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給湯器の仕組み
常々不思議に思っていたのですが、給湯器ってあんなに小さいのに何でじゃんじゃんお湯が出てくるのですか。例えばポットでお湯を沸かすときって結構時間かかりますよね。それなのになんで給湯器は…。子供みたいな質問ですみません。どなたか教えてください。
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車のラジエターを見たことはありますか。 細かな隙間で「フィンコイル」が並んでいる様子がわかると思います。 給湯器の内部も同様の構造をしていて、水と熱源(ガスの炎など)と接触する面積を広くしています。 ポットでお湯をを沸かす場合ややかんで沸かす場合は、容器の表面積だけが熱源との接触面積ですが、給湯器はその数倍から数十倍の接触面積をもっています。 接触面積の多さの分だけ早くお湯が加熱されるわけです。 給湯器の排気筒側から除くとフィンコイルが見える場合がありますので、覗いてみてください。 フィンコイルとはお湯の通る配管が並んでいる間を薄い金属の板がつないでいる物です。 エアコンの室内機、室外機共に同様のフィンコイルを有しています。
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- cid-37
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ガスコンロが2,000キロカロリーとして、瞬間湯沸器(おおきな ボタンを押すとお湯がでるもの)では、9,800キロカロリーの ガスを食います。約5倍の火力で、90℃位のお湯を沸かしています。 on-drugさんが、「お皿を洗うから43℃がいいわ。」と、温度調整 をあわせると、その90℃のお湯と、お水をミックスして43℃の お湯をつくって出します。試しに温度調整を熱いほうにいっぱいに回す と、急にお湯の量が減りますよね。ミックスするお水が0になるので、 量が極端に減るのです。 5倍の火力で、90℃のお湯を少し沸かして、お水とミックスして いる為、40℃くらいのお湯ならじゃんじゃん出てくるという訳です。
お礼
なるほど、火力も随分違うのですね。勉強になりました。有難うございました。
簡単にいってしまえば熱効率の違いです。薬缶などでお湯を沸かすときは、底の部分のごく小さな面積にしかガスの炎があたっていないため、発した熱のかなりの部分が無駄になってしまっているのです。給湯器などではできるだけ多くの面積で熱を受けるために板状にした熱交換器の内部に迷路のように水のとおるパイプを設けてあり、熱交換器が受け取った熱をできるだけ効率よく水に伝えるようになっています。
お礼
ご回答有難うございます。NO2の方と同じようなご回答なのですが、NO2の方の方が早くお答え下さったのであちらにポイントを差し上げます。ご了承ください。
給湯器の中には細い水道管がとぐろを巻いたようになり、その周りはガスが燃えています。 従って、入り口から入った水は給湯器の中を流れる内にガスの燃焼する熱で熱せられてお湯になるのです。
お礼
接触面積の違いだったのですね!!目からうろこが落ちました。有難うございました。