手作り石鹸

質問

手作りの石鹸を作ろうと思います。。。
使う油なのですが、食用のオリーブオイルなどを使ってもいいのでしょうか？？？
参考の本にはだめだと書いてありますが、
昔母親が作った手作り石鹸は廃油で作ってましたよね。
あれに比べれば食用でも全然良いのでは？と思うのですが。
ご存知の方、ご意見聞かせてください。

回答No.2

Yusura · ベストアンサー

もちろん、食用の油ならどれを使っても大丈夫です！

昔、廃油で作られていた・・・というのも、もとは食用の天ぷら油ですよね？
今でもそれで作られたキッチンソープなど見かけますが・・・
昔はその「廃油のリサイクル」という目的で手作り石けんが作られていたそうですね。
でも、今流行っている手作り石けんの流れは少し違います。
6年ほど前に、前田京子さんという方が書かれた「お風呂の愉しみ」という本が発信源です。
この方は「リサイクルやエコの観点から廃油を石けんに作り直す」というものではなくて、
「肌に良い石けんを、自分の愉しみのために作る」という感じの手作り石けんを広めました。
それの基本になったのが、「マルセイユ石けん」です。
ご存知の通り、72％がオリーブ油で作られた石けんです。
マルセイユ石けんはヨーロッパでも「上等な石けん」とされていた歴史が長いとかで（ルイ14世の時代から？）
長い間食用にもできるオリーブ油が使われていたはずです。
そういうわけで、「ソーパー」（石けんを作る人をこう呼びます）はスーパーや輸入食品のお店で、
食用に売られているオリーブ油をよく使います。
他の油と違って一リットル600～千円ぐらいで買えるので、値段的にも使いやすいです。
他にもアーモンド油、ココナッツ油、パーム油、マカダミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、アボカド油、シアバター、ラード、等々。
ひまし油のような、食用にはできないものも使います。
脂肪酸の構成をによって、どんな油をどのぐらいの配合で使うか・・・というのを、
考えるのがすごく楽しいんです！
廃油ではなくて、こういうまっさらな新しい油を使って、香りつけも高価なエッセンシャルオイルを入れたり、
何カ月もハーブなんかをつけこんで色や香り、効能を移した油をつかったり・・
もし手作り石けんを何回もされるのでした、きっと0616sasukeさんもはまりますよ～(*=v=*)。

油によって鹸化価が違いますので、それの計算は慎重に、丁寧になさって下さいね。
ついでに、「お風呂の愉しみ」の後、石けん手作りのために書かれてソーパーの間でバイブル的な存在になった（と思う）、
「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る」もよかったらご覧になってみてください。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4870314495/sr=1-2/qid=1156648421/ref=sr_1_2/503-1662352-6281511?ie=UTF8&s=books
タイトルの通り、材料のメインにオリーブ油が使われています。

ご参考にされた本に「オリーブ油はダメ」と書かれている本に興味があります。
市販の手作り石けんの本で、そんな本があるなんて知りませんでした・・・。
もしかしたらその方には、オリーブ油をつかった石けんはさっぱりしすぎるのかもしれませんね。
植物ですので、百万人の人が平気な材料がどうしても肌に合わないという方はいらっしゃいます。

えと、最後に、手作り石けんは苛性ソーダを扱いますので、
なんでもさわってしまう年齢の小さなお子さまがいらっしゃるのでしたら、私はお勧めしません。

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
おっしゃっていたように、今度食用のオリーブ油やその他の油を用いて石鹸を作ってみようと思います。
楽しみです！
本当に、わかりやすいご回答ありがとうございました。

回答No.1

meruru

一時期はまっていくつか作ったことがあります。私は食用のを使ってました。オリーブオイルだけではなく、私は他にココナッツ油とココアバターも混ぜていました。泡立ちを良くするのと溶け防止のためです。

スーパーなどで探してもたいていオリーブオイルしか見つからないし、他は高いのでこればっか使ってました。ココナッツ油とココアバターは買うとしたらネットになってしまいます。

ちなみにですが、香り付けが難しかったです。規定量入れても全然香りしないし、入れすぎると分離するのでそれ以上入れられないし。石けん難しいです。

お礼

香料についても解説していらしたのでとてもためになりました。
色々な香料を入れてたくさん石鹸を作りたいと思っていたのですが、なかなか難しいのですね。
でも、食用のでも良いということなので、今度ぜひ作ってみます。
楽しみです。。。
ご回答、ありがとうございました。