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オーバープリントの初歩的な質問ですが
初歩的な質問なのですが、 イラストレータ(バージョンは8です)で、 入稿用のデータを作成する際に、 オブジェクトのCMYK値のスミが100%の場合には塗りに(もしくは線に)オーバープリントのチェックをいれますが、 例えば... K50%のオブジェクト C20M20Y20K100のオブジェクト などの場合は、オーバープリントのチェックは必要なのでしょうか。 どなたかよろしくお願いいたします。
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オーバープリントはスミ版の下に別の色がある場合の「色ズレ防止」処理ですので スミのオブジェクトの下に何も色(や画像)がなければ不要です。 で、スミ100%の場合はオーバープリント(乗せ)でもノックアウト(抜き)でも 刷り上がりが黒ベタになるために大きな色変化がありませんから 色ズレの事だけを心配していればいいのですが、 スミ50%の場合では、下に(例えば)キ100%のオブジェクトがある場合などに オーバープリントにすればキ100%との混色(=くすんだ黄色)になり、 ノックアウトの場合には灰色になりますから オーバープリントありとなしとで刷り上がりが変わってきます。 ですので、何が何でもオーバープリントとは考えずに デザイン再現を考えて指定する必要があります。 >C20M20Y20K100のオブジェクト の場合は、データ作成段階で既にスミ100%の下にC20M20Y20が入っていますので 特に指定しなくても結果としてオーバープリントになります。
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- digitaljj
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『スミベタ』部分は、製版RIP処理中に“スミノセ”という製版処理を出力時に「自動製版処理」を出力側で処理してしまうのが一般的になっています。したがって特殊な場合を除き、オーバープリントのチェックは外しておきます。 上記の一般的な製版RIP処理の印刷所では、K50%のオブジェクト、C20M20Y20K100のオブジェクトの場合には「毛抜き合わせ」になります。トラッピングという製版処理も出力側で処理してしまうのが一般的になっています。プロセスカラーに『塗りにオーバープリント』をオンにされた場合は有効(色成分によってはノセにならない場合もある)になります。 出力側の製版処理で変わりますので、事前に相談をすることをおすすめします。
お礼
勉強になりました。 どうもありがとうございました。