私は、50過ぎのおじさんです。
私も、記憶術に賛成です。
わたしは、渡辺先生の本をかれこれ、30冊くらい、読み練習しました。
それで国家資格の勉強に使いました。今でも、記憶術は使っています。
たとえば、マンションの玄関のIDは「サンマが2匹ぶら下がって
いる」と先に映像が出ますので、3030番だったなどと重宝します。
しかし、渡辺式の場合、最初は、五十音の数字変換表などは手に持っていないと
イメージへの変換は難しい気がします。逆に、イメージから数字への変換は簡単に
出来ます。試験用ですね。
記憶術は、すぐ使えますが、本格的マスターに時間はかかりますね。
それから、注意しなければならないことは、「鈴なり式」などといって
「教科書1冊を記憶」などは、無駄です。要点を覚えれば良いのです。
新書版で「○○の要点100」などの、1つの要点に1映像を覚えるくらい
にして、後はその映像からイメージを膨らませればいいのです。
変換したり、基礎ばかり作って練習していたら、中学校卒業くらい
までなら、正直、読んで書いて覚えたほうが早いと思います。
高校くらいになったら、英単語記憶は、無理な語呂合わせでない渡辺式も良いですね。
ためしに、1000円くらいの入門書で、1ヶ月くらい練習しては、いかがでしょうか。
テキストの、練習問題や、基礎表を、自由自在に使えるようになれば、活用できると思います。
くれぐれも、高価な、大量の教材は買わないほうがいいと思います。その教材にトライ
している間に高校生になっちゃうと思いますよ。
記憶術を使って覚える本は、内容の濃い、厚さの薄い、よくまとまった本を使えと
「渡辺先生」もおっしゃってますね。
基本的なことですが、記憶術は連想力ですから、若いときは、沢山の本を読み、
いろんなことを勉強すれば、自然に連想力はついてきます。
こんな和歌があります。「昔、雨のとき、女の子が、山吹の花を、武士に渡しました。
武士は、すぐにわかりました。その女の子が、言っていることを。」
山吹は実がなりません→実がない→ミノがない→雨具がない。
ここから、私は英単語の「ステライル」を、少女の姿で記憶しました。
少女が、山吹の花を捨てたんです。「捨てられる山吹。」つまり和訳は「実のない」です。
この、変換作業や、思い出し作業は、普通に「ステライル」と読んでいる内に完了するスピードです。
渡辺先生も現在の高校ぐらいになってから、記憶術を始められ、お父さんが付ききりで、
1ヶ月ぐらい練習したそうですよ。
楽しい自由科目の1つと思って、あせらず、その気になって、じっくり
取り組めば、めきめき上達すると思いますよ。がんばって下さいね。
以上