こんにちは。
小さい頃から音楽は何でも好きでした。ただ,当時はクラシックにはあまり興味はなくて(授業の音楽鑑賞もほとんど覚えてなくて,自分で歌ったりリコーダー吹いてる方がずっと楽しかったです),TVの歌謡曲番組観て曲を覚えて,登下校中に歌ったりしてました(小学生の頃の話ですが・・・^^;)
中学に入り,吹奏楽部に入りトロンボーンをはじめました。顧問の先生が大変に熱心で,幸か不幸か,有無を言わさずその世界に引きずり込まれました(笑)
*なお,吹奏楽は,厳密にはクラシックとはちょっと違うんですが,ここで楽器の音の美しさ,合奏音楽のダイナミックさ・多彩さなどに目覚めました。たまにオーケストラの曲を吹奏楽に編曲したものを演奏したりして,「いい曲もあるんだな~」とも思っていました。
本格的にクラシックに目覚めたのは,高校生の時に生オーケストラを初体験した時だと思います。演目は,
☆小林研一郎指揮 チャイコフスキー 交響曲第5番
でした。吹奏楽とはまた違った巨大なスケールに感動しっぱなしだったのを覚えています。
今にして思えば,チャイコの5番は小林さんの十八番中の十八番ですから,いいめぐり合わせだったのでしょうね。
大学ではオーケストラに入りました。上の演奏が印象に残っていたのもありますが,直接には,入学式で演奏された
☆「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
がかっこよかったからです。
またまた幸か不幸か,これまた大変に熱心な,というか,マニアックな団体で,講義に出ずに一日中練習したり,CD持参で友人の家に集まって夜中(明け方)までマニア談義をしたり,著名な指揮者さんの元で演奏する機会に恵まれたりと,このあたりから本格的にのめり込みました。ちなみに,のめり込みすぎでちょっと余分に大学に通ったりも・・・(^^;
大学で演奏した中で最も印象に残っているのは,
☆マーラー 交響曲第2番「復活」
です。恥ずかしながら,自分で演奏して自分で感動して泣いてました。
なんとか社会復帰には成功しましたが,社会人になっても演奏は継続。
しかし,2年ほど前,事情があって中断せざるをえなくなってしまいました。
最後に演奏したのが,
☆チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
です。これも決して忘れられない曲ですね。
今はもっぱら鑑賞側です。
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すいません,思わず長々と語ってしまいました。
素敵なご質問,ありがとうございます。
このカテゴリにちょくちょく出没してますので,またお会いする事がありましたらよろしくお願いいたします。
お礼
かなりマニアックな関わり方をされてきましたね(^-^)・・・もうどっぷりですね。 幸か不幸かどちらなんでしょうか(笑) ご回答をいただいて、実際に演奏の経験もおありの方はまた聴きかたも違うのだろうか、という新たな疑問も浮かんでまいりました。 余分に大学に通われたというのもまた(親御さんには気の毒な話ですが)それだけ充実した時間をお過ごしだったということなのでしょう。 あげてくださった曲名は全く存じ上げないもので、上手くお礼ができませんで申し訳ありません。 でもきっと、聴いてみればどこかで聴き覚えのあるもののようにも思います。 今まで交響曲にはとくに馴染みがなかったのですが、最近ブルックナー交響曲第5番のCDを買いまして、よく聴いています。 こういう大きな曲(?)もいいなぁ・・・と思いました。 素敵なご回答ありがとうございました。 こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。