聞きかじりですがお答えします。
アメリカ70年代のパンク事情にはあまり詳しくないのですが、その頃は、punksとskinheadsとに二分されていたようです。恐らく、政治的背景の違いだと思われます。punksはアナーキズムつまり無政府主義を主張し、skinheadsは右の傾向が強かったようです。そのアナーキズムのアイドル的存在がかの有名なセックスピストルズです。skinheadsに支持されていたsham69というバンドがその二大勢力の対立を嘆いて「こいつらがもし協力しあったらなんでもできるのになー」なんつって作った曲が"If the kids were united"です。ランシドがカバーしているので興味があれば聴いてみてはいかがですか。ちなみに、オイパンクていうのは、曲中にユニゾンが多かったり「オイ、オイ、オイ」なんつってればつー曖昧な認識しかしておりません。オイパンはスキンズの音楽です。今ではその境界線はかなり曖昧になっていて、こぶしにpunxと刺青があることから察してランシドはパンクスだと思われるのですが、ネオナチの少年達に支持されているところを考えると、主義主張の境界はなくなりつつあり音楽の細かな違いだけでジャンルわけがされているようです。イデオロギーの融合、分解も進んでるし、平和になると若者は政治に興味なんて持ちませんからね。今はほとんどファッションの媒体となっているのではないでしょうか。誤認してる可能性もあるので他の方の意見も十分参考にした上で納得してください。