はじめまして。
私は現在は教えていませんが、以前、幼児クラスを教えていました。
小さい子どもは、ある程度踊れる子どもや、言葉を理解できる大人初心者とは、全く違った難しさがありますよね。
まず、小さい子どもは、「自分でやりたい!」と思って習いに来ている子ばかりではないということがあります。
親が習わせたいだけかもしれないし、他に遊びたいこともあるし・・・。
そんな子どもにできるまず第一のことは、「バレエのレッスンを楽しいもの」と思わせてあげることです。
「週1回、ここにきたら、いつも楽しい!先生好き!お友達も好き!・・・だからバレエも好き!」
そう思えるだけで、意味があると思います。
次に、バレエのレッスン基本である、(1)レッスンが始まったらしゃべらない(2)順番を頑張って覚える(3)音楽が鳴ったらそれを踊ってみる といったことを、経験していくことで、レッスンが根付いていきます。
そして、この時期には、もちろんアンデオールも大事ですが、何より「音楽性」が育つと私は思います。
「リズム感」でもいいかもしれません。
とにかく音に自然に溶け込めるようになるには、この時期は大事だと思います。
ステップよりも、これらのことを教えてあげるために、レッスンを工夫したいですよね。
そして、一番大事なことなのですが、momokorokoさんは、助教として、幼児クラスをもつのでしょうか。
それとも、スタジオの主催として教えるのでしょうか。
私は助教の立場だったので、そう仮定しての発言ですが、助教として幼児クラスを教える場合は特に、
先生の方針と違うことをするべきではないということです。
幼児期にどのように指導するかは、先生によってかなり分かれると思います。
そして、先生の考え方と助教の先生の考え方のズレは、子どもはとっても敏感に感じ取ります。
私は、それで、教えをやめましたが、あくまでも主催の先生の生徒ですから、自分の自由にしたかったら自分の教室を開かなくてはいけませんものね。
もし、momokorokoさんが主催の方でしたら、ごめんなさい。
進め方は、本当に参考までに、私の時は、
ごあいさつの後、皆で輪になって声を出しながらストレッチを何種類かやり、その後バーレッスン(プリエ・タンジュ中心にフォンデュとばして一応バットマンまでゆっくりシンプルに。1ヶ月位ずつ内容を少しだけ変えて)
バーが終わったらセンターはジャンプ、ピルエット等2種類位やり、最後の10分位は遊びのようなリズム感を取れるようなステップや、逆立ちなどその時によって色々なことをして、おしまい。
といった感じが多かったです。
曲はやっぱりディズニーが人気でしたよ。