私は盲腸を経験し、オペしました。その時の体験をもとに書きます。
くれぐれもご本人の体調に合わせ、適切に受診して下さい。
まず、盲腸は普通右側にのみあります。(中には違う方も居るらしい。。。)
場所は本人の右脇腹、へその真横から斜め下5センチくらいの拳1つ分の範囲にあるはずです。
本人と向かい合い、他の方が見る場合には、その方が見て左下の脇腹と言うことになります。
そこを二本指でゆっくりぐ~っとおして、キリキリと痛むようなら疑いが強いです。
また、盲腸初期はキリキリ痛が出たり、収まったりですが、進行するとキリキリと痛みっぱなしになります。
ただし、私は吐き気はまったく感じませんでしたし、食欲も至って普通です(ただし、飯どころじゃないほど痛くなるまで我慢してしまいましたが。。。)。
盲腸という病気はその部分が腐ってきますので、放っておくと、腹腔内で盲腸が破裂(膿が飛び出す)し、他の臓器までもが炎症を起こす腹膜炎となり、重傷の場合死亡に至る危険があります。
叔父は見立て違いで腹膜炎となり、麻酔なしの緊急オペで九死に一生を得ました。麻酔無しですよ。「死ぬほど痛かった」らしいですが「止めたら死ぬと思って我慢した」そうです。よその医者が認めるほどなのでオーバーな作り話ではありませんよ。それほど重篤な結果も招きかねない、ということです。
また、盲腸の場合は決して暖めてはいけないと言われました。生ものが腐るのと同じで、炎症がどんどん進んでしまうそうです。
もし、疑いが強い場合は、入浴や暖房を控えたうえで、厚着で保温し(自己体験時の指導がもと)、なるべく早急に受診されることをお奨めします。
血液検査で陰陽がはっきりわかります。特別大きい病院で検査が込んでいる場合は別ですが、普通の病院なら数分で結果が分かるはずです。
何はともあれ、まずは受診をお奨めします。