No.2の gost さんの回答でもうおわかりだと思いますが、
妻が看護婦ですし、私も看護系に進む高校生を指導しておりますので、
補足させてくださいね。(でも長い補足でごめんなさい)
高校卒業して正看護婦になるためには
1)看護大学に通う (4年)
2)看護短大に通う (3年)
3)看護専門学校に通う (3年)
4)准看護婦養成所に通い(2年)、准看護婦の試験に合格して免許取得後、
正看護婦の進学コース(第2看護学科などと呼んでいます)に通う (1~2年)
の4つのルートがあり、どのコースを通るにしても最終的に3月に実施される看護国家試験に合格して初めて「正看護婦」となれることになります。
1)~4)には、どんな学校があるかというのは、毎年10月頃に発行される「蛍雪時代」という受験雑誌で特集されていますので、そちらをご覧になるのが最も早いと思います。大きな書店の「看護」のコーナーに行けば積んであると思います。看護系の学校は、東京や大阪などの大都市にはかなりたくさんありますので探すには苦労しないと思います。また、准看護婦の学校の場合は、病院とつながりがあるところが多いので、学校から病院を紹介してもらえますし、その逆の紹介もありますから、まずいろんな学校を調べてみるのがいいと思います。
さて、ここから少しきつい言い方になりますので、気を悪くしないで読んでください。
haregu さんの質問によると、「働きながら看護学校」ということですが、これは 4)のコース以外では不可能です。つまり、「働きながら」を考えた時点で「准看護婦」に限定されてしまうのです。
ただ、現在この時代で、准看護婦になるのは、どうかな?と思います。
一般に、4)のコースで准看護婦を目指した場合の1日は、例えば午前中病院で勤務、午後に授業、夕方からまた病院で勤務などという、かなりのハードスケジュールになります。(これは学校や病院によって変わります)
また、准看護婦になった後についても、No.2の回答にもあるとおり、准看護婦廃止の動きがあり、大学病院では准看護婦を採用していませんし、公立病院でも採用はありません。
看護婦が不足していると言う人もいますが、あなたの住んでいる東京などの大都市では、大学病院や公立病院の看護婦採用試験が非常に難関であることからわかるように、看護婦は余っているのが現状です。
実は、妻は正看護婦ですが、妻の姉は准看護婦なのです。姉の方がもちろん年上で経験も長いのですが、給与や勤務条件は雲泥の差です。それは妻は公立病院に、姉は小さな個人病院勤務(←准看護婦は公立病院に就職できない)という違いもあるわけですが。
そういう状況を考えると、私はやはり上の1)~3)のコースで、初めから正看護婦を考えた方がいいのではと思ってしまいます。
高2と言うことで、きっと、ちょっと疑問に思っただけだと思いますが、この辺りのことも考えていただければと思い、大きなお節介をさせて頂きました。いよいよ4月から高3ですね。 3)のコースで考えた場合、推薦入試は11月頃に、一般入試は1月頃にあります。夢に向けて努力されることを願っております。
長文で失礼します
お礼
准看護婦はいずれ、なくなっていくのでしょうか?働きながら看護学校に通えないとなると、3年から4年間は学校オンリーで親のお世話になることに・・・どうしようか、よーく迷って検討していきたいと思います。夢もありますので! それにしても、奥さんが看護婦さんで、しかもご自身が高校の先生(?)なんてすばらしい!私の質問にピタリと答えてくださる方がいらっしゃったことに感謝します。ありがとうございます!またこのような進路についての質問があったときに、もしさしつかえなければ直接メールで質問を送ってもよいでしょうか?