飽くまでも,私の私見ですので,参考にする程度にしてください。
まず,何処に行かれることが多いかで,タイヤチェーンを選択するべきだと考えています。
雪が多い地方へ出かける率が高い場合は金属チェーンを,凍結路が多い地方に出かける率が高い場合はゴムチェーンの購入をお勧めします。
金属チェーンの場合もゴムチェーンの場合も,形状は「亀甲型」もしくは「ひし形」が1番効果ありです。また,ゴムバンドで締めるタイプが一番確実に装着できます。
と,これでは「面倒なものを勧めるなぁ」と思われるでしょうが,未だにこのタイプを売っていると言うことは,やはり,誰でも確実に装着でき,信頼性が1番あるからですよ。慣れれば,約20分ほどの作業で4輪とも装着できるようになりますしね。
また,最近では,最初だけ紐で締め付けるタイプも,あとからゴムバンドを追加することで信頼性を高めたものがありますので,これはお勧めできますね。
なお,これらのものは必ずジャッキアップをしてから装着するようにしてください。ジャッキアップしないでも装着できるかもしれませんが,場合によってはチェーンの緩みが出たり,装着できなかったりしますのでね。
1番簡単に装着できるものとして,横からはめ込むタイプのものがあると思いますが,空転しやすい構造ではないかと思われるので,これはお勧めしたくないです。
多少,面倒な作業を伴ったとしても,確実に装着でき,信頼性の高いものを選んでください。事故をおこしては元も子もないですからね。
最近はスタッドレスタイヤが数多く販売されていますが,このタイヤだって万能ではありません。ですから,KOBEさんのようにタイヤチェーンのことを考慮される方がいることに,私は喜びを感じます。
また,これはお願いですが,スキーなどに行かれる場合,トンネルの数も増えると思います。トンネル内は雪や凍結がない場合が多いのですが,タイヤチェーンを装着しているときは,トンネル内では絶対にスピードを出し過ぎないようにしてください。特に長めのトンネルの場合,タイヤやタイヤチェーンがかなりの高温になり,これは速度が速ければ速いほど高温になるため,トンネルを出たところで急激に冷やされたタイヤチェーンが切れてしまうと言う事故が数多く発生しています。ですから,雪や凍結しているところを走行している時よりもスピードを落とすくらいにした方がいいですよ。
また,使用後(スキーなどから帰ってきたあと,もしくは雪国の方はシーズンが終わったら)は必ず水洗いをして,日陰に干すことを忘れないでください。これをしないとチェーンの寿命が縮みます。
上手に使えば,タイヤサイズが変わるまで使うことも可能ですからね。
あと,タイヤチェーンの装着箇所は,都道府県によって規定が違います。各都道府県の「交通細則」を調べて正しい装着をするように心がけてください。たぶん,2輪駆動の場合は駆動輪に,4厘駆動の場合はフロントに装着だと思いますが・・・。
それとNo.1のGriffin1966さんが書かれている「ホイルハウスとのクリアランス」とは,お判りだと思いますが,サスペンションなどにこすれてしまわないようにということです。チェーンが切れやすくなりますからね。
お礼
大変勉強になりました。 どうも有り難うございました!