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不倫相手に慰謝料を請求する心理と正当性

以前から疑問に思っていたので思い切って質問します! よく、「夫(妻)が不倫していました。離婚するつもりはありません。相手の女(男)が許せないので慰謝料を請求したいのですが…【以下省略】」という質問をこちらのサイトで目にします。 私は、正直言って、この法律も心理も理解できません。 法律上で理解できない理由は、配偶者も不倫相手も同罪なのに、なぜ不倫された方の配偶者の独断で不倫相手のみ法的措置を取れるのか。 不倫が原因で離婚に至った場合のみ、配偶者と不倫相手からがっぽり慰謝料を取るのは妥当だと思います。 心理面での理由は、離婚をしない=配偶者を許す、なのに、相手の女(男)だけを許さないという心理。不倫相手も加害者であって、同時に自分の愚かな配偶者に遊ばれた被害者でもある気がします。離婚をしない理由が配偶者に愛情がある、また、愛情はないけど今の生活を守る為のどちらだとしても、不倫相手に「自分は離婚をするつもりはないから、申し訳ないが別れて欲しい。」と話をすることはあっても、即、慰謝料請求には結びつかないのが普通だと思います。 それに、配偶者に不倫されるのは、自分にも非があると思うのです。仮にすばらしくデキタ妻(夫)だとしたら、少なくとも「そんな人を選んだ自分が悪い。」に返ってくると思うのですが… 長くなりましたが、以下が質問です。 1 配偶者に不倫をされ離婚するつもりが無い場合、不倫相手に慰謝料を請求するのは妥当な法律だと思いますか?またその理由を教えてください。 2 上記の場合、それはどんな心理からなのでしょうか?また、あなたは理解できますか(あなたもそうしますか)? 予断ですが、私はどの立場も経験がありません。 経験者の方で、「経験すれば理解できる。」という回答の方は、経験していない私にも理解できるように、論理的な回答をよろしくお願いいたします。

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noname#21166
noname#21166
回答No.7

不倫された経験上、私が感じた事からお話ししますね。 >配偶者も不倫相手も同罪なのに これは私も同じ事を思いますよ。 ですが、こう考えられるようになったのは、精神的にかなり落ち着いてからだった気がします。 配偶者公認で堂々と浮気する人も少ないでしょうし、事実が発覚した時は「うちに限って」晴天の霹靂でしたので、感情的にも相手側が悪い、と思っていた時期はありました…振り返って思います。 また、離婚をしない=配偶者を許す ではないです。 もっと複雑な感情です。ありふれた言葉で「罪を憎んで人を憎まず」最終的にはやり場のない気持ちを自分で納得する努力、というのが一番近いかも知れません(あくまで私の場合です)。 また、他の方の回答に既にある通り、第3者である不倫相手に請求する場合は<慰謝料請求=過去の不貞によって受けた精神的苦痛に対しての損害賠償請求>なので、離婚しなくても法律上は請求できるし実際に判例も沢山あります。 哀しいことですが、不倫サイトの相談掲示板など読んでると、慰謝料払ったらそれで晴れてお付き合い公認、と勘違いしてる方も多いですね。法律には夫婦の貞操義務がありますので、継続してたら証拠さえあればその都度請求は可能ですし、そうならないように最初の示談または裁判時、違約した場合の条件まで盛り込む書面を用意する方もいるみたいです。 不倫以外の他の原因で離婚した場合の慰謝料とは全く違うもの、と考えた方が良いと思います。 また、離婚しなくても配偶者に慰謝料を請求する事は可能です。 もし配偶者とその相手の両方に請求する場合、例えば総額500万だとしたら相手が3、配偶者が2、等の割合で(これも確かどっちが誘ったか等の事情も考慮されるはず…)判決が出たと思います。 ただ、不倫が継続している場合は特に、配偶者が肩代わりする事も多いみたいです。表向き不倫相手の支払いでも実情は夫婦のふところから…という厳しい現実が。 ただ配偶者とやり直したくて、金額云々ではなくて「公の場で戒める」というお灸の意味でそれが効いたのであれば、自分が数百万支払ってでも行動した意味はあるんじゃないかと個人的には思います。 >不倫相手に「自分は離婚をするつもりはないから、申し訳ないが別れて欲しい。」と話をすることはあっても、即、慰謝料請求には結びつかないのが普通だと思います。 ここなのですが…普通は、そうですよ多分。元々お金欲しくて請求するだけであれば、なんだか美人局みたいじゃないですか…。 配偶者や相手に倫理を訴えても通じないから、思い切って請求、と踏み切ってる方がほとんどじゃないでしょうか? >配偶者に不倫されるのは、自分にも非があると思うのです。 誰に責められなくても、一番最初に真っ先に自分を責めてると思いますよ…? ただ、その後の行動が即(?)慰謝料請求!みたいに感じられるから質問者様も違和感を感じられるのかも知れないですね。 このQ&Aサイトではそこまでの心理的経緯の悩みは見かけない気が私もします。でも他の離婚相談掲示板なんかだと一見愚痴っぽい内容から、切実な相談まで色々あります。 また、不倫にのめり込んだ配偶者の場合「そもそも好きで結婚したんじゃない」とか不倫前から遡って相手のアラ探し・暴言がひどくなる人が多いみたいですよ。そうやって自己弁護したり自己正当化しないとやっていられないんじゃないでしょうか。 法的には有責配偶者からの離婚申し立ては認められないので「愛がなくなった」とか破綻を強調するしか方法がないようです。 私も長くなってしまいました…(申し訳ありません) 1=冷静に「別れて下さい」の言葉が通じない相手には妥当だと思います。恋だの愛だのしか見えなくて倫理とか道徳とかの観念がぶっとんでしまってる人も中にはいるでしょう。社会のルールが守れてない事を公の場で第3者に客観的に指摘してもらうのには、やはり法律というのは効果があるのではないでしょうか。 2=私は相手女性に請求しませんでしたが心理は分かります。幸いなことに夫も出来心程度で、私も彼女と2人きりで話し合い、別れてくれたのでそれ以上何かをしようとは思いませんでした。でも、埒があかなかったら離婚覚悟で請求起こしていたかも知れません。 余談ですが… 相手が悪い!うちの○○をたぶらかして~!キーッ!…ってなってるうちはきっと配偶者も懲りないし相手を変えて繰り返すのでは、と思います。その点質問者様の仰る通りです。自分の配偶者次第ですからね。 「経験すれば理解できる」とか簡潔に答えられるような問題ではないように思います。 相手女性を常識が欠如してると憎らしく思う反面、私の悪口叩き込まれて夫に同情したのかな、甘い優しい言葉にだまされた事もあるのかな…と同じ女性として哀しくもあり申し訳なくもあり、相手には微妙な心境です。 全く論理的ではなかったですね。長々と失礼しました。

mimink
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 また、もし過去の嫌なことを思い出させてしまったとしたら、申し訳ありません。 ご経験者様のお言葉として真摯に拝読しました。 どういう経緯で、どんな心理で…それを知ってどうなるものでもありませんが、多少なりとも疑問が解けた気がします。 長文に亘り、ありがとうございました。

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その他の回答 (11)

  • yow
  • ベストアンサー率23% (181/782)
回答No.1

法律的に詳しいことはわかりませんが。 結婚というのはある意味で、契約です。経済活動の共同体です。なので、不倫だどうだということがなかったとして、夫が妻になにかを支払う、妻が夫になにかを支払うというのは、お金が同じところでぐるぐるしているだけである、と思います。もちろん別々に収入があり、別々に銀行口座をもっているという人も多いでしょうが、いきなりどちらかが病気でたおれ、その本人の貯金では医療費はまかなえないといった場合、配偶者は自分の口座から支払うでしょう?その後の生活費も負担することになるでしょう? 主人とかけをすることがあります。じゃあ、私が勝ったらなにくれる?といったとき『10ドルあげる』(北米在住です。)といわれました。でも、夫婦のお財布は一緒なんです。夫に10ドルもらったところで、私が夫に10ドルあげるところで、その10ドルの出先はおなじところなんです。なので、かけをするときには肉体労働(食事をかわりにつくるとか、私のマッサージをするとか、子供をねかしつけるといったこと)を要求するようになりましたよ。 というわけで、不倫をした配偶者に対して慰謝料を請求する、ということはないのだとおもいます。

mimink
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No2の方に書きますね。

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