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レーザープリンタではがきを印刷するときの印字速度について
レーザープリンタではがきを印刷するときの印字速度についての質問です。 今まで、NECのMultiwriter2000X2を使用していましたが、老朽化のため後継機であると思われる2360Nに買い換えました。 前の機種では、1,000枚印刷するのに1時間半くらいで終わっていたのに、新しい機械では印刷が非常に遅いです(倍以上の時間がかかります)。 NECに問い合わせたところ、2360Nでは連続印刷したときに印字速度が落ちるのは仕様だとの回答をもらいましたが、納得がいきません。 はがきを印刷するときのみに起こる現象なのか、設定等で回避する方法があるのか教えてください。 尚、Accessで作成したファイルで、はがきの宛名印刷をしています。
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プリンタの修理屋です。 ハガキ等の厚紙印刷で速度が落ちるのは良くあることです。 レーザープリンタは紙の上にトナー(粉インク)をのせて、熱をかけてプレスし定着させます。 ご存知かとは思いますが、紙というものは非常に断熱性に優れたもので、表面を炙っても熱が逃げていくような特性があり、 厚くなると表面の温度を上げるためには大きな熱量が必要になります。 最近の機械はコストダウンと省エネの観点から必要以上に大きな定着器(ヒーターユニット)は搭載しない方向にあります。 また、印刷の高速化にともない、紙に対して加えられる熱量は少なくなる方向になっています。 このような事情で基本のモードでは普通紙専用となり、少しでも厚い紙になると時間をかけて熱をかけなければ、印刷後に文字が剥れてきてしまいます。 修理はキヤノン専門ですが、最近の機種では「厚紙モード」が追加されています。前世紀の商品ではほとんど見かけなかったモードです。 後のトラブルを全く無視すれば、サイズをユーザー定義の普通紙で設定すれば、本来の速度で印刷できるはずです。 また、宛名印刷だけであれば、安いインクジェットプリンタの方が気が利いているかもしれません。