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衣類を濡らすと保温力がどれ程下がるか
アウトドアで衣類を濡らす=表面の生地が水を吸い込むと、どれだけ保温力が落ちるのかを実験した結果を探しています。できればダウンのウェアを濡らした場合の結果を探しています。 きっかけですが、先般冬山登山をしました。ゴアテックスのアウターではなくダウンのミドラーを着てハイクしていた所、雪で濡らしてしまいました。その後急激に寒さを感じてきたので、ウェアを濡らすと本来の保温力からどれ程落ちるものなのかを把握したいからです。 7割落ちるのなら絶対アウターとしては着ないでしょうし、落ちても15%ぐらいなら、他の要素が寒くなった原因かな、と。例えば汗で湿った下着が寒くさせた原因だな、と分かると思いまして。 アウトドア衣料メーカーのサイトをぱっと見たところありませんでした。また当サイト内で”保温 落ちる 衣類”などのキーワードで該当するQ&Aがなかったので、お力添えをお願いします。 検索用:水濡れ、ウェアイング、化繊、Thinsulate、シンサレート
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衣類を濡らした場合に寒く感じるのは、保温力は関係ありません。関係ないからこそ、誰も実験して調べたりしませんし、Q&Aも無かったのでしょう。 衣類を濡らした場合に寒く感じるのは、濡れた衣類が乾く際に「気化熱」として体温を奪うからです。 で、衣類が乾く、つまり、水が気化する際の「気化熱」の量は衣類の素材には無関係で、濡れた量に比例しただけ熱を奪います。 撥水、防水加工がしてあって、外気に触れている部分だけ濡れて内側が湿らない衣類であれば、どんな素材であれ、濡れても寒くは感じません。外側が濡れっぱなしか凍るだけですから。 但し、撥水、防水加工し過ぎの衣類は、内側の水分も外に発散しないので、運動中にかなり激しく蒸れます。結果、身体を休めている際に、蒸れて湿った下着が乾こうとして気化熱を奪って…、と、寒い思いをする事になります。 蒸れを防ぐには通気性を良く、通気性を良くすると濡らした時に沁み込む、沁み込まないようにすると通気性が悪くなる、と言う感じで、なかなか良い解決方法は無いみたいです。 素材をあれこれ悩むより、衣類の替えを装備しておき、濡らしたら乾いた衣服に着替える、と言うのが一番でしょう。
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- Pesuko
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水は比熱がでかいから水があると熱を大量に 奪います。 http://www.con-pro.net/readings/water/doc0009.html また気化するときに気化熱で大量に熱を奪います。 この両方は保温力とは関係ないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 服の材質云々の問題ではないことがよく分かりました。
- FR_fanatic
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九十何パーセントだか落ちるという数字をむかし雑誌で見た記憶がありますが 10年以上前なので全くうろ覚えです。もしかしたら ぬれた衣料には保温性はほとんどないと書いてあっただけかもしれません。 どっちにしても下の方が書いているとおりぬれた服には保温性はありません。 >ダウンのミドラーを着てハイクしていた所、雪で濡らしてしまいました。 それにしても勿体無い。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >それにしても勿体無い。 お恥ずかしいです。。。 その時の寒い嫌な思い出を二度としないべくの、 当質問なわけです。 段々分かってきました。 ありがとうございます。
お礼
早々にご回答ありがとうございます。 よく分かりました!! >濡らしたら乾いた衣服に着替える、 そうは分かっていても、 なかなかできなかったのですが、 今回仕組みとしてよく理解できたので、 厭わずに着替えることができそうです。 ありがとうございます。