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複数の皮膚科で異なる処方や指示を受けたのですが・・・
以前にも同じ質問をさせて頂きました。その折にも有益な情報や「お大事に」という暖かいお言葉を頂きとても感謝しておりますが、新たなる疑問が生じました。それは、病院毎にかなりの違いがあるということです。確かに原因が特定できない疾患の場合、担当のお医者さんの経験や直感に頼る他なく、処方も統一的でないのは理解できますが、断定方法や日常生活で心掛けるべき指示内容が正反対だったりします。以下、その内容です。 A病院・・・血管拡張剤とヒズボット液を処方。頭皮については通常のシャンプーでもしっかり洗い流せば問題はないとのご指示。 B病院・・・ニゾラールクリームを処方。対常在真菌シャンプーとしてコラージュフルフルを推奨。真菌(カビ)が原因の場合、多少の日光浴も必要とのご指示。 C病院・・・リンデロンVGローションとロコイド軟膏を処方。顔面の落屑部分の皮膚をその場で鏡検した結果、真菌の存在は認めれず皮膚の脂分の過剰分泌が原因であるとのご判断。 D病院・・・ニゾラール軟膏とロコイド軟膏を処方。交互に試験的に使用するようご指示。シャンプーはコラージュフルフルを推奨。他の病院での鏡検結果を告げると、真菌の存在は採取した皮膚を染色し培養しない限り、その場で鏡検した程度で確認できる訳がないとのこと。また、日光浴は逆効果であるとのことでした。 以上がその判断内容の違いです。このようなドクターショッピングに陥るのは良くないことは承知しておりますが、患者としてはより改善できるお薬や治療法方を早く見つけたい思いで必死です。 どうかお医者様や専門家の方々、または同じような疾患と闘っているという経験をお持ちの方々のご意見を伺いたいと思います。宜しくお願い致します。
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お礼
hubbleさん、ご回答頂きありがとうございます。また、お礼が大変遅くなってしまって申し訳ありません。 はじめまして、hubbleさんも医療に携わる方でいらっしゃるようで、お時間を割いて頂いて感謝しております。 確かに、10年前に診断を下した青年医師に、わたしがもう少し誠実さを感じることができていたら、諦めずに定期的な通院などの努力もできたかも知れません。しかし、たとえ見た目で若い医師だったとはいえ、地元の皮膚科医療で定評のある病院まで行って(住んでいる町からいくつもの市町村を隔てた遠い病院でした)、「治んないんだよねぇ」という一言で片付けられたとしたら、よほど気丈な患者さんでない限り、諦めてしまうのではないでしょうか? 特にわたしの場合、病院のお医者さんのような立派で威厳のある人の前にでると性格的に緊張するタイプなので、その病院へもやっとの思いで決心して出掛けた憶えがあります。 その結果、この疾病に関する完全な諦めが根強くなり、どんなに周囲から「皮膚病じゃないの?」とか「おまえ、顔からフケが出てるゾ」などと言われても「だって体質なんだから仕方ないんだよ」と誤魔化して来ました。 しかし、この数年(現在36歳です)、中年の域に入ったせいか益々脂皮質の分泌が多くなったように思え、それに伴う頭皮や顔面の落屑や痒みも慢性的になって来ました。それでA~D病院で受診させて頂いた次第です。 hubbleさんも脂漏性皮膚炎の経験がおありとのことなので、多少なりともこの症状のもたらす精神的悪影響がご理解頂けるかと思いますが、まず、いつもフケっぽい頭や顔面や、やたら痒くなる耳の後ろに何度も手をやる仕草は、周囲からお風呂嫌いの不潔な人間という印象をもたれてしまいます。といって、お風呂でそれこそ掻き毟るように頭皮をシャンプーし、顔面をタオルで擦りつければ、今度は全体が赤くかぶれてしまい、とうてい人前に出られたものではありません。一時期は赤ら顔を隠すため、女性用のファンデーションを使うことすらありました。 お話によると、ここ数年間の脂漏性皮膚炎に対する治療方法はかなり進んでいるようですね。とても心強く思います。また、C病院での鏡検は白癬菌なる菌の確認という意味で重要だったのですね。ここは若い女医さんでした。何だか若いお医者さんには不信感を抱きがちだったのですが、決して患者を安心させるためだけのパフォーマンスでなかった事を知って嬉しく思いました。 日光浴に関しては、個人的にとても疑問があります。というのも、去年の夏(7月~9月)にかけて、わたしは海岸を清掃する仕事をしていて、毎日、炎天下で数時間の間、強い紫外線を浴びる環境にいましたが、その時期にはフケや顔面の落屑はありませんでした。不思議です。確かに日焼けのせいで目立たなかったのかも知れませんが・・・。 最後にD病院についてのコメントですが、♯9のshu_sさんに対するお礼文にも少し書かせて頂きましたが、実はわたしもこのD病院がこの中で一番信頼できそうな気がしております。それは、「その場で鏡検した程度で確認できる訳がない」という発言と共に「この病気は確かに難しい病気だが、どの方法が一番あなたに合うのかを調べながら、ゆっくり時間をかけて一緒に治して行きましょう」という暖かい言葉があったからです(質問文には、ご回答者のA~D病院の処方と指導に対するニュートラルで客観的なご感想が頂きたかったので、この部分は敢えて書きませんでした。ごめんなさい)。従って、hubbleさんが危惧なされている不信は全くありませんでした。hubbleさん、さすがお目が高い。(笑) この「一緒に治しましょう」という言葉には、大袈裟かも知れませんが、胸打たれる思いがしました。まるで二人三脚で一緒に問題と取り組んでくれそうな人間性を感じました。 やはりお医者さんというご職業は、患者さんからの絶対的信頼を得るためには崇高な威厳や立派な風格に加えて、庶民的な人間性も必要なのかも知れませんね。 またいろいろ有益な情報などありましたら教えて頂けると嬉しいです。 hubbleさん、ご回答ありがとうございました。