現時点では、円、スイスフランは世界的に非常に強い通貨です。
スイスフランを選ぶと言うのは、高金利通貨でありがちな為替の大暴落と言う事態が起こりにくい事です。
実際のレートの推移はここ数年で60円~97円のレンジで動いています。
物価が非常に安定しているので、チャートだけでも底値の見当が付け安く分かり易い通貨だと思います。
又、現在のスイス円相場は固定相場制時代よりも強くなっている世界的にも珍しい通貨ですが、見方を変えれば強めです。
スイスフランの特徴は、永世中立国で有事の度に注目されやすい通貨です。
豪ドル(オーストラリアドル)については外貨MMFをお勧めします。
豪ドルは為替変動が非常に大きい他、インフレ国なので、投資タイミングを誤ると大きな為替差損の恐れがある事です。
豪ドルはここ数年では56円~100円のレンジですが、インフレ国なので、もう少し為替レートを安めに見積もっておけば良いでしょう。
実質金利が高い事や資源国通貨でも知られます。
円については、現時点ではほとんど金利は得られませんが、円高局面では円に換えておいて投資のタイミングを見るのに都合の良い通貨です。
現在でも米ドルに対して長期的には強くなっており、固定相場制時代の1$=360円時代に比べて円の価値が3倍(米ドルの価値は1/3)になっています。
>どれを薦めますか?
現時点では豪ドル、スイスフラン共に強めです。
ですから、投資をする場合はタイミングをずらしてやる方が良いと思います。
物価の安定しているスイスフランの場合は、10年チャートを見て投資を行っても問題は無いでしょう。
インフレ国の豪ドルは、通貨の価値が少しずつ下がっているので、チャートだけで判断せず、最安値を更新しても買えるようなポジションを作っておく方が無難かも知れません。
分からなければ、円で退避しておき、チャンスを待つ方法もありです。
お礼
参考になりました。