「ストロボ」と「フラッシュ」の違いはその構造を知るとmathukitiさんの疑問が解けます。
「フラッシュ」とは「閃光」の事で、「ストロボ」は会社の商標なのです。
勿論、「ストロボ」も「閃光」を発します。
その「閃光」を発する機材に「フラッシュバルブ」と「エレクトロニック・フラッシュ」の2つがあります。
「フラッシュバルブ」とはマグネシウムフィラメントを加圧酸素で燃焼させて発光させ、1回ごとの使い捨てです。昔は殆どこれでした。
対して「エレクトロニック・フラッシュ」は、最近のカメラに内蔵されているものです。
コンパクトカメラやレンズ付フィルムについているフラッシュはキセノンガスが充填された放電管で出来ております。これは雷が落ちる現象とほぼ同じで、まず電気を(コンデンサに)溜めてから高電圧に変換し、向き合った電極の片方からもう一方へ放電することで「光」が発生します。
ストロボの中を除いてみると、ガラスの管があるのが見えると思います。これが「放電管」です。コンデンサーからの放電で繰り返し使えるメリットがあります。
この「エレクトリック・フラッシュ」を米国の「ストロボリサーチ社」が古くから製造販売しており、その商標「ストロボ」が意匠登録されております。
「商標」なので他のメーカーは「ストロボ」と言う言葉は使わず、「スピードライト」或いは「フラッシュ」と呼んだりしているのです。
お礼
大変に参考になりました。明解な回答をありがとうございました。