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経済学部から法曹を目指すことに関して
こんにちは。 今年、中央経済学部に受かったのですが、最近、法曹になりたいと思っています。 「なりたい理由」 1、今まで、かるい金至上主義と思っていました。でも、ホリエモンのこともありまして、自分も衝撃を受けました。ルールは重要なんじゃないのか? 2、僕は、万引きとか最近では信号無視とかもしたくないんです。規則を守っている自分がかっこいいって思えるんです。だから、その長所(?)をいかしたいなと。 主にこの2つです。 経済学部から法曹を目指すのは厳しいでしょうか?やっぱ、法学部有利だよな!とか考えて目指すのやめようかなとかも思ってしまいます。何か一言お願いします。 現行司法試験は徐々に合格者を少なくしていくということで、ロースクールから新司法試験を考えています。
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こんにちわ。 中央大学の経済学部合格おめでとうございます。 1総論 経済学部から法曹を目指すのが厳しいかといえば、必ずしもそうとはいえません。あと4年もあるんですから、やり方次第で、どこの法科大学院にも合格可能です。 ただ、(これはあくまで個人的な偏見に基づくものかもしれませんが)、経済学部で友達を多く作ってしまうと彼らは、法学部生と比べて生活パターンが異なるため、勉強に打ち込みにくいかもしれません。 2方法 あなたが、法科大学院を目指すうえで、取りうる方法としては、 (1)経済学部在籍のまま、司法試験予備校に通い、既修者コースに入学する、 (2)経済学部在籍のまま、司法試験予備校に通い、未修者コースに入学する、 (3)経済学部在籍中、3年時に飛び級制度を使い、既修者コースまたは、未修者コースに入学する、 (4)経済学部在籍中、3年次から法学部に編入し、既修者コースに入学する、 などの方法が考えられます。 一番かっこいいのは、(3)ですが、(1)、(2)スタンダードな方法かなと思います。各大学によって、選抜方法が異なりますので、各大学のHPなどを参照してご確認ください。 3検討 ひとつ心配になるのは、法曹になりたいという動機です。知っていますか?新司法試験の合格率を。3割くらいだそうです。 さらに、今後は、弁護士数が激増し、普通のサラリーマンと同程度またはそれ以下の給料しかもらえない弁護士が増えることが予想されています。 加えて、法科大学院での勉強は、相当ハードです。実態を明かすと萎縮されてしまう恐れがありますから、詳細は言いませんが、それなりの覚悟が必要です。 4アドバイス これだけのデメリットを補っても余りある魅力を感じるというのなら、どうぞ法曹を目指し、優秀な法曹として社会で活躍してください。 法科大学院に入るための勉強の準備期間としては、2から3年あれば十分かなと思います。だから、1、2年くらいかけて、情報を収集し自分がどんな職業に向いているか、魅力を感じるかを考えてください。
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みなさんの書かれているとおり、経済学部よりは法学部が有利でしょうね。 あなたの質問を読ませていただいて、私からの提言ですが。。。 中央は法経系が強い(?)ですから、そこを活かしましょう。 そのまま経済学部に入学し、卒業してください。 経済学部卒業と同時に、中央の法学部3年次に編入学するのです。 それを見越して、経済学部在学中から法学部の講義を履修したり、ゼミでは自分が法曹に進んだ時扱いたい経済法の勉強をしておいてください。 そして法学部卒業後、法科大学院に進むのです。 2年余分に時間と金がかかりますが、将来への投資としては費用対効果は十分あると思いますよ。 奇しくもホリエモンが提起した問題に限らず、経済学に強い法曹はこれからますます必要です。 日本版SOX法も視野に入れると、あなたの指向からいって、この道がベストかと思います。
合格おめでとうございます。 経済学部だから不利かというと不利だと私は思います。法科大学院も法律既習者コースだと2年ですが、未修者コースは3年です。いくら未修コースでもプラス1年長いだけで修了後には法学部卒の既習コース修了者と、3回の受験回数制限のある中、同じ土俵(司法試験)で闘うのですから厳しい戦いとなります。 まあでもその辺は、経済学部在学中から、法学部の科目を履修して単位を取得したり、法職講座や資格予備校を利用して積極的に法律の勉強や法科大学院入試対策などをすればあまり問題ないようにも思います。 中央は商法系統の教授が割と充実している大学なので、経済学部に在籍しながら法学部の科目で単位を取得できるようであれば、野村修也先生の講義とか受けられたら良いんじゃないかと思います。 >考えて目指すのやめようかなとかも思ってしまいます。 一言いわせてもらいますと、他人に言われて目指すのをやめようかと考えているのでしたら、初めから手を出さない方が良いですね。法学部生であろうと経済学部生であろうとそんなに甘い世界じゃないです。 単純に法律を学びたいだけなら、何も法曹を目指さずとも法学部の授業を履修すれば良いです。 もし本気なら、他学部卒の法曹の方はたくさんいますし、専門性の高い職業なのでやってみる価値はあると思いますよ。 入学されてから、いろいろ先輩や大学の職員さんに話を聞かれてからよく考えられたらどうでしょうか。 参考にならなくてすみません。
- gamy-cho
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No.2の者ですが、回答文の中でちょっと訂正したいことが見つかりまして…。 >法曹ではその法、ルールを作ることはできますが ではなくて、世の中の事件に対して法律を適用、駆使して解決を目指していくものですね。 それともう一つ、法律はそれを裁判などで扱う人たちのためにあるのではなく、人々が社会のなかで暮らしていくためのルールです。それを守るということと法曹界に身をおくこととが本当にイコールなのかな、と私にとっては疑問に思えるということを蛇足ながら付け加えさせていただきます。
- gamy-cho
- ベストアンサー率22% (73/326)
質問者さんの法曹になりたい理由というのを見てみると、「ルールを破る人が許せない。だから法曹界に身をおいて世の中のルールをきちんと守りたい」というものでしょうか。 ただ、法曹界に身をおかなくてもおっしゃるような長所を生かす場面はたくさんあると思うのです。 例えば、最近ではコンプライアンス、つまり企業活動を行ううえできちんと法を遵守する姿勢が求められます。法曹ではその法、ルールを作ることはできますが、それを守るための体制を作ることができるのは企業に働く人たちです。 つまり、ルールを守りたいというのであれば、むしろ企業のなかで法を遵守していくほうが大切なのではないかなと思いました。それが守れない企業体制になってしまったのがライブドアですし。 結局のところ、法曹界に入ってできることと、企業でできることと、どちらが質問者さんにとって大事なことかということを考えて決めるといいのではないかなと思います。
- sprinter100
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確か法学部以外の人が法科大学院に行く場合は3年間行かなければならなかったはずです。法学部卒の人は2年です。 ただ、経済学部を出ていれば、経済関係を得意分野とする弁護士や検事になれると思うので、その点は普通に法学部を出た人よりは有利かもしれませんね。あくまでなってからの話ですけど。