ヘアダイですから,ブリーチ成分が含まれていて,そのために,ヘアダイが頭皮についてしまいますと,ブリーチ成分の働きによって,角質がめくれてきてしまいます。
そのために,ヘアダイの成分が体内に入り込んでしまうこともないとは言えないわけで,たぶん,そうなっているために,「その後、頭皮のあちこちから体液(膿?)が出て仁丹粒くらいの塊になっています」となるのだと思われます。
ちなみに,たまにブリーチ成分が含まれているヘナもありますが,ほとんどのヘナにはブリーチ成分は含まれていません。
ですから,ブリーチ成分が原因だと考えて良いと思いますよ。
とりあえず,今のところは,健常者がヘアダイで脱毛症になったという報告はありませんが,このような状態が続いてしまいますと,どうなるかはわかりません。
ちなみに,自己免疫疾患を患っている人ですと,ヘアダイが頭皮についただけで,全身円形脱毛症になってしまう場合もありますよ。(もちろん,完治することは可能ですが,ここまで酷いと,完治するまでには年単位の時間がかかると思います)
実は,私たちプロが毛染めをお客様にする場合,良心的な技術者であれば,目立ちやすい場所以外は,髪の毛の根本0.5~1.0cm程度,染毛剤をつけないように心懸けています。
いろいろな場所の生え際や分け目などは目立つ場所ですから,根本ギリギリまでつけますが,それ以外の場所は,頭皮に染毛剤が付着することをおそれて,必ず,染めないようにしているのです。
もし,akirametaさんが自分で染めているのであれば,出来るだけ,クリームタイプの染毛剤を探し出し,生え際や分け目以外の場所は,髪の毛の根本1cm程度あけて染毛剤を塗るようにしてください。
生え際や分け目のところは,理容師が使用する「仕上げグシ」という薄いクシ(厚み1mm以下)を用意して,生え際や分け目部分の頭皮にそのクシをピッタリくっつけてから,染毛剤を塗るようにしてください。
もちろん,染毛剤をたくさん出したりつけたりしますと,これらの注意をしっかりやっていても,頭皮に付着しやすいですから,少しずつ,染毛剤を塗るようにしてくださいね。
もし,akirametaさんが理容店や美容店で毛染めしているのでしたら,必ず,質問に書かれたことを伝えるようにしてください。
お礼
非常に詳しいご説明ありがとうございます。まずは皮膚科に相談しました。結果は薬品アレルギー症状だということで以後の同様な薬品に触れることのないようにとの所見でした。ヘナでは症状が出ませんでしたので天然材料由来であれば大丈夫なようです。