音の鳴り方で異常箇所の特定ができます。
たとえば3年くらい前のP4P533と、P4P256(Pentium4用)と言うマザーボードのマニュアルには次のようなエラーだと書かれています。
・短い音1回:正常(エラー無し)
・長い音の繰り返し:メインメモリの異常
・短い音3回+長い音1回:ビデオカードまたはビデオメモリの異常
・短い音の繰り返し(コンピュータの稼働中):CPUのオーバーヒート
現在流通しているD945GTPというマザーボードは、
・3回:メモリが搭載されていない
・サイレン音:CPUのオーバーヒート
そのほかは画面に表示されるようになっています。
音の鳴り方やエラー内容はマザーボードのメーカーによって違いますが、音の意味は(英語かも知れませんが)マザーボードのマニュアルに書かれているはずです。
マザーボードが流通している頃であれば販売店に聞いてみれば分かったのですが、今では分からないでしょう。
ありそうな問題は次のようなものです。
・メモリの不良・認識ができない、ECCエラー
・HDDの認識ができない
・キーボードかマウスが認識できないまたは、接続エラーが発生している
・VGA(グラフィック)カードの問題
・CPUの不良
・オーバークロックによるエラー
ご自分でのエラーの特定は難しいでしょうから、現実的な方法として、パソコンのトラブルなどを見てもらえるパソコン屋さん(組み上げショップ)を探してみてはいかがでしょうか。
診断やテスト用にパーツを持っているはずですから、パーツを交換しながらテストすれば原因が特定できるはずです。
たぶん、組み上げてもらったお知り合いに相談してもどうにもならないと思いますよ。