すでに回答がでていますが、最初のTVシリーズが「緑」でした。
第1シリーズは大阪のネット局「読売TV」がゲリラ的に立ち上げた「お色気路線」の企画で、宮崎駿さんや大塚康夫さんがレギュラーで参加されていたこともあり評価が高いのですが、視聴率がふるわず、26話で打ちきりになりました。
第2シリーズは制作は日本テレビになり全国ネットになりましたが、ここで路線変更があり、低年齢層もターゲットにしたこともあり、ルパンのジャケットもヒーローカラーの「赤」になりました。
4年間放送され商業的には成功しましたがマニアの評価は低いのです。
「ヒーローカラー」とは「情熱の赤」「清新の青」「温和の黄」の3色で子供向けロボットアニメの主役ロボットとかによく使われる色です。
(スポンサーの要望でガンダムにも配色されていますが)
第3シリーズは斬新さをねらって「ピンク」にしましたが斬新すぎて失敗しました。(^^)
というわけで
1.宮崎駿さんや大塚康夫さんにとって「ルパン」とは最初に作った緑色のジャケットをきたアンチヒーローであって基本的に第2シリーズは自分たちの作品ではない。(富野監督や安彦良和さんにとってガンダムが「ガンダムファイト~!」でないのと同じ)
2.製作サイドで評価の高いのが「緑ルパン」である。
3.OVAでマニア相手にするなら緑にした方が有利。
というところが緑が多くなった理由かと思います。