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単純性ヘルペスについて教えてください。
去年の11月くらいからどうも陰部がかゆくなり婦人科を受診しました。その結果ガンジタが発見されて膣剤とと塗り薬をつかい二週間くらいで婦人科の先生から完治といわれました。が、どうも陰部の皮膚のヒリヒリ感や違和感をかんじてたので婦人科の先生にそのことを伝えその後2,3回病院にかよいいろんな薬をもらいました。しかしもう3ヶ月以上たっているのになかなか皮膚がよくならすヒリヒリしたりとなかなか治らず結局皮膚科をいまから二週間前に受診しましたそれで一週間前に血液検査をしたのでその結果を昨日聞きにいってきたところ単純性ヘルペスの検査で陽性がでたと言われました。 単純性ヘルペスとはどんな病気ですか?性器ヘルペスとは違う病気ですか?陰部のかぶれがヘルペスなんでしょうか??そして最近口内炎がいっぱいできては治ってをくりかえしているんですがそれは関係してますか?今、皮膚科でぬりぐすりをもらい毎日塗っているんですが婦人科にいかなくてもよいのでしょか??膣のなかの治療とかはひつようですか?とくになにも皮膚科の先生からはいわれていません。なにぶんはじめてなのでわからないことだらけです。いろいろと回答をおねがいします。
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2回目です。こんばんは。 ヘルペスと診断されましたか。大丈夫との事、よかったですね。昨日の回答はヘルペスだけにしておきました。婦人科へも行かれる予定なんですよね? 膣炎について書かせて頂きます。 最初に膣についてなんですが・・・ 膣は長さが8~10cmほどの管で、表面にはひだがあり、 伸縮性に富んでいます。中にはデーデル・ライン桿菌が常に存在して、膣内を酸性に保ち、外部からの病原菌の侵入・繁殖を阻止しています。 膣炎には真菌(カビ)の一種であるカンジダ・アルビカンスや病気・疲労などで抵抗力が弱ってホルモンのバランスが崩れた時に感染するカンジダ膣炎。(*糖尿病の人は発症率が高い) トリコモナス原虫と言う寄生虫の感染による、トリコモナス膣炎(性行為でうつる場合もあり)、大腸菌・ブドウ球菌など一般細菌から感染する非特異性膣炎とがあります。 1・カンジダ膣炎 白いおりものと痒みが特徴。 膣内および外陰部がかゆくなります。おりものは、最初白っぽく炎症が酷くなるとカッテージ・チーズやおからのような白くてポロポロしたものが見られます。 悪臭はない。痒みがひどく、時にはいたがゆい感じでしょう。お風呂に入ったときも石けんを使ってゴシゴシ洗うとかえって逆効果になってしまいます。 放置していると、膣だけではなく外陰部にまで炎症が広がり、外陰部が赤く腫れ白い苔のようなものがあちこちに付着することもある。 治療法 おりものを採取→顕微鏡検査か培養検査にかける。 膣内を洗浄→膣錠を膣の中に入れます。(家に帰ってからは自分で行います。やり方は医師の指示に従って下さい)*外陰炎をおこしている時は、軟膏を使います。 ↓ 2,3日すると、症状は消えてなくなります。 (これで治ったと思って治療を中止すると、再発する。) ↓ 完全に治るまではきちんと通院。 2~3週間くらいはかかるとみる。 *なかなか治らない場合(難治性)には、内服薬を使います。 2・トリコモナス膣炎 悪臭のあるおりものとかゆみが特徴 黄色い、あるいは緑っぽい泡のたったおりものが出てきます。悪臭あり。 時には酷い痒み、焼け付くような痛みがあるものの、自覚症状のない人もいるのが特徴。外陰部にまで炎症が及ぶと、外陰部が赤く腫れ上がり排尿時に患部に しみる事もあります。 治療 おりものを採取→顕微鏡検査→培養検査にかける。 ↓ トリコモナス原虫を検出(正しい診断を下す) 内服薬と膣座薬も使われる。 *以前は治りにくい病気だった。 完治して治るには大体2週間くらいかかるとみて下さい。 *性行為によって感染する事の多い病気です。せっかく 自分が治っても、相手が治療をしていなければ必ず再発します。 3・非特異性膣炎 いろいろな原因で起こる。 先程書き込んだように、膣にはデーテル・ライン桿菌と言う菌(お掃除やさん)が常駐しているので常に 膣内は酸性に保たれています。 仮に細菌が侵入してきても、感染・繁殖することはありません。←膣の自浄作用と言います。 ・病気などで抵抗力が低下。 ・何らかの原因でホルモンバランスが崩れる ↓ 膣の自浄作用の低下、細菌に感染しやすくなる。 *一番多いのが性行為・下痢などによる感染。 ↓ 避妊具・タンポンや生理具などの交換・出し忘れなど 膣内に異物があると ↓ 腐敗・膣の壁を傷つける ↓ 炎症を引き起こすもとになる。 特徴 ・黄色・茶褐色、あるいは緑色のおりものが増えます。嫌な臭いがある。 膣内の異物が原因の場合、ものすごい悪臭がします。痒みはないものの、外陰部が赤く腫れることがある。 治療 ・膣錠や内服薬を用いる。 *膣炎を防ぐには 体を締め付けるカードル・ジーパンやパンティ・ストッキングを完治するまで身につけないようにする事。おりものシートなども下半身や性器部分の通気性が 悪くなるので、むれてしまい原因の1つになっています。 ↓ 通気性のいい綿100%のショーツで過ごしてみてください。 トリコモナス膣炎について トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫(Trichomonas vaginalis)の感染によって引き起こされる。産婦人科臨床上頻繁に認められる性感染症であるが、最近では減少傾向にある。典型的な帯下感、掻痒感を訴えることが多いが、自覚症状のほとんどない不顕性感染もある。診断はトリコモナス原虫の検出によってなされ、治療は他の性感染症と同様にセックスパートナーも同時に行わなければならない。 虫体は洋梨状を呈しており、大きさは白血球より大きく、平均18.57μ(10~40μ)の大きさである。3から5本の鞭毛と波動膜によって活発に運動しているので、顕微鏡下での診断は容易である。女性の主な感染部位は膣であるが、バルトリン腺や子宮頸管、尿路などにも棲息しえる。男性では尿道、膀胱、前立腺や精路などから検出される。 感染経路 主な感染経路は性行為であるが、性行為以外の感染経路として風呂場や手指などによるものも考えられる。少数であるが性行為の無い幼児・小児の膣トリコモナス症も認められ、この場合には母親がトリコモナス膣炎のことが多い。また60才以上の高齢者にもときには認められる。 症状 典型的な症例では、外陰部の掻痒感(かゆみ)・灼熱感と特徴的な帯下(おりもの)の増加である。また膣炎が極端な場合には性交時痛や性交不快を訴えたり、血性帯下がみられる場合もある。また、膀胱炎などの尿路感染症を合併している場合もあり、排尿時痛なども時には見られる。 帯下の性状は特徴的であり、悪臭を伴う黄色膿性あるいは白色漿液性帯下であり、泡沫を伴うのが本症の特徴であり、診断的意義が高い。 しかし、上記の症状の認められない不顕性感染は約25%程度とされており、性感染症のキャリアーとなる。 男性がトリコモナス原虫の感染を受けた場合には、稀に尿道炎などの症状を呈する場合もあるが、通常は何らの自覚症状を示さない。 トリコモナス原虫(Trichomonas vaginalis)は、ある種の細菌やカンジダなどとは異なり膣の常在菌では無いので、以下の診断法にて1匹でも検出されれば、感染症としての意義はあり、自覚症状の有無やその程度にかかわらず積極的に治療されなけらばならない。 生標本による鏡検法 スライドグラスに生理的食塩水を一滴滴下し、これに帯下(膣分泌物)を少量混和し、顕微鏡下で診断する。左図のようにトリコモナス原虫の大きさは白血球より大きく、膣上皮細胞より小さい洋梨状の鞭毛虫である。膣内細菌などと比較すると桁違いに大きな微生物で活発に運動しているために診断は容易である。 培養法・PCR法 特徴的な帯下をしているが、鏡検法にてトリコモナスが明らかでない場合などはトリコモナス培地や浅見培地を用いて培養検査を行う。また最近ではPCR(polymerase chain reaction)法を用いた検査も発達している。 子宮癌検査細胞診・尿検査 子宮癌検診の細胞診にて偶然にトリコモナス原虫が発見されることもある。また、何らの目的で尿検査を行う時、その沈渣にてトリコモナス原虫が発見されることもある。この様な場合には患者さん自身は、無症状のことが多く、当然無自覚であるために、性感染症と知ると戸惑いを示すことが多い。しかし、症状の有無には無関係に治療が必要になるのは当然である。 治療法 以下に示すような抗トリコモナス剤があるが、投与方法として内服剤による全身投与法と膣錠や軟膏による局所療法がある。 女性の主なトリコモナス原虫の感染部位は膣であるが、バルトリン腺や子宮頸管、尿路などにも棲息しえる。従って、膣錠や軟膏による局所療法のみでは感染病巣の広がり方次第によっては膣以外の隣接臓器に寄生しているトリコモナス原虫を完全に排除できないために十分な治療効果を示さないことがある。この様な症例に対しては内服薬による全身投与が有効になる。 以上より治療の原則は局所・内服併用療法とセックスパートナーの同時投与である(3者併用療法)。 トリコモナス膣炎の主要処方例 Metronidazole (フラジールなど) 経口剤(1錠250mg) 500mg 分2 10日間 膣錠(1錠250mg) 1日1錠膣内挿入 10~14日間 Tinidazole (ファシジン) 経口剤(1錠200mg) 400mg 分2 7日間 経口剤(1錠500mg) 2000mg 1回のみ 膣錠(1錠200mg) 1日1錠膣内挿入 7日間 Trichomycin (トリコマイシン) 膣錠(1錠5万単位) 1日1錠膣内挿入 10~14日間 軟膏(1g15万単位含有) 1日数回塗布 副作用 最も頻繁に用いられるMetronidazole(フラジールなど)の副作用は、嘔気、食欲不振などの消化器症状を示すこともある。またアルコールと併用すると、腹部疝痛、嘔吐、酩酊現象などを示すこともあり、服用中の飲酒を控える必要がある。 妊娠とトリコモナス感染症 妊婦がトリコモナスに感染すると、前期破水や早産を引き起こすことがある。これはトリコモナスの直接作用ではなく、トリコモナス膣炎症例は、細菌性膣症を合併しやすいためである。細菌性膣症とはLactobacillusを主とする膣内正常細菌叢が多量の複数の菌種に置き換わった状態であり、炎症所見は著明ではない。しかし、妊娠時の細菌性膣症は絨毛羊膜炎や前期破水さらには早産の原因になりかねないので注意を要する。 抗トリコモナス剤の内服投与は、胎盤通過性があるために、妊婦の経口投与は避けるべきである。特に妊娠12週以前の治療は膣錠や軟膏による局所療法によるのが原則である。 その他の感染症の合併 トリコモナス膣炎は性感染症であり、その他の性感染症を合併する重複感染症に注意しなければならない。 トリコモナス膣炎は、外陰・膣真菌症が合併することもあり、この場合にはトリコマイシン膣錠は抗真菌作用もあるので便利である。また非妊娠時のトリコモナス膣炎に合併した細菌性膣症は、骨盤内感染症に発展することもある。 帯下(おりもの)は婦人科領域の外来診療において代表的主症状のひとつである。性感染症の診断のために帯下が重要なポイントになる疾患とそうでない疾患がある。梅毒やHIV(AIDS)の診断には血液検査が、ヘルペスや尖形コンジローマの診断には視診が重要な役割を果たし、帯下から診断のための有効な情報は得られない。それに対してトリコモナス膣炎、外陰・膣カンジダ症や淋菌感染症では帯下が診断に重要な役割を果たしている。 帯下を呈する代表的疾患の鑑別診断 病原体 トリコモナス カンジダ 淋菌 一般細菌 主症状 帯下・掻痒感 強い掻痒感・帯下 排尿痛・帯下 帯下 帯下所見 黄色膿様または漿液性で臭気のある泡沫状の帯下 粥状あるいは酒粕状・粉チーズ状の白色帯下で、時に膣壁に偽膜状に付着している 膿性帯下・粘液性帯下 黄色帯下・時に臭気がある 帯下採取部位 膣腔・頸管 膣腔 頸管・尿道口 膣腔 帯下の検鏡所見 トリコモナス原虫の確認、著明な白血球の増加 偽菌糸体と分芽胞子の確認、軽度の白血球増加 双球菌の確認・グラム染色・フクシン染色 細菌の確認・白血球増加・グラム染色 培養培地 浅見培地 水野・高田培地 チョコレート寒天培地 細菌性膣症 (アミン臭) しばしば なし その他 尿沈渣・細胞診で偶然発見(不顕性感染) 長くなってしまい、本当にすみません。 早く完治するといいですね。
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- charon34
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こんばんは。先ず最初にSTD(性行為感染症)と言う名前をご存知ですか?原因となる菌には、いろんな種類があります。ウイルス、細菌、真菌(カビ)、原虫、寄生虫などが挙げられます。 生涯にわたって1対1との性生活を営む場合、STD感染への危険性は低くなります。 ヘルペス(単純ヘルペス・ウイルス)について 1・I型主に目や口など上半身に 2・II型主に性器などの下半身に感染 症状として 初感染の場合、感染後2~10日後に症状が現れます。 ・発熱・倦怠感がある。 ・局所に1~2mm位の小さな水疱がたくさんできる。 ・この水疱は表皮がはがれ、ジクジクした潰瘍になる。 ・下着が触れただけでも激しく痛むようになる。 (激しい痛みを伴うので場合によっては排尿痛や歩行困難になる可能性もある。) *この症状が2~3週間ほど続きます。 ヘルペスは一度感染し症状が消失してもウイルスが神経細胞に潜伏して再発を繰り返しやすい。特に体の抵抗力が低下した時になりやすい。この場合、水疱は両側に出るとは限りません。痛みも酷くはないのですが、時々酷い痛みを伴います。 女性の場合、妊娠中に発症すると、胎児感染の危険があります。(もしも赤ちゃんに感染した場合には、ヘルペス脳炎を起こす事があります。) *妊娠している人には特に注意が必要な病気です。 治療として 抗ウイルス剤の投与で、症状を緩和したり再発を抑える薬が開発されている。(内服用と外用薬があり、初期感染に対しては非常に効果が認められている。) 安心な性行為 性行為感染症が疑われるときは、恥ずかしがったり・しり込みをしないで早急に産婦人科へ受診する事を勧めます。感染後時間がたつほど症状は進み、治療が難しくなったり、後遺症などのリスクも高くなります。 性行為感染症を予防する事も大切です。ステディなパートナー以外の危険な相手との行為は最低限、避妊具を使うと言う注意を絶対に忘れないで下さい。体を清潔に保ち、性器もきれいに洗いましょう。(洗い過ぎない程度)相手が一度ヘルペスなどの性病にかかった事があれば、病院へ行きましょう!! 下記にSTDに関する詳しいサイトを載せておきましたので一度目を通してみて下さいね。 http://www.std-lab.jp/
お礼
詳しくわかるサイトをどうもありがとうございました。一応皮膚科の先生は陰部にできたびらんでヘルペスと判断し、血液検査でも陽性だったのでヘルペスで間違いないと思います。今のところ皮膚のほうもよくなってきていると先生がいっていたので大丈夫そうです。二週間後にまた行く予定なので婦人科にいくべきか聞いてみます。でも膣剤とか膣洗浄とかサイトには書いてありませんでしたけどそれはそうゆう治療法はせず内服薬と塗り薬のみってことなんですかね?
- ohirune_neko
- ベストアンサー率34% (768/2258)
素人なので質問内容には詳しくありませんが~ 「ヘルペス」出検索したところ、いくつかわかりました。 ヘルペスはウィルス性のものであり、そのウィルスが皮膚組織に入って、潰瘍や水疱ができるようです。 単純性ヘルペスの中で、性器に症状が現れるのが性器ヘルペスであり、同じもののようですね。 口内炎もできているとのことですが、もしかしたらそちらにも移っているのかもしれないです。男性器→お口での愛撫でも移るようですからね。 対策としては、抗ウイルス剤の服用、潰瘍部には軟膏をと言う形のようですね。 それと皮膚科の先生との問診で、性器うんぬんの話しはしなかったのでしょうか?恥ずかしがらずにしっかりと話しておくべきだと思いますよ。 次の機会にでも素直に相談なされた方が、専門家の意見を聞けると思いますから。 また前回の婦人科も、できれば通院を続けておいた方が良かったでしょうね。直らない、対応が悪いと思ったなら、ほかの病院をあたるのがよろしかったでしょうね。 ともあれここで悩んでも、明確な答えは得づらいと思われます。 お忙しかったりはずかしかったりするでしょうが、あなたのカラダはあなたが直そうと思わなければ、どうにもなりません。 しっかりと専門家の意見を聞き、早めに治すよう試みてくださいね。
お礼
速い返答ありがとうございました。 皮膚科では陰部しかみせてません。 びらんがあったみたいなので血液検査をしたらしいです。口内炎はむかしからよくできているので心配はないとおもうのですが。なにかひどい症状がでてきたら婦人科にまたいこうとおもいます。ほんとにありがとうございました。
お礼
またまたありがとうございました。 ガンジタは一回もうやっているのでなんとなくわかります。膣炎はまだありません。 そのうちまた症状がではじめてきたら婦人科にいこうとおもっています。本当にありがとうございました。