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父が鬱病になりました。どうすればいいのかわかりません。
以前、父が鬱病かもしれないということで質問をさせていただいた者です。前回はまだ鬱病とはっきり診断されたわけではなかったので、こちらで質問することを避けました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1618429 父は ○現在50代半ば ○サラリーマン 勤続30年くらい ○仕事が非常に忙しく、毎晩遅かったです。 ○ゴルフと釣りが趣味ですが心臓発作で倒れてから一度も行ってません。 数年前、私と父は大きな喧嘩をして以来、普段会話があまりなかったのですが、それがきっかけで全くしゃべらなくなりました。でも倒れてからは少しずつ会話も増え、今では喧嘩の前とそうあまり変わりない態度でお互いすごしています。 今、父はとにかく元気がありません。 夕方になると体がおかしくなるそうです。今日も呼吸がおかしい気がするといって夕方病院へ行きましたが、なんともないと言われすぐに帰されてしまいました。 今でも会社には行ってます。 姉は結婚し家をでていますが、弟が留学中であと2年は向こうにいる予定です。家計的にはかなり厳しくなるとは思いますが、父には退職してもらってもかまわないと考えています。 自殺してしまうのでは・・など嫌な考えが頭をよぎります。鬱病は適切な薬とカウンセリングで治るといいますが、今の状況は苦しいのでしょうし、早く救ってあげたいです。 痩せてひとまわり小さくなった背中をみて、悲しくなりました。カウンセリングに通い薬の治療を続けていれば本当に治るのでしょうか?鬱病に関する本を1冊購入してきましたが、具体的なことが書かれていないのでどうすればいいのか悩んでいます。 よろしくお願いいたします。
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Taketaku(No.4)です。 >父は大学病院の精神科により鬱病と診断され、薬も処方されています。先週の話です。 そうでしたか、誠に失礼いたしました。では、まず最初のアドバイスですが、お父様の治療を行うのはあくまでも医師です。ご家族はサポート役であると考えて下さい(理由は最後に書きます)。 >一番戸惑っているのは本人だと思います。まさか自分が。という思いでいっぱいなのでしょう。 その可能性はあります、しかしまずはお父様自身が病気であるということを受け入れなくてはいけません。鬱病は簡単に言えば『脳内物質の分泌異常により起きる心身の異常』という、れっきとした脳の病気です。「心の病気」でも「怠け病」でも「やる気の問題」でもないのですが、そこを本人が理解できないことが多いのです。なぜなら、鬱病の患者は自分に厳しく責任感が強いタイプの方が多いからで、ましてやお父様のように人生経験の長い方であれば、これまでの人生と人格を否定されたように感じてしまわれるかもしれません。 病気であることを受け入れるためにはどうすれば良いか、やはり上記のような鬱病に関する知識をしっかり持つことが重要であると思います。本人が医師の説明に納得しなかったり、本などを読む気力が無かったり、または読んでも理解できない(これも症状の一つです)場合は、ご家族が勉強して、ゆっくりと説明し理解させることです。特に、自分のせいで病気になったわけでは無いこと、今では国民の5人に一人がかかる病気だと言われていることなど、本人の自責感や不安を弱める方向で話をするのが効果的だと思います。 日常生活でご家族が気をつけることは第一に自殺を防ぐこと、そして決して励ますようなことを言わないことです。励ましてはいけないというのは良く聞くことだと思いますが、鬱病は本人がストレスと闘って闘い抜いた結果起こる病気であるからです。例えるならゴムが伸びきった状態で、これ以上励まして頑張らせたらゴムは切れるだけです。 また先の回答にも書きましたが、ストレス源は何かを把握し、そこから遠ざけることも重要です。しかしこれもなかなか難しいものです。理由は同じく患者本人の性格(自分に厳しく責任感が強い)です。本人が嫌がらなければご家族が診察に同行して一緒に医師と話をする、あるいは別個に医師から話を聞く(家族であれば可能だと思います)のが良いと思います。特に自分が病気であることを認めていない鬱病の患者は、医師の前では平気な風を装ったりしてしまうこともあります。日常の様子を一番見ておられるご家族が医師と話をすることも重要です。 ここまでざっと書いてしまいましたが、とても全ては書ききれません。やはり専門書やネットで知識を身に付ける必要があります。本を1冊読まれたとのことですが、私の前に並んでいる本はざっと20冊、ネットのブックマークは約30です。ネットでは「犬が行う飼い主の健康管理」というサイトがお勧めです(事情があってURLは書けません)。ぜひ検索してご覧になって下さい。 最後に、冒頭に書いたご家族はサポート役であるという意味ですが、お父様を心配するあまりご家族が病気になってしまっては全く意味がないからです。鬱病患者をパートナーに持つ夫婦・恋人が鬱病になる確率はそうでない場合と比べて高いというデータがあります。鬱病患者と真剣に向き合うにはそれだけのパワーが必用でストレスもかかるということを頭に入れておいて下さい。 先にも書きましたが、また何かあればここに質問を寄せて下さい、多くの方が力になって下さることと思います。 では何卒お大事になさって下さい(長くなってしまい申し訳ありませんでした)。
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- Taketaku
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はじめまして、鬱病で約1年間休職し治療中の30代男性です。 今回のご質問および、リンクして頂いた前回のご質問と回答、お礼を全て読みました。が、??? 「父が鬱病になりました。どうすればいいのかわかりません。」 「前回はまだ鬱病とはっきり診断されたわけではなかったので、こちらで質問することを避けました。」 と書かれていますが、今でもまだお父様が鬱病だという専門医の診断は出ていない(というか専門医の診察も受けていない)ように読み取れます。 もしそうであれば、皆さんから回答にもあるように、まずはお父様に専門医の診察を受けて頂いて下さい。 お父様が鬱病であるという先入観で話を進めてしまうと、周囲の方の行動が治療どころか逆効果になる可能性もあります。 これまですれ違いの多かったお父様の小さくなった背中と、普段と違う様子を見てあなたが動転する気持ちは分かります。 『しかし、まずはあなたが落ち着かなくてはいけません』 ただ、そうは言われても病院へ行くまで心配でしょうから、いくつかアドバイスします。 まずはあなたが一番心配されている自殺からです。 自殺願望は鬱病の症状の一つですが、必ずしも皆が自殺してしまうわけではありません(現に私もこうして生きています)。 自殺願望のある鬱病患者に対して周囲の人がとると効果的と一般的に言われている行動は3つ。 『あなたがいなくなったら私は悲しいと訴える』『私にはあなたが必要だと訴える』『決して自ら死を選ばないと約束させる』です。 また、前回からしきりにお父様の退職について触れておられますが、鬱病の治療をしながらお勤めをされている方は大勢いらっしゃいます。 鬱病の場合はまずストレス源が何にあるのかを見極めることから治療がスタートし、そのために行うのが医師の問診やカウンセリングです。 私の場合は鬱病に至ったストレス源が職場にあると分かったため、こうして長期休業しています。 あとは適切な治療(基本は休養と投薬です)を続けることで現在では治ることが多い病気です。 ただし、早く救ってあげたいという気持ちも分かりますが、鬱病の治療には長い期間が必要な場合もあります。 ご家族が焦らずにゆっくりと見守っていくことが重要だと思います。 と、ここまで鬱病について書きましたが、あくまでも私の意見は冒頭に書いたとおり、まずはお父様に専門医の診察を受けて頂くことです。 また何かあればここに質問を寄せて下さい、多くの方が力になって下さることと思います。
- usagi-lapin
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ごめんなさい、追記です。 実際うつ病で自殺の道を選ぶ人はゼロではありませんが、うつっぽい人が全員死を望んでいたりする訳ではありませんよ(これは経験談ですが・・・^^;) それと、うつ病は薬で治る確率もちゃんとあります。 でも、病気で倒れた後は思いのほか気落ちするものだと思います。 うちの祖父も、生死をさまよう手術でもないのに、退院後はすごく落ち込んでいて、結構長い間ネガティブになっていたりしました。 大変だとは思いますが、あせらず、周りの人に相談したりして、無理のないように・・・。 まだうつ病と決まったわけではないのなら、あまり思いつめないほうがいいと思います。 とりあえず、専門医に行かれることをお勧めします。
ご心配ですね。 うつ病については、「治療で治ります。」というお医者さんがいらっしゃいますが、病気(炎症や機能障害が発生しているなど)の状態に対しては薬による治療は考えられますが、うつ状態については気分が滅入っているときなどの改善には効果がありますが、最後は今の自分を本人が受け入れるかどうかが大事になります。ほとんどの場合、この部分で受け入れられずに苦しんでいることが多いんです。 以前は、ゴルフや釣りで気分転換が出来ていたのでしょうが、ご病気のためにそれが出来なくなってしまい、溜まってきているように思います。 かといって、気分転換にと趣味を作るように無理に薦めるようなことはしないように。うつ状態の時には気分転換にならないのです。 あせらずに、見守っていかれたほうがいいと、私は思います。塞ぎ込んでいる時には、発作的に自殺を考えることがありますんで、言葉や行動には注意をされた方がいいと思います。 『うつ』の状態は、自分で克服するしかないので時間が必要です。もし、仕事で強いストレスを受けておられるというのなら、最後はストレッサーである仕事と距離を置くしかありません。 周囲は、発作的な行動だけは気をつけつつ。、見守っておられるほうが最善だと思います。
- usagi-lapin
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以前質問された内容を見たのですが、少し重複してしまうかもしれません。 まずお父様のことですが、ふさぎがちでうつ病かも、という風に思われるのならば、普通の病院ではなくて、心療内科か精神科に一度行ってみると良いと思います。 両方ともお薬を出すこともカウンセリング等も行うことが出来ますが、病院によって、どちらに比重を置いているのかがさまざまなので、一度それぞれに行ってみて、お父様にあったほうに行かれるのがいいと思います。 あとは、娘さんとしての対応ですが、よく話をすることが大切だと思います。それはくだらない世間話でも全然かまわないと思います。 大切なのは、誰でもなる可能性があるって事と、自分だけおかしいわけではないということ、一人で抱え込まないことが大切だと思います。 お父さんも、娘さんも話せる人には話しをして、自分でしょいこみすぎないようにするのは大切だと思います。
補足
補足させていただきます。 父は大学病院の精神科により鬱病と診断され、薬も処方されています。先週の話です。 一番戸惑っているのは本人だと思います。 まさか自分が。という思いでいっぱいなのでしょう。 ちゃんとしたお礼は後ほどかかせてください ありがとうございました。