PCを一つのofficeだと思ってください。
社内には特定の数の机があります。これがメモリです。
社員は常時勤務の総務課(windwsOS)と契約社員(その他のアプリケーション)がいます。
windws95~Meの場合、総務のみ固定デスクを使っていますが契約社員は日頃、倉庫内(ハードディスク)の控え室にいて、呼ばれると空いている机に座ります。
また社内では一度に使える電力のアンペアが決まっています。これをシステムリソースといいます。
さて、机が足りない状態(メモリ不足)になると、まず倉庫(ハードディスクの空き容量)の一部で仕事をする人が出てきます。倉庫とofficeを行ったり来たりするので仕事は遅くなります。
さらにそこにも場所がないとうっかり総務の机で仕事をしようとする人が出てきます。そうすると総務のお姉さん(もしくはおじさん)が
「この社員(プログラム)は私の仕事を妨害しますっ」
と宣言して社内から追い出します。
これが「不正な処理」です!
総務を邪魔すると追い出されるのです!
また、電力を過度に使う人がいたり、みんなが一度に作業をはじめると電源ブレーカーが落ちます。
これも総務の仕事を邪魔してるので追い出されます。時々総務の人が気付く前に電力が足らなくなって社内が停電になったりして誰も動けなくなります。これがフリーズです。
また総務以外に固定席を使っている人が多い場合机が不足します。(恐らくASPIRETMが常駐しているのでしょうね。)
最後に総務の方の具合が悪く、普通に仕事が出来ないのですぐ文句を言う場合です。
◆社内環境の調べ方
マイコンピュータを右クリック>システムのプロパティ>パフォーマンスタブを見るとメモリ、システムリソースが確認できます。
◆現在働いている職員の数を調べる方法
「CTRL」キーを押しながら「ALT」キーを押し、更に二つを押したまま「DEL」キーを押します。せーの、で押すと出ないこともあります。「プログラムの強制終了」画面で手を離し、出ているソフトの数を確認してください。
windwsが最低限必要としているのは以下の基本四つです。
それ以外の名前がPC起動時にあればOS以外の固定席使用社員です。
後者が10以上あるならメーカー相談の上常駐から外した方がいいでしょう。
基本四つ:internat,systray,ime~,Expror
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◇「不正な処理」と言われないようにする方法
(1)パソコン起動直後のシステムリソースが60%以下の場合
働いている人が多すぎます。
仕事がない人は「プログラムの強制終了」で一つ一つ終了して控え室に帰しましょう。ただし再起動すると全部戻ってきます。
(2)パソコン起動直後のシステムリソースが60%以上の場合
・不要品を捨て倉庫を広くする ⇒不要なファイルを削除するかフロッピーなどに移す。
・最近仕事がない人は首にする ⇒不要なソフトをアプリケーションの追加と削除で削除
・倉庫内を片付け、場所を詰める ⇒デフラグでハードディスクを整理。
※スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>デフラグ 時間がかかります。
・社内を広くし、机を増やす ⇒電気屋さんへ行ってメモリを増設。
(3)それでも文句を言われる場合
・同じ机を使っている人がいる可能性があります。
(バッティング、ソフトの衝突といいます。)
「プログラムの強制終了」で基本四つ以外を終了して作業してみてください。(無いものがあってもOK)
症状が改善されたらメーカー相談のうえ衝突するソフトは別々に仕事をさせるよう設定を変更してみてください。
・総務の健康診断 ⇒スキャンディスク(完全/エラーを自動的に修復)
※スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>スキャンディスク。これも時間がかかります。
お礼
わかりやすく説明していただき、ありがとうございます!! よ~くわかりました。なるほど、ふむふむ・・・と 思いながら読ませていただきました。 「不正な処理と言われないようにする方法」試してみます。 ありがとうございました。