですか? 万能感を求めて世界征服をもくろむか、 大きなトラウマによって世界破壊に走るか、 私はこの2パターンしか体験したことがありません。 それ以外の目的を知っていれば教えてください。 3.変り種RPGの世界観があれば教えてください。 私は剣と魔法の世界(西洋の中世風)、スペースオペラ を体験しました。それ以外の世界観があれば教えてください。 あ、「女神転生」のような変り種もありましたね・・・。 きっと現在進行形でゲームを楽しんでいる方もいると思いますので、ネタバレをして差し支えそうであれば、ゲーム名を出さずに概略を教えてくださると助かります。よろしくお願いします。
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変り種の女神転生系列マニアです。 その中でも、10年以内に発売されたもので、質問の意図に沿ってると思われる物だけをピック アップします。 【ゲームタイトル、ネタばれが激しいため割愛。】 1.途中までは、ラスボスの存在にすら気づいてなく、主人公の探偵事務所に 依頼をしてきた依頼主が消えてしまって、探していた・・・そのうちラスボスの野望を 阻止しないといけなくなってしまった。 2.ネタばれ。ラスボスの野望は未来から過去へやってきて、過去の時点で歴史を変えること によって未来の世界を浄化する事にあるようです。そのため、過去の世界(主人公の居る世界) で、大量殺戮を目論んでいるらしい。 3.関東大震災が発生せず、大正天皇が存命の大正20年の日本(帝都東京)。我々の歴史とは どこかで狂いが生じたパラレルワールド。 ペルソナ2罪、罰 1.主人公がラスボスの野望を阻止すると言うよりは、ラスボスが主人公にちょっかい出して きたから、火の粉を振り払うと言った感じが強い。 2.主人公の過去の罪を穿り返して嘲り笑う事。その過程で、世界が崩壊しつつありますが。 3.1999年の日本(架空の都市) 【軽くネタばれなので割愛】 1.主人公の最初の目的は、降りかかる火の粉を払い続ける事。ラストの方で突然ラスボスが 来襲する事になるので、最終的にはラスボスの野望を阻む系です。と、言うか敵方の行動原理 (何故その様な事をするのか等のストーリー性)がイマイチはっきりしていません。 2.ネタばれ。ラスボスの目的は全人類の死滅ですが、人格を持ちませんので、トラウマだと かじゃなくって。 3.2010年(?)の日本(架空の都市)。ですが、物語の半分は異界。 RPGではなく、ストーリー付きアクション等でもOKなんであれば、 抜け忍を始末する、始末屋の話だとか色々あるんですがー。
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- usapy07
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>やはり人道的であってほしい、または人道とは何かを問いかけて欲しい 色々思うところがあるのでもう少し。 くもの巣にかかった綺麗な蝶々。 この蝶を助けてあげて自己満足にひたる人間。 だけどこんな事を続けていたらクモは飢えて死んでしまうでしょう。 飢え死にしそうになってる鹿。エサを与えて自己満足にひたる人間。 エサを与えつづけて鹿が大量発生。地元の農家が悲鳴を上げて 害獣指定。地元の猟友会が大活躍。 飢え死にしそうになってる野鳥。エサを与えて自己満足にひたる人間。 エサを与えつづけて野鳥が大量発生。生態系が狂って 他の動物が絶滅。 飢え死にしそうになってる鳩。エサを与えて自己満足にひたる人間。 エサを与えつづけて鳩が大量発生。フン公害や、 今まで無かった病気が大発生。 人間が「人道的」と思ってやる事にはろくな事が無い。 という例が多いです。
お礼
ちょっと横に逸れぎみなお答えですが、 それでもご意見ありがとうございました。 4のお礼でも書いたのですが、確かに何をもって人道的 というのか難しいと思っています。 全体観からすると、人の道にロクなことがないという シニカルなご意見、私も感じることもあります。 それについて、ゲームが考えるきっかけになれば、 それはすばらしいかなというのが楽観的ですが私の感想です。 最善とは「その時点で、過去の経緯を踏まえ、未来にわたって想定できる受益対象(人以外も含む)の利益と不利益の一番いいバランスの決定」なのではないか、自分以外の受益対象の存在を知るということが、世界をよく知るということにつながるのかなーなんて思っています。 私も横ぎみですが、「動物にとって社会とはなにか」(日高敏隆)を読むと、自然による利害(利と害という概念も人間的な視点ですが)調整の美しさに畏怖の念を感じざるを得ません。子供のような感想ですが、神さまがいるんだな…と思いました。 ついでに、もしRPGゲームを知っていたら、教えてください!
- usapy07
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#1です。 >それは主流のストーリーではないですよね…。 そうですね。相当特殊な選択をしないと その分岐ルートにはたどり着かないみたいです。 私がクリアした事があるのは「光の軍勢」と「帝国軍」 のルートだけです。 >やはり人道的であってほしい、または人道とは何かを問いかけて欲しい #1に張った過去の質問でも答えていますが、 ------ 小国同士がいざこざを起こしながらも 大きな戦争は無く平和な時代に、 戦争の無い世界を目指す帝国軍が その強大な力を持って全ての国を支配下に治め、 国家統一をしようと大きな戦乱が巻き起こるというもの。 光の軍勢は、小国同士がいざこざを起こしながらも 大きな戦争は無く平和な時代というのを維持しようと働き、 帝国軍は戦争の無い平和な統一国家を目指し、 闇の軍勢は人間に虐げられた動物達を解放して 自然を取り戻すために人間に制裁を下す。 3つの軍勢全てにそれぞれの正義が存在し、 主人公は悩みそして決断する。 ------- 過去の歴史を振り返ってみても小国同士のいざこざを 治め、天下統一を果たした日本の武将がいましたが、 現代の世界情勢に置き換えても、共和国みたいな、 小国が寄り合わさっている国は内乱が絶えませんが、 中央集権国家においては滅多に内乱などは発生しないので 何をもって人道的と言うかは難しい問題ですね。
お礼
補足ありがとうございます。 リンク先の記事も読ませていただきました。 そうですね。人道って言葉が示すもの、難しいですね。 だからこそ、考え続けていきたいものです。 ゲームが考えるきっかけを与えてくれるなら、 すばらしいことだと思います。 私はそのきっかけをつかむのは、 今はもっぱら時事ニュースになってしまいました。
- MRT1452
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自分自身はRPGはしなくなり、アクションやアクションRPG系統に移ってしまいましたが。 基本的な構成は、昔とはあまり変わっていないと思います。 ただ、その内容自体は、かなりヒネクレた内容のものが多くなってきたと思います。 FF7以降、その傾向が強い気がしますね。 例えば、FFシリーズの場合は人の心に焦点をあてた感じ。テイルズシリーズの場合は、舞台となる世界の常識の裏に焦点を当てた感じ。 で、主人公側、敵対側のどちらの言い分が正しいのか曖昧であるという作品も多いかなと。 昔のような絶対悪的な存在が無いのが特徴といえるのではないでしょうか。 結局は主人公がボスの野望を阻止するという形態には変わりないかなと。 余談ですが。 現在は、自分のウデ次第では想定の強さ以下の状態でクリアできるので アクション系統に移ってしまいましたね。 育成が必要な場合でも、RPGのように1レベル上げるのに何時間も費やすなんてことも無いですし。 自分も時間が取れなくなるにつれ、LV上げ等が煩わしくなって離れたクチですね。 あとは音楽ゲーム等も数分~十数分程度でもお手軽に楽しめるのでプレイしてますね。 MMORPGにも参加してますが、こちらは他のユーザとワイワイやってプレイするっていう感じだし、終わりという概念が無い分、余裕を持ってのんびりとプレイできますね。
お礼
RPGの動向をまとめてくださってありがとうございました。 > FF7以降、その傾向が強い気がしますね。 そうでしたか。クラウドの倒錯したビジョンに付き合わされた当時、 筋として面白い、RPGはここまできたか!と思うと同時に、 こんなのごっこゲーム(RPG)じゃないや、入り込む余地なし、 彼にはなれない!と強烈に思った覚えがあります。 それでも当時のビジュアルはカクカクポリゴンで、まだまだ 想像力の入り込む余地はあったのですが。それ以降は…さみしい限りです。 > 昔のような絶対悪的な存在が無いのが特徴といえるのではないでしょうか。 そういった余韻を残す作品は、考えるきっかけにもなりますし、 味わいとして楽しめそうですね。 反面、エンターテイメントとしてのカタルシス「うあー、やったぜ!」というのは、 あまりないのではないかと想像します。 実際、自分も「ドラクエIII」の最後「そして伝説へ」の音楽がかかって以来 RPGでのカタルシスなんてないかなあ…(それにしても古い記憶) > 結局は主人公がボスの野望を阻止するという形態には変わりないかなと。 主流はこうなのですね。 商業的事情から主流=売れ筋を外せないのは十分にわかります。 ですが、ボスの野望を阻止以外にカタルシスが得られるストーリーがあって、 商業的にもいい線いったというのであれば、 RPGはこの10年で進化したなあとしみじみ言えるのですけれど。 もう10年待ってみますか! > 余談ですが。 ええ、私もRPG現役を離れたとはいえ、アクションRPGは 年に1回ほど(お正月休み耐久戦)。 大体「ゼルダ」シリーズにお世話になっています。
補足
RPGと何気なく表現しましたが、 「役割を演じるゲーム」と言葉のとおりに捉えると、 あのアクションゲームの不朽の名作「スーパーマリオブラザーズ」 だって、ゲーム中は自分は「ひげおやじ」になっているわけで。 というわけで、改めてここでのRPGを定義させ直させていただくと、 主人公が成長する(パワーアップ)過程が可視的にわかり、 その状態を保存して、本のように続きを楽しむことができ、 主人公の成長と絡めたストーリーを楽しむことができるTVゲーム とします。 質問にも書きましたが、 オンラインRPG(MMORPG)は今回は外させてください。
- usapy07
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ゲーム側で決められた一本道をただ進むだけのRGP、 私も大嫌いです。 最近ではパソコン用ですが、無料のオンラインRPG というのが多種存在しています。 各プレイヤーには何の役割も与えられておらず、 他の人とチャットするためだけにゲームにログインしてる人や、 商売してお金儲けするのが目的でログインしてる人、 普通に強くなってボス狩りするのを楽しむ人、 実に様々な形態で自分流にゲームを楽しんでいます。 無料のオンラインゲームであれば1日30分しかログインできなくても、 1ヶ月に1回しかログインできなくても、 「お金払ってるんだから、いっぱいやらなくちゃ勿体無い」 というような変な強迫観念に迫られる事が無いので 気分転換程度に手軽にRPGを楽しめます。 3Dタイプのオンラインゲームでは 高いパソコンのスペックが要求されますが、 ノートパソコン程度でも遊べるオンラインRPGもあるので 一度試してみてはいかがでしょうか? 基本無料ゲーム ネットゲーナビ http://www.initial-g.com/cgi-bin/ps/ps_search.cgi?act=mark7&metasearch=&word=&cond=&line=100&indi=0 基本料無料:ONLINEGAMER http://www.onlinegamer.jp/game/f/1/ ノートパソコンでも出来そうな無料ゲームはこんなのあります。 M2 《神甲演義》 http://www.m2online.jp/ オンラインRPG みみとしっぽの大冒険【トリックスター+】 http://www.trickster.jp/trickster/index.html 無料オンラインゲーム テイルズウィーバー http://www.talesweaver.jp/ -------- 全然最近のゲームではありませんが、 私が一番好きなRPGは、こちらの質問の#8で回答している 「セガサターン版ラングリッサー2」というゲームです。 あなたが一番好きなRPG http://tusinbo.okwave.jp/kotaeru.php3?q=2413493 ゲームを進めていくといくつかの選択肢があり、 その選択肢によってストーリーが分岐していく というタイプのRPGで、選ぶ選択肢によっては 今まで共に戦ってきた仲間を裏切り、己の欲望のためだけに 全てを滅ぼすと言う、いわば自分がラスボスになった気分を味わえます。
お礼
いろいろなRPGゲームのご紹介ありがとうございした。 オンラインという新しい形態によって、PPGの楽しみ方は多様化していますが、 1人用のソフトの場合だと、昔からさほど変わっていないようですね。 ラングリッサー、懐かしい! 友人がやっていました。 濃いキャラクターの絵のヤツですね。 自分が世界の破壊者になる選択肢があるというのは驚きです。 で、で、でも、それは主流のストーリーではないですよね…。(そうだとしたらコワイ。) 私は、自分が虐殺者になるという暗い選択肢があった、 マルチルートの「タクティクス・オウガ」が忘れられません。 こちらも古くてスイマセン。 変り種RPGを期待しているとはいえ、 やはり人道的であってほしい、または人道とは何かを問いかけて欲しい と願うのは自分も人の子ということでしょうかね。
補足
質問ではオンラインゲームを除くと書かせていただきましたが、 RPGと言えば避けては通れない形態になっているようですね。 私の友人もFF11に1000時間以上費やすツワモノや、 女キャラでユーザーの男の子たちを誘惑する男性(ネカマ)や、 オンラインゲーム世界の散策に土日のミニ行楽のように楽しむ同僚 など、いろんな楽しみ方をしている人を見ました。 昔からゲームをやりながら葛藤していたのは、 RPGで主人公になりきっても所詮導かれる方向が同じならば、 本や映画のほうがコストパフォーマンスがいいのではないかということです。 結局、ゲームに特化した面白さを見出すなら、ストーリーに付いてくる 戦闘や会話などの操作感を伴うゲーム(遊戯)性だと思うのですが、 私の体験したPRGだとどうしてもゲーム性は戦闘に偏り、 そのマンネリ化した遊戯に100時間も付き合えないというのが 大人になってしまった今の自分の実情です…。昔はあんなに楽しかったのに。
お礼
3つもご紹介ありがとうございました! 1番目、ターミネータ風ボス。 未来の世界の浄化という大義名分が、ボス個人の目的と合致したタイプで、 広義で取らしていただくなら、個人の万能感を満たすための世界征服かな とも思いました。レトロフューチャーもいいですね。「帝都大戦」に倣って風水を扱う? 2番目、個人の恨み節ラストボス。 これをやってしまうと2時間で纏め上げる火曜サスペンス劇場のように ストーリーがこじんまりまとまってしまう恐れがあるから、 製作者はこのリスクはとらないだろうと思っていましたが、 シリーズ化で回避! これは有りですネ。 シリーズモノの推理小説のように繋げて頑張って欲しいものです。 3番目、幼児系(神系)ラストボス。 それ、やはりありましたか! 意味もなく、理由もなく殺戮。 例えば楽しいとか、好奇心とか、成熟した人間にはありえない思考をするボスですネ。 神の領域の存在であるために、人間の思考を超越し、理解できないのは当然といったスタンス。 そういった不条理に翻弄される主人公を描くは文学の十八番で、ゲームでは難しいかなと思っていました。 > 敵方の行動原理(何故その様な事をするのか等のストーリー性)がイマイチはっきりしていません。 そうなりますよね。やっぱり・・・