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精神病になってかえって良かった?
こんにちは。私は28歳の女性。統合失調症です。4月から共同作業所に通所しています。 発病して10年くらいたちますが、未だに、「もしも病気にならなければ。」とか考えてしまいます。 そこで精神疾患をお持ちの方に質問です。 精神病になったのは不幸なことだけど、自分の人生、病気になってかえって良かった。と思うことはありますか?また、どんなとき、どんなことに対して思いますか?
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個人的なことですが、思い当たることを書かせてください。 私はPTSDからパニック(不安発作)を起こすようになり、数年かけてうつ状態に、さらに最近双極性へと移行しました。病気になって失っていくものも多くて正直時々悲しく思います。 まだ病気を完全に克服したわけではないですし、病気そのものを喜んで歓迎したいとは決して思いませんが、それでもあえて「よかった」と思えることをあげるなら、それまでは全くわからなかった、何か弱い立場の人(失礼な言い方でしたらすみません)の気持ちが少しはわかるようになったことです。 変に同情するとかではなくて、自分もそうですが、しようと思って本当に努力しているのに、とても頑張っているのにできない人がいるということです。 その人たちが本当は健康な人以上に頑張ってるであろうことも理解できるようになりました。 病気になる前の私は元気いっぱいで、それこそ何でも出来る!というような、今思うと とても傲慢なところがありました。 ともすると自分が元気なので、そうではない人の事を理解せず(しようともしなかったかも)、何か決め付けてしまうようなこともあって、きっといろいろな人を知らずに傷つけてきたのだと思います。 私も発病して10年以上ですが、健康でいられることは実は当たり前ではなくて、感謝できることだとわかりました。 人の痛みや辛さを、自分の身を通して知ったことで、以前よりも見方が大きくなったのではないかと思います。確かに何か人生観的にプラスになっていると思います。(思いたいです) くどいですが、それでも私は病気には治ってほしいですし、この状態がベストだとは思えませんが・・・・。
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- hato_pop
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16年間摂食障害でした。今は完治しています。 もっと別の人生があったかもしれない、と思ったこともありますが、過去に戻れるわけ無いですから(タイムマシーンがあったらいいけどw)、最近は全く考えません。 病気になって一番良かったことは、辛いことに対する耐性が高くなったことです。 普通の(?)不運をやりがいと感じるのです。例えば人間関係の軋轢や事故・借金・仕事の失敗など。病気の不可解な症状に比べたら、多少の不幸はイベント程度に感じられます。 もちろん元々はそういった不幸が原因で病気になったのですが、治療の過程で受け止める自分自身の態度が変化したため、同じ状態にはならないのです。 実は自分で思ってたよりガサツでズボラな人間だったようで・・。 病気で頑なな考え方をしてた期間が長いので、今は自然も他人も、全てが新鮮に感じます。今までできなかったことを取り返すように、人の2倍活動して過ごすことができています。 傍から言わせれば、私は何も変わってないそうです。私の病気の特徴でもありますが、やっと自分自身を認めたということなのでしょう。
境界性パーソナリティ障害による重度の神経症です。長時間労働が禁じられ(今の契約時間も無理しすぎ、医者に言われてる)、障害厚生年金ももらって、病気故に借金まで抱えちゃって(でも自分への反省と戒めと思って返済してます、ようやく半分くらいになりました…年金切られるときついですが)、傍目から見れば今でも「病気を知られていなければ」結構褒められた生活は送ってないように思いますが。 私も良かったと思います。病気になってというか、あなたのそれは病気だったんだと診断してもらって。 思えば小学生の時から予備軍でした。いじめられっ子だったのと家庭不和のおかげで、今の時代だったら何らかの手を打ってもらってたでしょうね。しかし今から20年前、子供がおかしかったら「祈祷師にでも頼む」という考えしかない時代でした(母は本気で考えていたそうです)。 誰も起きてない深夜の世界で安堵を感じるために起き続け、昼間は学校で寝てたのも小学生の頃からですし。 その後の人生は言わずもがな、拒食と過食(ただし嘔吐恐怖症あり。両方とも病気と認められていなかった頃の話です、拒食症はあったけど)と電気コードで首を絞めるなどの自殺企図も、学生でなくなってからもずーーっと続き、20歳過ぎてからは人間関係もボロボロ。朝も起きられないから仕事は長く続かない(女子の深夜労働が一部職種を除いて認められていなかった頃です)。 そんな中、趣味仲間の総裏切りにあって精神崩壊・大学病院の精神神経科に行ったのが今から5年半ほど前。その時医師には「元々精神ダメージを受けやすい性質みたいですね。もろいから精神保てないんですよ」と言われ、それまでのでたらめでめちゃくちゃな人生はそのためだったんだ、と納得できました。 それからも紆余曲折あり、近年ようやく家族にも理解されるようになり(自殺未遂がきっかけではありますが(^^;))、今大手大型スーパーで夕方から深夜レジ係のバイトしてます。それより前は工場作業員の派遣社員でした。最後の工場も、前いたスーパーも、一部の病気に理解のない人間による解雇・退職勧告ではありましたが、どちらも今思えば将来的に不安な会社(工場は吸収合併で今は跡すら残ってない、前のスーパーも一度親会社が倒産して、今勤めているスーパーのグループが買い取った)だったので、病気のせいでクビになって、その経験で今のスーパーに転職するきっかけができたのはラッキー?と思います。じゃなきゃ未だに、頭に疑問符投げかけながらも辞められずにいたでしょうね、特に前のスーパー。 それと、今は通院を始めてからも何人かに裏切られたこともあり、人間なんてそんなものだ、と、良い意味で割り切ることができるようになりました。ここ1年くらいでようやく、ですけど。依存から拒絶に移行したという感じですか。でも気も楽だし、でたらめな人間関係つくってた頃に比べれば、と思います。今はネット上で、年に1回会うか会わないかの友人たち(メンヘル系、仕事関係系両方)とはコンタクトを取ってますが、相手も忙しいし病気だし、と割り切れるようになり、会社の人間関係も社内、あるいは帰り道のみ、と線を引くことで随分楽になりました……が、今いるんですよ。逆に依存されちゃってる人が。自分の子供が特定疾患だから、他の障害について理解もしようとしないんですね。深夜の2時間近くにわたる立話(過敏性腸症も抱えてるのでかなりきついですし、はっきりいって近所迷惑。こんなんでアパート追い出されたくない)、私はいわゆる軽いボーダーの神経症ですが、うつ病に例えると禁句と思われる「頑張って」「気のせいだ」とかの同義語「早く良い人見つけなよ」を連呼されてかなりの精神的苦痛です。こちらでも相談に乗ってもらい助かりました…なんで私が逃げなきゃいけないのって気はしますが…(相当頭悪いらしく、何言っても通じないので)でも普通の人の異常な病的行動、これも自分が病気だから色々調べたおかげかな?と(回避方法はリーダー含む先輩方に助けてもらうことに。皆私の病気のことは知ってます…ボーダーは知らないだろうけど、元々疎まれてる相手だから)。 話がごっちゃだな。とにかく病気のおかげでかえって視野が広がったという感じがします。収入が高ければ良いというものでもないことも含め。今は昼間丸々空きましたし、しばらく完全に治る見込みはないそうですが安定はしてきたので、最近昔の趣味(文章書き)を復活させたところです。
- meimei-seep
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鬱病歴2年です。ここ数ヶ月でだいぶ良くなってきました。 私は絶対鬱病とは無縁の性格って思ってました。その頃は絶対病気の理解なんて出来なかったし正直差別意識すらありました。 でも誰もがなり得る病気だってわかって、その辛さもわかって、メンタルヘルスって大事ってわかって、人の痛みがわかるようになりました。福祉関係職なので得るものが大きかったです。 辛かったし今も服薬中だけど、今は人生の一つの経験として心から良かったと思えますね。
鬱病歴約1年半です。 あえて言えば、休職にともない自由(でタイクツ)な時間ができたことに伴い、趣味が増えたことですかね。 最近は失ったものの大きさばかり感じてますが。
私はなってよかった、と思う方ですね。 確かに自由に動けない、つらいし苦しいことの方が多いんだけれど 健常の健康な人では知らない痛みが分かるから同じ病気の人の気持ちも分かるし いろんなこと病気になってなかったら気づかなかった(知らなかった)事も結構多いです。 心が病むだけ、その分学ぶ、収穫することも多いですね。 克服できたらきっと、凄く精神的に成長するんだろうな、って思います。
- ogitti
- ベストアンサー率28% (4/14)
私は、鬱病歴9年、36歳、男です。 こんな事、健常者の前では口が裂けても言えませんが、 「病気で良かった」です。仕事しなくても障害年金で 生活できる、って事が一番大きいですね。 無駄遣いしなければ生活できますし。
軽度のうつですが、 HPでのネタができた事。 HPから同じ話しができる友人ができた事。 かなー。 大学受験を目の病気でダメになったり、そのおかげでできた彼女と劇的な分かれ方をしたり、アップダウンが激しいですが、それも含めて自分だと思っています。 もし、大学受験に合格していれば、彼女とは会わなかったし、彼女と会わなければこんなに切ない気持ちにはなっていなかったと思います。 彼女と会わなければ、うつになる事もなかったかもしれませんが、楽しい思い出もいっぱいもらったので。 すべてがうまくいっている自分は、想像なので半分透けている自分な気がします。 ちょっと切ないけどね。