- ベストアンサー
電子レンジの危険性について
近頃は電子レンジについても、「光熱費が節約できる」とか「電子レンジを使った裏技」みたくなことをよくテレビでも見かけます。 しかし一方で、「電磁波の危険性」や「食材に含まれるビタミン・ミネラルの崩壊」などというものも耳にしたことがあります。 このあたりの真相をよくご存知の方は、是非教えて下さい。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
今晩は。アメリカでレーダー波の兵器が売れなくなり、それを転用したのが電子レンジです。 電子レンジは、1秒間に24億5千万回振動する高周波の「マイクロ波」という電磁波を使用して、食品の水分子を振動させて発熱させます。レンジが発売された初期の頃は、マイクロ波の漏れがひどく、白内障になる主婦が多発したそうです。なので、本当はマイクロ波を用いているケータイなども注意が必要なのですが…。人体は70%が水分で出来ていますし、子供は80%、胎児などは90%が水分ですからね(特に、妊婦さんがお腹近くでメールを打っているのがとても気になります)。 欧米ではケータイ&職場のマイクロ波被曝による脳腫瘍との関連が認められ、労災認定が昨年、ようやく下りましたし、16歳未満のケータイ使用抑制勧告を出している国や、議員立法案で幼児向けのケータイの製造・販売・輸入禁止とか、小・中学校でケータイ使用禁止を出した国もあります。 で、今は電子レンジはマイクロ波が漏れない設計になっているとはいいますが、1秒間に50回、または60回振動する「低周波」の電磁波も出ていまして、出力も大きいので、モノによりますが、2m位離れた方がよいでしょう。前面より側面や後方から強く出ていますし、低周波の電磁波の磁気はコンクリートも突き抜けてしまうので、物理的に距離を取ることが必要です。 送電線や大体の家電からは1秒間に50回、または60回振動する電磁波が出ています。概ね電磁波の被曝量は「電磁波の強さ×発生源からの距離×浴びる時間」で決まります。なので、使用中は覗き込まれたりしない方がいいと思います。 電気毛布や電気カーペットは体を密着させませすので、被曝量は多くなりますが、電磁波を相殺させてカットする電磁波低減毛布・カーペットなども販売されています。 また、使用時よりは小さいですが、家電はコンセントを抜かない限り、ケータイなどは電源を切らない限り電磁波が出ていますので、抜く・切るをお勧めします。 電磁波は、感電などの「刺激作用」、発熱などの「熱作用」、感電・熱以外の「非熱作用」があり、この非熱作用が免疫力を下げたり、ガンや白血病の原因となったり、促進をもたらしたりする、ということが懸念されています。が、国の基準や業界の自主規格にはこの非熱作用が考慮されていません。 低周波の電磁波に関していえば、日本でもようやく疫学調査が始まり、4ミリガウス(「ミリガウス」は磁場の単位)以上の磁場で、小児白血病の全体の発症率は、2.63倍(小児白血病の大半を占める、小児急性リンパ性白血病に絞って見ると、発症率は4.73倍)、小児脳腫瘍の発症率が10.6倍との結果が出ました。4ミリガウスとは、蛍光灯の近くで測定できる程度の磁場です。常時浴びていると、特に細胞分裂の盛んな子供にはよくないようです。 殊に日本国は、国民の安全より、企業の利益が優先されます。今までの環境・健康問題などを見ても分かりますが、手遅れになってから対策が立てられますので、できるだけ予防策を取っていきましょう。人工の電磁波だらけの世の中ですが、なるべく浴びない工夫をされることをお勧めします。 ロシアでは、1976年に電子レンジが禁止となったようです(今もそうなのかは分かりませんが)。理由は電子レンジで調理されたものを食べるとガンになりやすいらから、だそうです。ロシア、というかソ連は、電磁波の人体への影響をよく調べていたようで、今も他の国に比べて電磁波の規制は厳しいようです。 うろ覚えですが、歯科医の方が書かれた記事だったと思いますが、電子レンジで調理をすると、調理されたものが酸素不足になり、それが体に入ると、体内の酸素を奪い、体が酸素不足になる、という話を読んだことがあります。また、温めて飲む漢方薬を処方された時に、「電子レンジで温めると成分が変わるので、使用しないように」と先生から言われました。 電磁波の健康影響に関する本はけっこう出ていますし、大きい本屋さんなどで手に入ると思いますよ~。電磁は問題に取り組んでいるNGOもけっこうあります。
その他の回答 (4)
- neji1
- ベストアンサー率45% (172/379)
色々な説がありますが、「問題ない」側が大勢ですね。 もちろんリスクはゼロではありません。 携帯電話はともかく、電子レンジの場合、基本的にはフレーム(鉄の外箱)でシールドされていますので、漏れは少ないはずです。扉のガラス部分にも網が入っていますよね? 物凄く近づく、覗き込まなければ、それほど気にしなくても良いのでは? 私は、幼少の頃からアマチュア無線をやり電波を浴びまくり、成人後はモータ関係の仕事に携わり、超強力な電磁波も浴びていますが、まだ(?)何も問題ありません。 とまあ、私は大丈夫派ですが、No.4さんの回答のように、リスクを重視する人がいらっしゃっても当然のことだと思います。 参考までに、国際非電離放射線防護委員会の研究論文のURLを載せますので読んでみてください。 物凄い長文で専門用語も多く大変ですけど・・・。 高圧送電線みたいな、インフラ的な物は、自分ではどうしようも無いですが、電子レンジなら、ご自身で 「怖い!!」 って感じたら、使用を止めるか、使用中は離れる、ガスで調理するなどの対策が取れますので、考えてみてください。
お礼
ご回答有難うございました。これだけ電磁波の飛び回っている世の中ですから、やはり避けるのも一苦労ということもあります。じっくり検討したいと思います。
- kei1282
- ベストアンサー率37% (95/255)
リスクゼロではないでしょうね。 そんなものこの世の中にはありません。 ことさら危険を煽る情報に振りまわされているのでは? 胎児の事を言い出したら病院の検査もノーリスクではないし、薬やサプリメントもノーリスクではない。 電磁波の事を言い出したら鉄道沿線や電力の高圧鉄塔のそばには住めないし、繁華街のネオンのそばにもいけない。 それらは電磁波をバンバンだしているから。 電子レンジは電磁波で水分子を振動させて発熱させるものです。したがって、水分子振動によりビタミンやミネラルの破壊はあるでしょう。しかし、日本ではビタミンやミネラルは既に必要以上に過剰摂取をしていて平均摂取量が足りないのは唯一カルシウムぐらいでしょう。 ミネラルや栄養素の破壊を気にするならハウス野菜やスーパーの野菜なんか買えないはずだけど、買ってるでしょう。 作動中の電子レンジの前に一日中居れば、胎児に深刻な影響をあてるかもしれませんが、普通の使い方をしていれば影響は無視して良いほど軽微なはずです。 しかし、数百万数千万分の一のレベルになれば例外もあります。 でも、ことさら危険を煽る人達は必ずこの数千万分の一の例外を持ち出してきて、自分の商売につなげています。俗に言うバイブル商法ですね。危険を煽って本を売る事自体を商売にしている人達もいますけどね。 失礼ながら「電子レンジは電磁波を出すので危険」という結論ありきのように感じました。 つまり、危険を煽って商売にする人達の影響を受けているように私は感じました。 あまり気にしなくても良いと思うよ。
お礼
ご回答有難うございます。感化され易い人だと、身内にも全く同じようなことを言われます。まあでも妊婦が毎晩、電気毛布などで寝ていれば、少々の危険性はあると思います。
電子レンジに関する危険性は、誤った使い方をしたり、寿命がとうに尽きた古い製品を無理に使ったりすることで起こります。 電子レンジのウィンドウには必ず金網が張ってありますよね。 あれは、あの金網で電磁波を吸収し、害が外へ漏れないようにしてくれているのです。 なので、金網がサビなどに侵食されている場合、(少しなら問題ないでしょうけど)できれば買い替えを検討した方がいいでしょう。 また新品の場合でも、長時間ジーッと中を見続けるのは避けた方が無難です。 それから栄養素の崩壊はガスレンジでも起こります。 ただ、電子レンジの場合は「火で暖めるより速い」という構造が理解できないためについ加熱時間を長く取りすぎてしまい、過加熱に陥ってしまいやすいのです。 その場合、栄養素はガスを使うよりも余計に破壊されます。 ですが、説明書に書いてある通りの使い方で適度な加熱時間を心がければ、危険性は最低限ですみますし、栄養もあまり破壊されません。
お礼
詳しく分かりやすいご説明を有難うございました。まあ、加熱すること自体が、過加熱などに関わらず食材に含まれる酵素などを破壊してしまうそうですが・・・。
- coverfly
- ベストアンサー率21% (346/1608)
電磁波(マイクロ波)を出すものは電子レンジ以外にもあります。 エアコン、ホットカーペット、カラーテレビ、ステレオ、アイロン、ヘアドライヤー、電気コタツ、掃除機、ビデオデッキ、洗濯機、電気シェーバー、炊飯器、冷蔵庫、コーヒーメーカー、携帯電話、ファックス、扇風機… 電磁波の危険性を考えるなら無人島で電化製品やその他家庭用品使わない原始時代の生活をするしかないと思います。 ただ、無人島でも携帯電話やその他電波の影響を受けるので地球から脱出しない限り不可能と思います。 あまり神経質になるとストレスで病気になると思うので気にせずに生活して来ましょう。
お礼
ご回答有難うございます。ただ、避けるべき物もあるということは知られて損は無いでしょうね。お腹の中にいる胎児などには特に深刻なんですよ。神経質というだけでは済まされないものもあるんです。
お礼
ご回答有難うございました。危険性がある側とない側の意見をようやく聞くことが出来ました。どちらの意見もじっくり参考にしていきたいと思います。