外国人はハーフをいいイメージでとらない・・・ですか?ハーフについての基本的考え方は下のお二人が書かれている通りですが、そもそも日本と「外国」というとらえ方に無理があります。
「ハーフ」と言っていいかどうかちょっと難しいですが、フィリピンでは、スペイン系の「メスティーソ」はかっこいいととられています。有名俳優はメスティーソがとても多いです。ブラジルでも、ソニア・ブラガという女優は、初めてブラジル人系で有名になった女優ということで一世を風靡しました。逆に言えば、それまでは「ハーフ」系ばかりだったということです。
一方、アジア各地ではアメリカ人との「ハーフ」であるアメラジアンはかなり差別を受けてきました。そのアメラジアン問題は日本にもあって、沖縄では学校で差別されるために、アメラジアン系の人たちだけの私塾のような学校がいくつもあり、それが正式な学校として認められた、というのが少し前ニュースになっていました。
日本でも世界のどこでも、外国人というのは尊敬と畏怖とさげすみとがミックスされた複雑な対応を受ける、ということじゃないでしょうか。