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紙の水分含有による伸縮について

どうぞ、「紙」に造詣の深い方よろしくお願いします。 雨の日に障子やポスターを貼るのは良い?とされていますが、根拠としては紙に含有される水分が多いため貼りあがり後、乾燥すると紙が縮みピンと貼れるということでしょうか? 乾燥した紙の状態で水分を含ませながら張ることを考えれば、晴れの日が良いように思うのですが教えて下さい。  また、紙に含有する水分量が増えれば紙の性質としては、伸びるor縮む?についても教えてもらえるとうれしいです。

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  • ベストアンサー
  • ginlime
  • ベストアンサー率27% (280/1031)
回答No.1

紙は水分を吸収すれば伸びます。木のセルロースが主成分で水を吸えば分子構造が緩むからです。ですから、雨の日に障子を貼るというのも事実ですが、紙に霧吹きで水を吸わせて晴れた日に貼ることも出来ます。しかしこの場合に上手くやらないと、糊が固まる前に紙が収縮してしまい、ずれることも有りますので注意が必要です。紙を貼る糊にはセルロースが主成分の糊や海草が主成分のふ糊があり、あるいはポリビニルアルコールが主成分の水糊がありいずれも水を吸うと乾燥までの時間が長く必要になります。 このバランスを上手く取ってください。壁紙などで梅雨時に弛んだりして見にくくなる場合もあります。

liko_2006
質問者

お礼

早速に回答ありがとうございます。 濡れれば伸びるんですね。 障子を貼る手順として (1)障子紙を濡らして固定する(霧吹き) (2)固定したまま乾燥させる であれば、天気は晴れが良いんでしょうね?(乾燥させる湿度の関係で)

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その他の回答 (2)

回答No.3

紙の繊維は、非常に硬い縮れた繊維です。 それこそ髪の毛みたいなもので、ぬれるとぐったりして真っ直ぐ(軟らかく)なります。で、乾燥するとまた縮れます。 乾燥した紙をぬらすと、このぐったり伸びた繊維が、伸びた状態で他の繊維と新しく絡み合います。乾いて縮んだ時に新しく絡み合った部分を引っ張ります。そのままだとしわしわになりますが、紙の周辺が接着されていることでピンと張ります。

liko_2006
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 うーむ、紙も奥が深い・・・濡れ方も問題で、周辺の接着部分が残っているとピンと張るんですね。 皆さんありがとうございます。大体のことが分かりましたので、回答はココで締め切ります。ありがとうございました(^^♪

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  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.2

ついでに 余談も書いておきます。 紙には縦横が有るので 縦方向は強度は有るが伸びにくい。 横方向は強度はやや落ちるが、伸びる割合が大きい。 最近の障子紙に、不織布を使う場合が有りますが 強度は軽く 10倍以上強い。これも縦横が有り。 水分での伸び縮みは無い。 人間の力では 破れない。

liko_2006
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ふむふむ、紙にも方向があったんですね、縦横によっても強度が違うとは驚きです。

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