基本的な計算方法から。
【往復割引】
・片道の運賃を0.9倍して10円未満を切り捨てます。
・上記金額を2倍して往復割引の運賃とします。
【学生割引】
・運賃を0.8倍して10円未満を切り捨てます。
【往復割引&学生割引】
・片道運賃を0.9倍して10円未満を切り捨てます。
・上記金額を0.8倍して10円未満を切り捨てます。
・得られた金額を2倍して往復の運賃とします。
このように、往復と学割が合わさった場合は、片道ベースで往復割引の1割引をした額に学割の2割引を適用した額を2倍します。割引計算のたびに10円未満を切り捨ててください。
従って片道1万円の運賃の場合
【往復(無割引)】2万円
【往復割引】
片道9千円の2倍で1万8千円となります。
【学生割引】
片道8千円の2倍で1万6千円となります。
【往復割引&学生割引】
1万円から往復割引の1割引で9千円。これに学生割引の2割引を適用して7千2百円。この2倍で1万4千4百円となります。
往復割引、学生割引は運賃ではなく距離で適用の判定が行われますから、この回答は一般的な計算方法です。1万円のきっぷが学割・往復割引になることを保証するものではありません。
なお、割引になるのは運賃だけですので、ここでは1万円のきっぷは乗車券であるとして回答しました。