元落研です(苦笑)。
■オススメの噺(はなし)
明日、ということで時間がないんですが・・・
短くて覚えやすそうなものを。
【前座もの。笑わせるところが多くオススメ】
・寿限無・子ほめ・饅頭怖い
・つる(←つるが飛んでくる仕草あり)
【艶笑もの。ちょっとエッチな感じ】
・短命(奥さんが美人だと、いっつもナニしちゃうのでだんな様が短命、という噺)
【新作っぽいもの。短くて演劇風】
・死ぬなら今
ご紹介した噺は参考URLにネタ本(台本)ごと載っています。
■こんな手段も
時間がなければ、図書館でDVD(なければCD)をレンタルし、面白い!と思ったプロの落語家の話をそのまま真似することです。しぐさなどは台本からではわかりませんし、もともと面白いものをパクるのは時間がないときの最終手段です。
■落語の基本
【しゃべる人が変わるときは、顔の向きを変える】
落語は一人で全員分の台詞を言います。誰がしゃべっているのかを明確にするために、右を向いたり、左を向いたりして「あ、今、しゃべっている人が変わった」ということを示します。
基本は「自分を中心に、左が上手、右が下手」です。上手には偉い人がいて、下手には、地位のひくい人がいます。
たとえば熊五郎(若者)がご隠居(老人)に話しかけるときは、熊五郎は下手(右)にいて、ご隠居は上手(左)にいるわけですから、熊五郎は左やや上目をむいて話すわけです。(ご隠居から熊五郎への噺は、右やや下目)
同様に、夫と妻の会話も、夫から妻へ話しかけるときは右やや下目、妻から夫へ話しかけるときは左やや上目を向きます。(差別ですが、お約束です)
顔を向ける幅は、肩幅くらい・・・でしょうか。
【ゆっくりしゃべる&大きな声で】
緊張で心拍数が上がると、どうしても早口になりがちです。「なるべくゆっくり」を心がけてください。
それから大きな声で。「ゆっくり&大きく」は意識してなさったほうがいいと思います。
【人によって変える話すテンポ】
ゆっくり話すことを基本に、ご隠居さんなどの老人は、さらにゆっくり話すと、それっぽく聞こえます。
逆にそそっかしい人などは、少し早口(普段どおりの口調)でも大丈夫です。
【扇子と手ぬぐいがあればベスト】
ご紹介した落語では使いませんが、お約束ですので、あると格好いいです。
お礼
お礼が遅くなり失礼しました。 頂いたアドバイス、大変役に立ちました!おかげさまで、何とか形にすることができました。 ありがとうございました。