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「無一文で外国に渡り成功した」って・・・
ふと、疑問に思ったのですが、よく「無一文で単身海外に渡り、成功した」とかいって有名になった日本人ってけっこういますよね。そういう人たちって一体、どういうビザで海外に行ってたんでしょう。お金がなければ飛行機に乗れないし、ビザを取るのにどの国もだいたいは貯金がある証明をしなければならないですよね。それとも、今と違って、どの国に行くのもわりと簡単にビザが取れたということでしょうか?或いは、不法就労・不法滞在をしていたんでしょうか。はたまた、「無一文」というのは言葉のアヤなんでしょうか。
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無一文は言葉のアヤではありません、事実です 私は45年前に親戚を頼って文字通り"無一文で"アメリカに留学しアメリカの大学の教職に付くことが出来ました、それ以来アメリカに住んでいます 当時は日本から留学費用を送金する事は極めて困難だったので多くの私費留学生はアルバイトで自活していました、当時は学費無料の大学もあったし有名大学では奨学金制度を利用出来ました(今でもそうです) 私の場合は希望が叶ったと言う意味で成功だったのですが国際的に著名な医師、弁護士、学者、実業家になった留学生は数多く居られます 紅花の青木さんも徒手空拳で成功したと聞きます ちなみに韓国、中国からの留学生は今でもそのパターンが多いです
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- nihonneko
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アメリカって学生でもビザ取るのが大変みたいですよね。他の国(イギリスやオーストラリアなど)は私が知る限り学生ビザならもっと取りやすいと思いますが・・。それかWHだったら財政もそれ程証明しなくていいんじゃないでしょうか? もし行くのが大学や専門学校ではなく、語学留学や遊学の範囲なのでしたら、思い切って行く国を変えてみたらどうでしょう?
- gbrokk
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No.2で回答した者です 留学するに当ってお金を持ってる証明の事ですが当時はアメリカの人が留学生を引き受ける財力がありますと言う事をアメリカの移民局に証明したのです、留学生側では無かったのです 日本で幾らお金を持っていても海外送金出来なかったので紙くず同然でした 留学条件から言えば今の方が断然有利です、永住権を取ることにしても当時は日本人には移民の割り当て人数が少なくてほとんど不可能でした、今はどこの国からも同じ人数です 一流大学の入学については当時は居なかった中国からの留学生が現在は数十万人来ていますのでかなり狭き門になっています
- Geelong
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確かに無一文と言って金銭を何も持ってないというのはウソにはなると思いますが…無一文が貯金が無いと言う意味では正解だと思います。 昔もVISAはありましたが今のように難しいものでもなく…ただたんにパスポートも写真と名前と国籍が書かれたB5用紙一枚といったような簡単なものでした。なので偽造も簡単にでき、はたまた自国民の登録も100%ではなかった不法労働者なのか自国民なのかもわからないし…調べても何年かかるかわからないといったいたってあいまいな世界だったと思います。 現在ではワーホリ(ワーキングホリデー)で他の国で活躍してる人も居ますが…彼らの中には不法就労・不法滞在をしているものが多いです。なんせ、豪州のワーホリでは一箇所で3ヶ月以上働いてはいけない…でも殆どの人が3ヶ月も余裕で仕事してますし…雇っている方もそれと知りながら雇ってます。またワーホリの人の中には帰る航空運賃も無いって人も多いですし…まさに無一文?。 そして、戦後には移民として無料で移民権を得る事が可能な時期がありました。まだまだ日本は貧乏?というか戦後の荒れている時代に中南米などに多くの日本人移民が移り住んで行き、またこれらの日本人は貧乏人が多かったので全財産はたいて海外に行ったとよく書物でみられます。 最後に、世界で一番VISAを取りづらい国としてあげられるのは真っ先に日本です!!。先進国で唯一難民を受け入れない、亡命もあまり認めない、移民も殆ど居ない…こんな国も案外少ないです。
- milky2222
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現在のアメリカはビザや永住権の取得が大変困難ですが、15年くらい前までは、それほどでもなかったんです。 当時はビザ・ウェイバーの適用前でしたので、単なる観光旅行でもBビザが必要でした。そして、旅行会社が代行してくれて、1週間の旅行でさえも簡単に5年か10年有効の数次ビザが貰えました。 70~80年代に来た新一世と呼ばれる人たちの中には、落合信彦のように貨物船に乗せてもらったとか、NYにたどり着いたら100ドルしか手持ちがなかったとか、今なら信じられない話がゴロゴロしてます。 ハウスボーイや植木屋の見習い、八百屋の配達やウェイター、農作業などをしながら、お金を稼ぎ、大学へ通うことも可能でした。 また、1996年までは、違法滞在者でも手続きを踏めば永住権が取得できました。昔は100ドルで簡単に永住権が取れた時代もあったそうです。 そして、国民も移民局も違法労働者をそれほど気にしませんでした。のどかだったんですよ。 1ドル=360円の時代には、Jビザで大学から医学研究に派遣されたポスドクたちは、2年間の滞在で貯金ができ、日本へ帰国したら家が建つと言われてました(今は500~1000万くらいの持ち出しだそうですが)。 貨幣価値の違いから、アメリカで働く方が効率が良かったんです。 だから、「無一文」というのは、あながち嘘ではありません。 でも、中国や南米からの大量の密入国者に悩んだアメリカは、1996年の移民法改正で、違法滞在者に罰則規定を作り、原則的に違法滞在者が永住権を取得できる道を閉ざしてしまいました。 そして、テロ後、移民局は国土保全省に移管され、外国人はガチガチに管理されることになってしまいました。 それでも、南米などからの密入国者は後を絶たず、1000万人以上の違法滞在・違法労働者がいると言われています。 彼らは、文字通り無一文で、国境の柵の破れ目をくぐりぬけるか、川を泳いで渡ってくるかして、アメリカ人たちのやりたがらない3K仕事に従事しています。 しかし、アメリカからメキシコへ陸路で渡るのに入国審査さえありません。 ティファナで国境を越えたとき、逆戻りできない遊園地の出口のようなものがあっただけでした。 そこを見張っていた国境警備隊の人に、思わず「これが国境ですよね? この先はメキシコですよね?」と聞いてしまいました(笑)。 メキシコのカンクーン空港では、入国審査前にトイレへ行こうと探しているうちに、気がついたら空港の外へ出てしまっていましたっけ(びっくりして慌てて戻りましたけど)。 だから、今でも第三世界の国は、ビザや国境があってなきがごとき国がたくさんあると思います。
お礼
とても興味深いご回答でした。ありがとうございます。下のお礼にも書きましたように、私自身が現在アメリカ留学を希望しておりまして、たかだかFビザ(9.11のあとは「されどFビザ」?)を取るのが予想以上に面倒な手続きで、その上、学校から入学許可をもらえてもビザが却下されたり、ビザは取れても入国審査で拒否されたりという話しをちらほら聞くもので・・・。アメリカに限っての話しかもしれませんが、改めて国境・国家というものは外国人にとって目に見えない大きな壁だということを知りました。 そんな時、アメリカン・ドリームを叶えた元貧乏人(笑)などの話しなどを思い出したのです。今では学生ビザを取るのさえ苦労するのに、彼らはどうやって、なんのビザを取ったのだろうとか気になり始めました。あちらでレストランチェーンで成功したオーナーなどが良く話す、「始めは皿洗いしかさせてもらえなかった」とかいう逸話も、「えっ!?皿洗いって言ったって、給料発生してたら不法だよね!?」みたいな(笑)。揚げ足取りみたいですが気になり始めてしまって。 私は不法就労する気はさらさらありませんが、学生でも合法的に働けたらどんなにいいだろうと思います。まぁ、自国民を失業から守るというのは大切な国家維持の要素なのでしょうけれど。そして、そんな風にして私も日本国から守られているのでしょうね。 色々学ばせていただきました。心からお礼申し上げます。
- timeup
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昔は勿論ですが、今でもビザは何とでも成るんです。 この頃五月蝿くなっている国もありますが、それでも其の国が欲しがっている技術や、不足している知識が有ると簡単です。V(^^)V >「無一文で単身海外に渡り、成功した』・・・・「お金がなければ飛行機に乗れないし、ビザを取るのにどの国もだいたいは貯金がある証・・・』 ⇒今は分からないし、少ないだろうが、漁船関係や貨物船に仕事で乗るのも昔は五月蝿くなかったです。 これだと本当に無一文で大丈夫だったそうです。 今は日本で飲食店関係のチェーンを率いている友人も、遠洋に乗って海外で仕事をして儲け、凱旋帰国して・・・って口です。 今では、高利貸の金を返せないと、乗せられるとかの話も嘘か真か聞きます。(~_~;)まあ、都市伝説の部類なんでしょうが・・・。 頭と体力が基本ですが、それ以外の「運」が重要な要素だとは成功者は誰もが言います。 実際、それなりの人を鑑定して見ると、先天運以外に後天的にも良い方向へ移動しています。海外だから特に大距離移動なので運勢も改変されますから。
お礼
ご回答ありがとうございます。では、文字通りの「無一文」は有り得たんですね。今も、学生ビザを取って少ない貯金で海外に渡り、不法就労している留学生なんてたくさんいるのでしょうが、彼らでさえさすがに渡航費くらいは持っていますからね。船に乗り富を求め海外へ渡る・・なんかそういう話、好きです(笑) 船で渡航っていうところからして、根性が違いますね。さすがに今はもういないでしょうけれど。というより、今は日本国内で働くほうが日本人にとってはいちばんお金がイイでしょうからね。
- daridarida
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いつの時代設定なのか分かりませんが、海外旅行ブームというのは自分の幼少の頃にはなかったんですね、30年くらい前は「兼高かおる」に 憧れたものです(笑) このところの世界状況から言うと、ビザの取得が難しくなってたりする 国が多いですね。 私の知人(現在50歳)が言うには、昔はお金さえあれば海外へは 簡単に行くことができた、ということです。ただ、メジャーなのは 学生としての渡航、要は学生ビザでの入国というパターンが多いようです。 入国した後は海外への出入りを繰り返しながらも仕事を見つけ、果ては 就労ビザの取得で永住に至る、というかんじでしょうか。 無一文、だとしても一人きりではなく現地に援助してくれる人間がいれば 不法でも何とかやっていける時代もあったのではないか、と予測しますが。
お礼
なるほど、ありがとうございます。私の母(50代)などはよく、「今の若い人は自由にしかも安価で海外旅行に行けてうらやましいわ」と言うのですが、昔は昔で、今よりも国境にたいする価値観がシンプルだったのでしょうね。
補足
そうだったのですか。実際に経験された方からお話しを伺えるなんて・・・インターネットの素晴らしさにひたすら脱帽です! 実は、このような質問をした背景には、私自身アメリカ留学を現在計画中で、資金集めに四苦八苦していて、「留学なんて結局、金持ちしかできないことだ」なんてスネておりましたもので(笑) もちろん、今のアメリカが不法就労に大変厳しいことは充分分かっているし、そもそも学ぶ傍ら働くなんてできない根性無しの私は「無一文」で渡米なんて考えもしておりませんが(笑) では、当時はビザを取るのに、お金を持っている証明は必要なかったのですか?ふと気になりました。