>「スミともう一色」をご自分で設定して
>とは、Photoshopとイラストレーターで出来ますか?
出来ます。少し色処理が難しくなりますが。
まず、スミともう「一色」を決めましょう。
CMYのうちの一色にすれば作業がラクになりますが
それ以外の紫とか緑などの色を使いたい場合は少々面倒です。
「もう一色」を「緑」と仮定して話を進めます。
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まずIllustratorでの作業ですが、
ひとつの方法はCとYのベタで緑を作って、
以降は色の濃さを代える場合にはCYそれぞれを同じ%だけ減量していく方法です。
これならスミとの掛け合わせ(混ぜ合わせ)の色も使えます。
ただ、「緑」でも「黄緑」などの色を使う場合は減量の比例計算が面倒です。
もうひとつはスポットカラー(DICなど)の緑を使う方法です。
この場合は好きな系統の緑を使う事ができて、減量もラクです。
が、スミとの掛け合わせ色が作れません。
ま、どうやらそんなに神経質にならなくても良さそうですので
多少の色ズレがあっても善しとすればどちらの方法でも構いません。
恐らく講師がパソコンを使えないと言う事は
そうしたCG特有の問題はご存じないだろうと思います。
ただ誤解してはいけない事は、
こうして作ったデータはどちらも商業印刷向けには通用しないデータです。
或いは「もう一色」をCかMとしてしまえば後がラクです。
これなら実際の2色印刷原稿にも使えます。
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次にPhotoshopでの作業ですが
画像(写真)がスミ一色しか使わないのならグレースケールで作業をするだけです。
が、先に決めた「もう一色」とのダブルトーンにしたいのなら
似た色とのダブルトーン画像を作る必要があります。
この作業については私は詳しくありませんので
他の方の力を借りてください。No.2さん、よろしくお願いします。
同様に、「もう一色」単色の写真を使いたい場合には別の方法があります
(説明が長くなりますので、希望があれば進めます)。
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それと出しゃばって(方言?)しまう事になりそうですが、
「金赤」とはYとMをそれぞれベタ(100%)にした色を言います。
ちなみにCMYKはそれぞれ「アイ」「アカ」「キ」「スミ」とも言いますが
「アイ」は青ではなく「藍」、「キ」は「黄」、「スミ」は「黒」を指して、
「アカ」は「赤」ではなく「紅」を指します。
「赤」は先のYとMのベタ色の事で、「朱」あるいは「金赤」とも言います。
「アカ」と言う発音から「赤」と誤解しないようにしてください。
ついでにC=シアン、M=マゼンタ、Y=イエロー、K=ブラックなのですが
どうしてブラックが「K」なのか?は、「B」とするとブルーと混乱しやすいために
「黒」の「K」としたんだそうです。
お礼
ありがとうございます!! スポットカラーを使うときには使っている色の%を同じだけ増減すればいいんですね!! ダブルトーンの作り方は自分で調べましたので大丈夫です! あと、金赤についての説明もありがとうございます!藍、紅、黄等についても全く教えてもらっていなかったので非常に助かります!! とりあえず、これで課題制作にとりかかれそうなので、このへんで質問を終了させて頂きますね。 助かりました、ありがとうございました!