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コレステロール値がどうして高いの?
27歳の女性です。 会社の健康診断で、昨年に引き続き総コレステロール値が基準を超えていました。 といっても225なのでたいして高くはないとは思います。 でも、運動してるし、食事もバランスよくて外食は週に1、2回。昼は手作り弁当だし、なぜか分かりません。油物もあんまり食べないし。 どなたか、原因及び下げる方法を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者のコレステロール値では、何の問題もありません。 健康に注意しているのに、という疑問ですが、コレステロール値は遺伝子が設定した値に近くなります。そこへ、食事や運動などの生活習慣が少し影響を及ぼすのです。 血液中のコレステロールは、食事から入ってくるものの他、肝臓で合成されています。食事からの量が減ると、それを補うかのように肝臓の合成が増加します。 また、検査には誤差もつきものです。さらに女性では月経周期によっても値は揺らいでいます。健康診断の値は、そのような様々な要因の中の値ですから、わずかに高いからと言って心配することは全くありません。 このような説明について一般人むけに詳しく書いてある本としては「成人健康診断の結果をよむマニュアル」(東山書房刊)を勧めます。「体にやさしい栄養学」(東山書房刊)も参考になると思います。
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私もムチウチの後遺症で普通の生活が出来なかった頃 コレステロール値が高くなっていましたが、食事を替えたら正常な値に戻りました。 5大栄養素という点では以前より気にかけていましたが、一番の改善点は 6大栄養素と呼ばれる食物繊維を追加した事です。 せっかくの栄養も身体が吸収せずに垂れ流しでは意味がありません。 多めのお水と繊維質で身体のお掃除ください。
- keyco
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こんばんわ。tomococoさんと同年齢で、しかもコレステロールが高いのも同じです ただし、私の場合、今までの方が書いておられるように善玉(HDL)が高い ので総コレステロールが高くなってしまうのですが・・・ それが判明したのが、4年前、職場の健康診断の結果で肝機能に”要観察 ” とついたので、念のために病院へ行ったところ、肝機能の数値よりも 総コレステロール値が年齢から考えて高すぎる(当時210ぐらい)ことの ほうが心配だと言われて精密検査を受けたからです その結果、善玉の数値が95もあり、医師から ”たまにこういう人いるんですよね。家系というか、長生きされますよ ”と 言われました。 やはり、病院で詳しく検査を受けて、原因及び治療法を探したほうがいいと思います
お礼
似たような状況の方の回答はなんとなく嬉しかったです。 長生きしましょうね。
mamaomamo32019先生の詳しい説明がありますが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「卵やイカを食べなければコレステロールはたまらない?」 特に、「食品から吸収」と「体内合成」の割合に注目して下さい。 ●http://www1.ocn.ne.jp/~seitaisi/9.htm (コレステロールと中性脂肪) ◎http://www2.famille.ne.jp/~horio/text5/text5_05/text5_05.html (コレステロールの生合成と、その自動制御) ◎http://www2.famille.ne.jp/~horio/text5/text5_06/text5_06.html (リポ蛋白質) ◎http://www2.famille.ne.jp/~horio/text5/text5_07/text5_07.html (アテローム性動脈硬化) この中で「図」もクリックして下さい。 (綺麗で分かり易い?) ●http://www2.famille.ne.jp/~horio/text5/text5_index.html (心臓や脳などの血管性疾患の発症と予防) ご参考まで。
- mamomamo320119
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では、外科医からですが、補足させて頂きます。 みなさんはテレビ等で頻繁にこのコレステロールについて取り上げられていますのでご存じの方も多いのですが、誤った覚え方をしているようですので、少々長くなりますが回答致します。多くの人は、コレステロールが必要量の1/5程度しか摂取できないため、体内で残りの必要分を合成しなければならく、このときの問題はコレステロールの合成のときに、「活性酸素」ができてしまうということです。コレステロールという脂質は生体膜に含まれそれを安定させたり、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのステロイドホルモンの原料、ビタミンDの原料にもなります。血管の内側に張り付いて、血流のエロージョンから血管を保護していたりします。多くのコレステロールの問題は、コレステロールが多いのが原因でなく、それをコントロールする機能の低下によるものであるようです。この機能が低下すると必要以上に血管に付着したり、それが酸化されたり、白血球がコレステロールを食べ散らかして死骸が固着したりで、動脈硬化の原因となったりします。コレステロールは、「体に悪いもの」、という印象が以前にはあったのですが、最近の栄養学の進展のおかげで、その実体が分かってきたようです。まず、コレステロールとは、脂質の一種の遊離脂肪酸で、細胞膜、胆汁酸、各種ホルモン、ビタミンD前駆体の原料で、健康な体を維持するには無くてはならないものです。食事からも摂取されますが、それより遙かに多い量が肝臓と小腸で合成されています。ご存じのようにHDLは善玉、LDLは悪玉という常識ができていますが、本来、善玉も悪玉もない、両方とも必要不可欠で健康の見方なのです。HDL、LDLとも体に必ず必要な重要な物質です。悪玉と言われるLDLは肝臓から体内で必要とする箇所にコレステロールを運ぶときの姿で、善玉と言われるHDLは各細胞から余ったコレステロールを再び肝臓に戻し、胆汁やホルモン、LDLとして再利用できるようにしている時の姿です。血管の中を流れているコレステロールは、LDLにはコレステロールが多く包まれ、HDLにはコレステロールと多くのレシチンが包まれているようです。このレシチンのおかげでHDLで運ばれたコレステロールのうち、余分な量は胆汁酸となることができ、排出されるようです。このように、コレステロール自身はリポタンパクに包まれたままでいれば、特に悪さをしでかすことはなく、必要とする細胞と肝臓間を移動しているだけのものです。コレステロールが胆汁酸へと変換されるためには、ビタミンCが不可欠です。さらに、コレステロールは胆汁酸となって小腸内へ分泌(排泄)されますが、食品から摂取した脂肪とミセルダンゴを作ります。小腸はミセルダンゴの形になった脂肪しか吸収しないため、コレステロールの再吸収と脂肪の吸収が起こることになります。ネバネバ成分である水溶性食物繊維には、コレステロールの排泄を促し脂肪の吸収を抑制する働きがあります。水溶性食物繊維はミセルダンゴとくっついて、一緒に排泄する働きがあるため、コレステロール値が高い場合や血中脂肪値が高い場合は、水溶性食物繊維を積極的に摂取することにより、余分なコレステロールは効率よく排泄されることになり、その結果、血中濃度が低下することになります。また、ナイアシン(ビタミンB3、ニコチン酸)も、大量に摂取した場合、LDL減少、HDL増加に働くようです。ここで大量というのは、2000mg~3000mgという値です。また、コレステロールを多く含む食物の摂取とコレステロールの量とには相関関係はないとのことです。肝臓や小腸が、食品から摂取する量より遙かに多くのコレステロールを生産しているということからしても、容易に理解できる点です。体に必要なコレステロールの内で食品から摂取できるのは、およそ通常平均で1/5ほどでしかなく、残りの不足分は肝臓で合成されているのが現状のようです。コレステロールを多く摂取した場合は、肝臓などで生産されるコレステロールは、自動的に少なくなるのです。 それでは、なぜ、コレステロールが問題になるのでしょうか?・・・この理由の一つは、リポタンパクに大切に包まれたコレステロールですが、血液中で活性酸素に出会うと、リポタンパクは酸化され破れてしまい、油溶性のコレステロール自身が血管中にばらまかれてしまうことになります。ばらまかれたコレステロールはさらに酸化され過酸化脂質となってしまいます。過酸化脂質はほかの脂肪酸を酸化させたり、活性酸素をまき散らすため、ガンや老化の原因となります。これを掃除すべくマクロファージが掃除にやってくるのですが、散乱しているコレステロール数が多いと、動員されたマクロファージだけでは足りず、助っ人して、血管壁にある平滑筋細胞が働きだします。コレステロールを取り込んだマクロファージや平滑筋細胞は泡沫細胞に変化して死んでしまいます。これが血管壁にへばりつき、アテローム(粥状隆起)ができてしまいます。アテロームが血管を狭めれば、高血圧の原因となり、また、血管中を流れていくと、網細血管につまり、脳梗塞の原因となります。ですから、コレステロール値が高いという時には、性酸素対策が最重要課題で、また余分なコレステロールが効率よく排出されるようにレシチンや食物繊維、ビタミンCを多く摂取しなければならない、ということになります。通常、老廃物は腎臓で処理され、尿から排出されますが、不要となったコレステロールは油溶性のため、腎臓では処理されず、胆汁に混ぜて排出されます。せっかく排出されても、食物繊維がなければ腸で再吸収されてしまいます。コレステロールを胆汁酸に変換するには、ビタミンCがなくてはなりません。さらに、適度な運動をして新陳代謝を高めて作られたコレステロールの使われる量を増やしてやる必要もあります。せっかく作られてもあまり利用されず捨てられる量が多いと、一時的に蓄えられる胆嚢で結石の原因ともなります。コレステロール降下剤が処方されるときも胆嚢にたまる量が多くなるため、胆石の心配がでてくるということです。さらに、コレステロール合成に働く酵素を阻害する薬剤が投与されるケースでは、細胞膜の原料不足を招き体中の細胞膜が弱くなりガン化しやすくなるという危険性もはらんでいるそうです。 コレステロールは、丈夫な細胞壁や各種ホルモンを作る上で、欠かせない成分です。体は、毎日、およそ1,000mgのコレステロールを生産しています。ただし、コレステロールが多すぎると、動脈の内壁上のあちこちに脂肪質の固まり(アテローム)が付着し、動脈内を狭めてしまいます。これが、atherosclerosis(アテローム性動脈硬化症)として知られている病態です。血管内壁に脂肪が付着すると、心臓などの臓器へ送られる血の流れ道を閉塞し、場合によっては完全にブロックしてしまいます。この脂肪性動脈硬化症が心臓血管系で起きた場合(いわゆる冠動脈・冠静脈の病です)、胸が痛くなり、心臓麻痺が起きてしまうのです。しかしながら、コレステロールが血液中を運ばれる仕組みとの関係によって、コレステロールは、善玉と悪玉とにわかれます。有害なタイプのコレステロールは、低密度リポ蛋白(LDL)群として、知られています。リポ蛋白とは、脂肪(リポ)と蛋白質が組み合わさったものです。LDL群は、皆さんの血管の中を流れている血液の中にある、もっともありふれたタイプのコレステロールで、この手のリポ蛋白が増えすぎると血管壁に付着して固まりを作るので、悪玉コレステロールと呼ばれています。一方、高密度リポ蛋白(HDL)群は、その割合が多いほど心臓病のリスクが減るので、善玉コレステロールと呼ばれています。HDL群は、血管壁に付着したLDL群をほぐして剥がれやすくし、動脈内からコレステロールを運び出すのです。 まだまだお話をすればいくらでも説明が出来るのですが、質問をされた方が長すぎるために読みたくならないと思いますので、このくらいで説明を終了いたしますね。 もし、まだ、何かコレステロールについてご質問がありましたら、回答させて頂きます。
お礼
ご丁寧にこんなに教えていただいて恐縮です。 健康番組が最近はびこりすぎて、なるべく見ないようにしています。 やはり、専門的なご意見がありがたいです。
- kikyo777
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総コレステロールが高い=悪いではないです。 コレステロールには善玉、悪玉といわれるものがあります。 HDL(善玉)が高い人は総コレステロールも高くなります。 これは血液検査でわかりますので、1度検査してみて下さい。 LDL(悪玉)が高い場合に問題があります。 かく言う私もHDLが高い為、検診では必ずひっかかります。 理由わかっててもイヤなものですよね。 1 卵の量を減らす(マヨネーズ含め) 2 納豆を食べる(コレステロール減ると言われてます) 上記2つは臨床検査技師の仲間でやった実験的なものの 効果が大きかったものです。 Dr 補足お願いします。
お礼
ありがとうございます。 なんとなく家系かな…とか思ってたので、納得しました。 皆さんとてもよい回答をしてくださっているので、どなたにポイントを差し上げていいのか困っています。 yosinosugiさんのものが、一番納得しました。ありがとうございました。