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前歯のクラウン(価格と素材)

現在前歯1本を保険適用のクラウンから適用外の被せ物に変更する治療をしています。色・形を他の歯とそろえるためです。素材の選択で迷っています。 今治療してもらっている医院では保険外で 5万円と8万円の素材があるそうです。 特徴は 5→経年で変色するかもしれない 8→透明感があり実物の歯に近い ということなのですが、これはどちらもセラミックでしょうか? 価格から自分で調べてみようと思ったのですが、保険適用外の治療は医院で価格の差が大きく、価格の違いではどの素材を使うのかわからなそうです。 メタルボンドクラウンかオールセラミッククラウンかの違いかと思ったのですが、セラミックは経年変色しないようなので、5万円のほうはセラミックではないのでしょうか? これまで治療を進めてきて、先生の腕は信用しておりますので、透明感のみの違いなのであれば安い方を選択しようかと思っています(元々の歯が透明感あるタイプではないと思います。) このようなあいまいな説明ではご回答いただけないかとも思うのですが、もしお詳しい方がいらっしゃいましたらお答えいただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.3

#1のご回答、いいですねー。その通りです。  保険:レジン前装鋳造冠 は表面のレジンに微妙な吸水性があるため、1年ちょっとで着色します。表面を削れば新しい面は出ますが、数回でメタルベースが露出する事になりますので、載せ換えになります。  私費の5万円:ハイブリッドタイプのレジン前装鋳造冠またはハイブリッドレジンジャケット冠と推定されます。セラミックの美しさとレジンの手軽さ、柔軟性を生かしたものです。保険のレジンほどではないにしろ、変色は避けられないです。  私費の8万円:セラミックと推定されます。セラミックだけのフルキャストセラミック、コアに金箔をまいたGES、メタルボンディドポーセレンジャケットクラウンなどのバリエーションがあります。  医院により私費の格付けも様々なので、『先生の腕は信用しております』なら、直接聞いてみても失礼ではないと思いますよ。  ときおり、「根の治療と土台までは保険でやって、被せる時は私費に」というご希望の方が後をたちません。これは、「混合診療」と行って違法行為になりますので、そのようなご要望はご遠慮下さい。

parachute_girl
質問者

お礼

お礼が遅くなり大変失礼いたしました。 先生に聞いてみたところ、 金額に対する素材はTomatodaisukiさんの 予想のとおりでした! 長く使うことを考えて、セラミックにしようと思います。 大変参考になりました。どうもありがとうございます。

回答No.2

前歯に自費で作られる被せ物には、現在主に3種類あります。 ○オールセラミッククラウン すべてがセラミックで出来ています。 術者の技量が高いと仮定して、現状では最も自然感のある歯が出来ます。 自分の歯とほとんど同じ状態の再現も可能です。 歯の削除量が多くなったり、削った歯との適合精度にやや劣る欠点が有ります。 ○メタルボンドクラウン 金属のベース(裏打ち)にセラミックを焼き付けた物です。内層に金属が有る影響で、色の深みや透明感を再現するのに、オールセラミックよりもやや劣ります。 最も一般的な方法で実績も十分あり、信頼できる方法です。 ○ハイブリットレジン(ハイブリットセラミック)クラウン セラミック素材には「脆い」と言う欠点が有りました。また、硬さも有りすぎ対合する歯をすり減らしてしまう傾向もありました。 これに対して保険で使われる「硬質プラスチック」は、磨耗の不安がありました。 これらのお互いの欠点を克服すべく開発された新しい素材で、最近多く使われるようになりました。 全部がこの素材で出来た物と金属の裏打ちを使用する方法とどちらも有ります。 歯の質感の再現は最高ですが、微妙な色の再現は、セラミック素材に一歩譲ります。 また変色や磨耗の心配も、セラミックのように皆無とは言えないかも知れません。 オールセラミック、メタルボンド、ハイブリットの順に値段はついていますので、8万円と5万円はこのうちどれか2つの組み合わせかと思いますが、どれかは分かりません。 最も一般的な相場からすれば、メタルボンドかハイブリットかの選択のようにも思いますが・・・ この3つの名前を出して、直接歯医者さんに確認されることをお勧めします。 自費での負担は高額です。十分に納得してから決めてくださいね。 尚、保険適応の「硬質レジン前装冠」、この場合3割負担で1万円程度。 磨耗の心配はありますが、優秀な術者が真剣に取り組めば、これでもかなり満足な物ができます。 ただし、現状の保険報酬でそれを望むのはかなり無理がありますが・・・・

parachute_girl
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 これまで使っていたものが硬質レジンジャケットだと思うのですが、 4年使って経年の着色・変色はそれほど気になりませんでした。 それよりもクラウン本体の出来と、適合?(歯肉とのあいだに隙間があるような…) が保険治療の限界なのかな、と思い私費の治療を決心しました。 決心した割に不勉強で、私費治療で主に何の素材が使われるのかも 知りませんでしたので、3種類の解説が大変勉強になりました。 ありがとうございました。 審美性でオールセラミッククラウンに惹かれていますが、 それでも欠点があるものなのですね・・・ 5万円の素材はご説明の「ハイブリットレジン」のような気がしました。 他の歯と色が合いさえすれば魅力的な素材に思えます。 先生に素材を確認させてもらって、再度悩みたいと思います。 どうもありがとうございました。

回答No.1

値段からどういう治療方針と素材を使うのかがはっきりしないのですが、私なりの経験談として受けとめてくださいね。 メタルボンドは金属でできたクラウンに陶器を焼き付けて作る最もポピュラーなもの。メリットは(1)歯質と同じ硬さのため、適合が良い。(2)周囲の自分の歯の色に合わせて作れる。(3)精度が高く適合性がいい といったところでしょうか。デメリットはセラミックより歯を多く削らなくてはいけないことです。 セラミックは、その名のとおり「石」なので、つややかな審美性と強度があります。ただ、かみ合わせが悪いと欠ける可能性があり、値段も張るのも難点です。 私の場合は、奥歯はブリッジにしたのでメタルボンドにして、前歯は目立つのでオールセラミックにしました。 結局、よくよく見ないと、どちらも違いがわからない程度でしたが、言われてみれば、オールセラミックの方が人間の歯に近いかなぁ(?)くらいの印象でした。 ただ、「5万円で経年変化するかも」というのは、メタルボンドではなくて、硬質ジレンと呼ばれるプラスチック製のクラウンかもしれません。これは変色するうえに、摩耗に弱いので、お勧めできないと思います。 せめて、メタルボンド(ポーセレンか、できればエンプレス)をお勧めします。お金に余裕があればオールセラミックが何よりも見た目はいいのですが、私の場合は1本10万円したので、高い買い物になりました(^-^; 現状としては、プラスチック製ないしは、プラスチックが一部使われているものかどうかだけは、事前に確認されてはどうでしょうか?

参考URL:
http://www.bekkoame.ne.jp/~nyann21/empres.htm
parachute_girl
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 これまでの被せ物が硬質レジンジャケットだと思われるもので、 歯としての用途では不都合なかったのですが、審美の点で今回の治療に踏み切りました。 ですのでセラミックの審美性が大変魅力的です。 素人考えでは「保険のきかない歯」=セラミック製だと思いこんでいましたが、そうではなさそうですね。 ご助言のとおり、 「プラスチックが使われているか(セラミックでできているのか)」 を医院で尋ねてみます。 経験のある方の意見が聞けてとても参考になりました。 参考URLも拝見しました。 このエンプレスというものはオールセラミッククラウンと同じと考えてよいのでしょうか? この写真で見るとポーセレン冠の ・裏側の金属の露出(見える位置ではありませんが) ・歯肉の境目が黒っぽく見えることがある の2点に関して気になります。 今仮に8万円の素材がメタルボンドだとして、 オールセラミックの治療が可能かどうかもあわせて尋ねたいと思います。 どうもありがとうございました。