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総胆管結石は除去しないと危険か?
親指大の総胆管結石が発見され、某大学病院に入院。内視鏡的手術で破砕(EHL)をしようとしましたが、十二指腸憩室等で周辺が変形していて、破砕が危険なため、胆管(CBD)にプラスチック ステントを入れて、今年7月中旬に退院。現在、ウルソという薬を飲んでいます。日常生活に支障なく過ごしています。 「総胆管結石はすみやかに石を除去しないと危険」(週刊朝日、2005.6.24)という記事を読んだりすると、このままにして大丈夫なのか、と心配になります。外科的手術も可能と思いますが、ご意見をお聞かせ下さい。当方、70歳です。
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NO1さんとはすこし見解が違うのですが、 総胆管結石の場合、まず内視鏡で石を取り出し、その後に もし石の原因が胆嚢にあるのならば 腹腔鏡下での胆嚢摘出が有効です。 腹腔鏡手術に「総胆管結石」の適応はまだ無いもしくは普及していないかと思います。 ステントを入れられたということなので、「嵌頓 かんとん」(石が胆汁 出口をふさいで胆汁が十二指腸へ流れなくなる)状態は避けられると 思います。 その状態でウルソを内服され、石を溶かす方向で進められているので 現在症状が無く、定期的に受診されるのでしょうから、問題ないかと 思います。 今後の検査で、胆嚢に石が出来たり、肝機能が悪くなったりと、総胆管結石を取り去る手術を 勧められる時期まで待たれる余裕はあるかと思います。 外科的な治療の場合、開腹手術で目視下の手術となりますし、体に胆汁を外に出す管をしばらく 入れることになるので それほどご高齢ではないにしろ、侵襲が大きいことがよそうされるので 主治医の先生は今の方法を取られたのかなと思います。 今後の検査の経過をみられて、主治医の先生とご相談してかれるのが 良いと思います。
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こんにちは。 martさんの状態でも胆汁が消化管の細菌に汚染されやすい状態です。 通常、胆汁が細菌に汚染されても、十二指腸に流れ出てしまいますので心配はありません。 しかし、胆汁が停滞しやすい状態で細菌に汚染されますと胆管炎を起こしやすくなり、治療しなければ敗血症やショックを起こし、死に至ります。 このようなことから症状がなくても、総胆管結石は速やかに除去する必要があるのです。 治療は内視鏡を用いた治療が一般的です。 通常は1~2泊入院で、日帰りが可能なところもあります。 お腹に小さな術創が3つできます。 詳しくは参考URLをご参照ください。
お礼
早速ご回答下さり、ありがとうございます。Second Opinionが他の医者に求めにくい状況から、質問させていただきました。胆管炎の可能性など、大変参考になりました。内視鏡による結石除去では医療事故をよく耳にしますので、担当医が慎重を期して、この方法をあきらめたのだと思います。
補足
ここで言っている内視鏡は喉から出なく、腹部(肝臓?)に外から穴を開けて入れるのでしょうか?喉から入れる内視鏡では、私の場合、大変危険で出来ないことが分かっています。
お礼
早速回答いただき、ありがとうございます。退院の時、開腹手術もあるが、薬で様子を見ましょうと言われていたのです。Second Opinionを求める意味もあって投稿しました。玉猫6さんの回答をいただいて、安心しました。明後日、主治医と会う日です。相談してみます。ありがとうございました。