患者サイド経験者として、失礼してikapaguさんへの補足質問に関しても含めて詳細綴らさせて頂きました。
手術日の服装&術後のおトイレについて --------
術前点滴を打ち始める前に前打ち合わせの術着(当然ながら上半身は素肌に着用)に着替える。
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手術室に行く30分ぐらい前に肩に筋肉?注射を打たれる直前に最後のトイレに行った後、前張りを張ってT字帯をつけ点滴をつけている方の腕を肩からもろ肌脱いだ状態にする。
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ストレッチャーに乗って手術室に向かい手術室の大本の入り口で病室の看護婦さんに別れを告げ術場のストレッチーに乗り換えてから手術台に乗り換えることとなるはずですが・・・
そのさい、術場のストレッチャーに術着とT字帯は寝たままはだけ脱ぎ残して全裸(前張りオンリー)になって手術台に移動。
ただし、術着を脱ぐ前に首からしたは布で覆ってもらえます。その布の下で、看護婦さんの介護のもとの脱衣となります。そして、オペ台への移動中も・その後も、体を動かすたびに看護婦さんが処置部以外の胴体は常に隠すべく布をずらして覆ってくれますので安心して下さい。(でも、腋の下のお手入れお忘れなく!)
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手術台に乗ったら、点滴していない腕には血圧計がつけられ心電図もセットされ患部の消毒が完了したら麻酔タイム・・・あとは、下半身の自覚記憶は皆無となります。
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尚、術中の心身の不都合・要望は枕元で血圧・心電図等・状態管理している看護婦さんを頼るとよいです。(枕の調整でも何でもしてくれますし、表情見て何かを察知すれば直に声がけもしてくれるはずです。)
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術後は、エストレッチャーに移る際に脱いでいた術着とT字体をつけて(そのさいに、前張りは外してもらう方が下腹部にも麻酔が効いているので剥がれるさいの痛みがなくて済みます。看護婦さんが患者意思確認後、布の下で慣れた手検討で剥がしてくれるはずです。)その日は、そのままの服装で休むこととなる。
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当日は、麻酔の関係もあって上体を起こさない方がよいので(頭をあげると、後日頭病みの原因ともなります。)寝たままでトイレもベットの上。
全身麻酔の場合は尿道に管を入れての常時排泄ですが、下半身麻酔の場合は横になったまま便器での排泄となる。(関節鏡での膝の手術ならば、特別な事情がない限り下半身麻酔ですので・・・。)
ただ、麻酔が下腹部の麻酔が切れて感覚が戻る前に膀胱が張り過ぎるような場合には尿道に管を一時的に入れて排尿させてもらえます。
(何も飲んでなくても、点滴で水分摂取しているので尿は溜まってしまうわけです。)
ちなみに、患部に血抜きの管が入った場合はチューブ内への出血の完全停止の確認・許可が出るまではベット上での排泄となります。
でも、関節鏡による処理だけならば手術翌日には血は止まっている場合が大半だと思いますので・・・翌日から松葉杖で自分でトイレに行けるはずです。
尚、ベット上での排泄字には女性は股の間にティシュを挟んで伝わす感じで排泄するのが普通なので乾拭き後用に厚手のウエット(ベビー用のおしり拭きがお薦め)を用意しておくとよいです。
翌日以降、1人でトイレに行けるようになっても抜糸までオフロに入れないので清拭のさいの部分拭き用としても重宝します。
ちなみに、必ず手術前日に麻酔科の担当医と術場の看護士(女性とは限らない)の方が病室に説明にこられるはずなので・・・事前に心配なことや依頼ごとがあったら、そのさいに確認・お願いするとよいかも?
あと、前日の入浴前には膝の患部周辺の産毛を看護婦さんが剃りに来るはずです。
術前の肩の注射・補足 / 気分をリラックスさせる効果もあるるみたいです。ただし、圧を感じる痛~い注射です。痛いものと覚悟していると間違いないです。
あと、後々・痛みしこりが残りやすい注射ですので・・・打った直後に痛いぐらい力いっぱい・しかと揉んでおいてもらうとよいです。(看護婦さんも心得ておられるはずですが・・・足りないと思ったらリクエストされるとよいかも?プロの揉み方って別物なので自分でするより確実。)
腰椎麻酔・補足 / 横向いて丸まった状態で腰に打ちまが・・・
しかと膝を抱いて針をさされたさいにピクリって腰を反らせることないようにするのが肝心です。
上手い先生ですと、麻酔薬挿入中も圧を感じるだけで痛みはほとんどない感じです。
松葉杖について --------
手術前に杖の長さ合わせをするさいに、未経験方には使い方の指導・練習タイムがあるはずですので心配不要です。
尚、トイレや洗面のさいは大きなポケットのある上着をはおって必要なものはポッケに入れてしまうか・・・もしくは、身につけるかにすれば楽です。
(手に持とうと思うと、どうしても杖でガチャガチャしてしまいますので・・・)
でも、不便だったりすることは看護婦さんだけでなく同じ病室の方達や見舞い人の皆さんも自然とサポートしてくれるはず!
「手術したのだから少しぐらいは痛くて当たり前!多少は、不便でも当たり前!」、お膳の片付け等も両手松葉杖の間は無理せずに甘えてしまえばよいのです。
病室内の関係も、もちつもたれつ・・・手術前や退院前には、逆に術後の片をサポートしてあげましょう。
手術中について --------
ちなみに、私の膝は完治はない状態なのでオペは諸々で既に6回(うち関節鏡オンリーのオペは3回)しているのですが・・・。
手術中には、いつもクラシック音楽が流れていました。私は、出頭医の好みにおまかせでしたが・・・やはり、患者さん自らが楽曲リクエスト持ち込み依頼される場合もあるという話でした。
(ただし、当然・・・出頭医の仕事の邪魔になるような担当医師の好み外のものは厳禁。無難選曲で!)
ただ、何れにしても関節鏡のオペの場合はメインの治療処置時間は短いので手術時間の大半が術前(計測器セット・消毒・麻酔・他)・術後(縫合・患部消毒保護・他)処理と移動時間といった感じです。
緊張し過ぎて疲れて、逆に自然とウトウトしてしまったら目を閉じて何も考えずに一時・眠りに落ちるのもお薦め・・・。
逆に、予想外にリラックスでき好奇心の塊になれたならば・・・自分の膝の状態把握・理解の為にも、処置・合間で驚異の小宇宙の世界をモニターで見せてもらうのもお薦めです。
驚異の小宇宙・生中継・余談 / 血液を風圧で完全に飛ばした状態で見せてくれたので、膝内は予想外に奇麗な世界でした。痛んだ軟骨がクラゲのように舞ってみえて神秘的ですらありました。
リハビリについて --------
血抜きの管が抜けた日からにベット上で横になった状態での関節屈伸リハビリ(潤滑油を呼ぶ為にも肝心)・他リハビリ(膝の上の筋力キープがネック)もスタートするはずですが、でも半月板軟骨損傷のオペ後のリハビリは靭帯損傷などと違って楽です。
関節鏡でのオペならば、傷も小さいですし回復も早いので筋力低下も少ないでしょうし・・・そんなに心配はいらないはずです。
術後は、冷却装置で患部を冷やしてくれるはず(施設差ありかも?)ですが・・・装置が外れた後(orなかった場合)やリハビリしていて熱持って病む様だったら、アイスノンをもらって膝を冷やしてあげると楽になります。
スポーツ復帰について --------
単に半月板の損傷といっても、個人状況差はつきものです。
術後の経過・膝の屈伸の障害具合や筋力の問題等・リハビリの進行によっても時期はズレるでしょうし、スポーツ復帰に関しては経過観察しつつの決定となるはずです。
最後に! --------
普段なかなか読みだせない本とかをかかえて行っての読書三昧も可能です。めったにとれない休養タイムだと思って過ごすには、関節鏡オペの入院期間はジャストだと思います。
お礼
お礼が遅くなってスミマセン。こんなにも詳しく教えていただいてうれしいです。逆に、恐くなったりしましたが、わかっていた方が当日の心構えが違います。沢山の時間を使っていただいて、本当にありがとうございました。