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犯罪を抑制する要因ってなんでしょう?
犯罪や非行に走る人は結構いっぱい居ると思うのですが、逆に犯罪をしなかったり、非行に走らないっていう人はもっと大勢居るわけですよね?そういう非行、犯罪に走らない人はなぜ走らずに済んでいるのでしょうか。私はなんらかの「犯罪、非行を抑制」するもの、あるいは犯罪非行をしない理由があると思うのですが、皆さんはそういうものがあると思いますか?またもしあるとしたら何だと思いますか?ぜひ皆さんの考えをお聞かせください。 ちなみに私が思いついたのは、「捕まると罰せられるから」とか、「将来が台無しになるから」とか、くらいです。
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もちろん、「捕まると罰せられるから」とか、「将来が台無しになるから」もあるでしょうね。 でもそれ以前に常識として「犯罪は悪」という概念が深層心理の中にあると思います。
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青少年とその他の人では条件が異なります。 青少年の場合には.読む児童書の量。 成人の場合には.犯罪を行って得る利益と失う社会的立場の天秤。 たとえば.「日本青年会議所会員だから基準法違反をしてももみ消せる」と労働基準法違反を正当化する企業経営者(過去の質問参照)。 自らの社会的地位を使って犯罪をもみ消せるから犯罪を行うのです。 たとえば.行政官の場合行政官の権力で犯罪をなかったことにできるから犯罪に走る。例としては.「***です」と名乗ると「ご苦労様です」と警官が返して飲酒運転を取り締まらない。これは.警察の序列が関係しています。 あるいは.「俺はもう失うものはない」から「食事の入手が楽な刑務所くらいをしたい」と犯罪に走る。 なお.他の因子も有ります。 一例として.教育。 私が受けた教育では.「爆弾もって攻めて行けば神(靖国に祭ってもらえる)になれる」。今同じ事をすれば「自爆テロリスト」として犯罪になります。 権力者の都合によい教育を推進すると.平等な面から見た犯罪が増えます。 例としては.「いつものとおり酒飲んで騒いでいた」ら「警官につかまって「私は仕事をサボっていました」の看板を担いで市中引き回し」。これは.どこかの植民地が返還されたときの報道です。警官の職権乱用と判断するか.酒を飲んで騒ぐことが犯罪か.判断が難しいです。 最後の例として生活習慣。 欧米の亡国では.女性が1名でいるときに室内に男性を入れることは.夫婦生活をするという意味です。日本では.もし.この習慣に基づいて行動を起こすと男性が強姦罪になります。 同じようによそ者は搾取の対象手有るという習慣のある地区では.よそ者の財産権・所有権の侵害は日常的です(多分あの息子だと思いますが.夜中に来て私の車のタイヤに穴をあけて行きました。本人は正当な行為をしていると思っていいて.犯罪とは思っていません。)。 また.村長(集落の長老)が絶対的権力があれば.司法・行政・立法はすべて排除されます。例としては.栃木県黒磯市における心臓病による急死事件。村人は全員「この人は心臓が悪るかった」と指摘。たしかに.胸の心臓のあたりに刃物で刺されたようなキズがあり心臓が悪いのです。
補足
具体例に挙げていただいた内容があまりにも特殊な事例に思われるのでなんともコメントしにくいのですが、青少年の場合には読む児童書の量が抑制要因となり、成人の場合には犯罪を行って得る利益と失う社会的立場の天秤。すなわち失うものが大きければ抑制されると解釈してよろしいでしょうか?また、教育は抑制要因としてお考えなのでしょうか?それとも犯罪を生むことがあるということでしょうか?生活習慣のお話ですが、>他の因子もあります。とあって最後の例として生活習慣を挙げてますがこれは何の因子ですか犯罪を生み出す因子ですか?間違って居たら申し訳ありません。 あくまでも私が皆さんにお聞きしたいのは 「普通の人が犯罪を犯さないでいるのはなぜかと言うことです」出来ればこの疑問に添った形でご回答頂けるとスレッドの方向がまとまるのでぜひお願いいたします。しかし、いろんな興味深い事例を教えていただいてありがとうございました。
- ucok
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例外はあるでしょうが、基本的には、やはり「リスク」や「影響力」を想像できると、かなりの抑止力になると思います。 具体的に書きます。私が育った土地では、小学校高学年くらいの頃から、警察の人がたびたび学校に来ては、麻薬の害について映像を交えながら説明してくれていました。また、保険の先生も熱心で、授業でとりあげていました。私の頃は、青少年向けのテレビ娯楽番組(「銀座ナウ」)でも、体験談を交えてリスクを説明するコーナーがありましたし、英語のラジオ(FEN)でも公共広告が流れていました。その後、年齢とともに、麻薬の誘惑に襲われましたが、既にリスクに関する詳しい知識があったので、変なふうに手を染めることはありませんでした。 また、単に、じゅっぱひとからげに薬物全てが等しく危険だという情報ではなく、このクスリは強い、あのクスリは弱いとされているが実はこんな思わぬ害がある、といった細かい情報やスラングも教えてもらっていたので、「麻薬をやっていればカッコいい」という発想に至る前に「麻薬について詳しいからカッコいい」でとどまっていられました。 今、挙げたのは、ほんの一例ですが、例えば、痴漢行為で留置されたものの少しも反省していなかった犯人が、被害者の痛々しい調書を読んで初めて反省した、という報道を読んだこともあります。 このように、内容はケース・バイ・ケースでしょうが、できるだけ具体的に被害を想像させる教育がなされるといいのではないかと、私は思います。
お礼
大変示唆に富むご意見ありがとうございます。クスリをやったらどうなるか、自分が犯した犯罪の被害者はどう思うか。そういった「想像力」というか「客観的な視点」を持たせるあるいは持っていると言うのが犯罪の抑制につながるかもしれませんね。逆に言えば「想像力の欠如」が犯罪を招くのでしょうか。薬物と違い、痴漢なんかだと被害者が居ますがもしかしたら犯人は捕まった時に自分がどうなるかは想像しても被害者がどう思うかまでは犯行の時には考えていないのかもしれませんね。
犯罪を犯しそうになるときに、それを抑える要因は >「捕まると罰せられるから」とか、「将来が台無しになるから」 と同じように「リスクが高い」というのが要因だと思います。 もうちょっと突っ込むと「犯罪を犯すのはリスクが高い社会になっているから」でしょうか。 犯罪というのは人間が決めたルールに対しての罰則だから、成長するにつれ覚えることだと思います。だから国によって犯罪の範疇は違いますし、当然育つ場所によって感覚も違うでしょう。 もう一つ、犯罪を犯そうという心理にならない(=上の一歩手前)要因は貧しくないことだと思います。 お金とか愛情とかが十分に満たされていれば、そもそも犯罪を犯す理由がないでしょう。 なかなか想像し難いですが、世の中全ての人に十二分に衣食住があれば(将来にわたって衣食住に対して全く不安がない状態)全然違う世の中になっていると思います。
お礼
ご回答していただいて申し訳ないのですが、若干不明な点があるので指摘させていただきます。 >「犯罪を犯すのは~」は 「犯罪を犯さないのは~」の誤りではないでしょうか。もし違っていたら大変申し訳ありません。ぜひ御訂正をお願いいたします。あと、リスクと言うのは具体的に言うとどんなものをさすとお考えでしょうか。それについても、もしお聞かせ願えたら幸いです。ただ、日本社会において犯罪を犯すリスクは結構高そうだなと言うのは私も確かだと思います。出来ればそのリスクの種類をたくさん考えてみたいのです。それで皆さんの力をお借りしたいと思いました。後半の「お金や愛に飢えてないこと」というご指摘は大変重要なことだなと思いました。性犯罪のような一部の特殊な犯罪を除けば、大半の犯罪を抑制する要因として働くように思います。ご回答ありがとうございました。
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(1) 蛙の子は蛙だ。クズの子はクズであることが多い。連鎖ですね。 → 子供が犯罪者になるのは、保護者(大部分は両親)に責任がある。保護者と子供を連帯責任制にすれば、手を抜かないで教育するはずだ。 → 教育を無理と判断したら、国が用意した施設に子供を預ける。 (2) 刑が軽すぎる。 → 凶悪犯を死刑か終身刑(無期とは違う)にする。釈放しない。 → 裁判官は世間の常識を知らないので、陪審員制度を導入して厳しい裁判にする。 (3) 犯罪の目を詰む。 → 軽犯罪でも犯罪者が悪人であったら、徹底的に懲らしめる。
お礼
犯罪が発生するのはなぜか。犯罪を抑制するにはどうすれば。という観点からお答えいただきました。貴方が挙げられた具体的な抑制策については心情的には共感できる部分もごくわずかにはあるのですがそれは置くとして、私が皆様にお聞きしたいのは、 なぜ「犯罪や非行をしない人たちがいるのか、その人たちには何か犯罪をしない理由、要因があるのではないか?何かが彼らの犯罪や非行への欲求を抑制しているのではないか?そしてもしそれがあるなら何か?」ということなのです。出来ればこのような私の疑問に添う形で回答を頂けると大変ありがたいのですが・・・。しかし、御意見を頂けたことには大変感謝しております。もしよろしければ上記のような疑問に添う形での回答を頂けないでしょうか?
- saku329
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子供の頃に何か悪い事(まぁ子供のいたずらくらいですが)をして、親に「やっちゃダメ」ときつく叱られて、学習していくのだと思います。 ただ、あまりきつく締めすぎても反動で余計に悪い事をしてみたくなる事もあると思うので、ほどほどがいいんですが。 「何故だめなのか」「何故これは悪い事なのか」と小さい時に躾られれば、それが抑制になると思います。#1の方が仰っている深層心理に近いかもしれませんね。 あくまでも私見と一例に過ぎませんのでその点はご了承下さい。
お礼
「何をしていいのか、何をするとだめなのか」というのは誰かが教えないと人間は学べない気がします。一番最初に接するその「誰か」はやはり親だと私も思います。しつけなどによって学ぶ規範、ルールみたいなものがきちんと刷り込まれていれば確かにそれが抑制になるのでしょうね。しかしそういう躾がきちんとなされていても、子供が非行に走ってしまうごく普通の家庭というものが増えているそうです。そういう家庭の場合、躾が抑制要因として働いているけれどもその抑制を突破する何かがあるのでしょうか。難しいですね。 ただ、躾が抑制要因であることは確かだと私も思いました。大変参考になりました。ご回答ありがとうございました。
- nekodon339
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期本的に人間(動物)は環境で決まると思います。 *犯罪心を促す環境もありますが人間社会全体や家庭生活の環境が心理に及ぼすものが大きいと思います。 *興味的にやったことが大きな犯罪につながりそのまま人生転がり落ちる場合もあり、国に余っては無実でも犯罪者と強制付けられることもあるのですが。子供の頃の興味が解明されないまま放火や盗難など知識の遅れがその行動に繋がる。これも環境ですが。
お礼
犯罪心を促す環境と言うと例えば「一万円が道に落ちてて、本当は警察に届けなきゃいけないけど誰も見てないからいいや」のような環境の類でしょうか?また、家庭生活の環境というのは例えば家族関係が豊かで良いものだと、犯罪、非行に走らなくて済むというような理解でよろしいでしょうか。もし間違って居たら申し訳ありません。いずれにせよ環境要因(一口に環境要因といっても色々ありそうな気もしますが)が犯罪を抑制、あるいは助長すると言うのは確かだと私も思います。ご回答ありがとうございました。
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お礼
ご回答ありがとうございます。確かに「犯罪は悪い」と言う概念はおそらくたいていの人に共通の前提だと思います。「悪いことはしない、しちゃいけない」という超自我みたいなものが抑制しているのかもしれませんね。大変参考になりました。