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静電気防止のことで

私、プラスック板による装飾製品の成型を行っております。その際、プラスッチク板に埃が付着して困っております。静電除去エアガンを使用しておりますが、効果は不十分です。 静電気防止グッズが色々と販売されておりますが、これらは静電気を除去するものが主流ようです。 ●“除去”ではなく、埃を材料から“反発”させるような商品はあるのでしょうか? ●また、このような質問を受け付けている掲示板をご存知でしたら教えていただきたいのですが。 返信お待ちしております。

質問者が選んだベストアンサー

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  • oyaoya65
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回答No.2

>ところで“除去”ではなく、埃を材料から“反発”させるようなことは可能なのでしょうか? 例えば、埃がプラス帯電し、プラスチック板がマイナス帯電の場合、埃は引き寄せられます。もし、プラスチック板をプラス帯電させられれば埃を反発させられると思うのですが。何か手掛かりのようなことご存知でしたらお願いします。 静電気がなぜ発生するか、静電気はなぜ空気中の埃を吸引するのかといった基本的なことを正しく理解してみえないようですね。 除去と発生させないようにすることも区別していただかないといけませんね。 静電気は絶縁物と絶縁物が摩擦する時、絶縁物の種類で決まる極性に電荷が移動して発生し帯電して帯びた電気です。また帯電した、あるいは帯電していないアー電位の金属導体を絶縁物に接触させることで電荷が移動し、導体を離した後の絶縁物に、同極性の電荷が残ったり、あるいは静電気を失くすことができます。 空気中の埃が最初から帯電しているわけでなく、切削工具とプラスチックの摩擦で起きた静電気がプラスチック板に残り、プラスチック板の表面の静電気がその周辺を浮遊する埃を同極性(●)に帯電させていきます。プラスチック加工機も逆極性に帯電して行き、これも空気中の埃を同極性(■)に帯電させていきます。この結果空気中の埃にプラスの電荷を持ったものとマイナスの電荷を持ったものが発生します(●と■は逆極性)。作業室の湿度が高ければ埃の静電気が空気中の水蒸気に取り込まれ最終的にはアースに放電されていきます。作業室の埃の帯電は結果として発生してくるのであって、プラスチックや加工機で発生する静電気が無ければ発生しないものです。 プラスチック加工機を接地し、プラスチック板も導電マットや導電性作業台で行えば静電気は起きても直ちになくなりますので、プラスチックや加工機に静電気は発生しなければ、空気中の埃も帯電せず、埃がプラスチック板に埃が吸着することもなくなります。つまり、吸着する埃の帯電原因を作る発生原因のプラスチック板と加工機の帯電(静電気)を発生源で消滅させることが解決の根本的な方向だということです。 プラスチック板と加工機を高湿度環境(霧やじょうろのように水を吹きつけながら、あるいは水中加工すれば帯電はしません)におくか、静電気の発生が避けられないなら、たまらないうちに放電させることが基本です。 プラスチック加工によって帯電される静電気の極性は決まっていますので、発生量と同じ大きさの静電気をリアルタイムで電荷発生器で発生させプラスチック板に与え続ければ、プラスチック板には静電気はたまらず埃は吸着しませんが、電荷発生器でプラスチック帯電電荷と大きさが全く同じ極性反対の電荷をリアルタイムで与え続ける装置は経済的に効果になります。それなら、加工作業台を導電性マットを敷いてその電荷をアースに逃がしたり、プラスチック板の搬送ローラーまたはベルトコンベアの一部に導電性ラバー(アースに接地)の上を走らせるだけで静電気を逃がすことができ埃の吸着を防げます。この方が遥かに経済的に静電気対策(埃吸着対策)ができると思います。 プラスチック板を仮に埃と同極性に帯電させれば反発しますが、今度は逆極性の埃が吸着するだけです。本質的な解決はプラスチック板を電気的中性(帯電していない状態)にすることです、プラスチック加工する以上、帯電し静電気が発生することは避けられない(水や水蒸気を吹きつけながら加工すれば別です)以上、電気的中性にするには、プラスチック版の静電気をアースに逃がすことです。もちろん加工機もアースに接地しておくことは言うまでもありません。

avex-ayu
質問者

お礼

>プラスチック板を仮に埃と同極性に帯電させれば反発しますが、今度は逆極性の埃が吸着するだけです。 再度の長文による回答いただき恐縮です。ご意見とても参考になりました。 これからも宜しく御協力ください。

その他の回答 (1)

  • oyaoya65
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回答No.1

MOS ICたMOSメモリカードの梱包や移送時にビニール袋に袋詰めされたり、長いプラスチックのカーテンレールの様なICキャリッジレールが使われています。その際、ビニール袋やキャリッジケースの内側に透明な導電性スプレーを吹き付けます。このスプレーは数回(10回以下)出し入れすると磨耗で剥がれ落ちて効果がなくなります。 こんなものをプラスチック板に吹きかけるて加工するのも1つの方法です。 導電性スプレー http://denjiha.macco.co.jp/mac115/index.html 作業の時々で導電性マット(シート)の上にプラスチッキ板を置いて静電気を逃がすか、導電性マットを敷いた作業机の上でプラスチック板の加工をするのも良いですね。加工作業中ぬプラスチック板を導電性のゴムで覆ったローラーで移送したり、導電性ゴム暖簾の下を接触させて移動させて静電気を逃がす方法も良いかとおもいます。 http://www.hozan.co.jp/catalog/static_control/mat.htm http://www.allocate.co.jp/techsheet.html http://www.meisei-eng.co.jp/sc/p/seihin/p_DPVC.htm http://www.fuse.co.jp/industry/seidenki.html http://www.bando-el.co.jp/products/factory.html http://www.tech-jam.com/items/SAN16004.phtml またMOS-ICを使ってプリント基板を使う作業室や工場での静電対策も参考になるかと思います。 MOS-ICの封入材は言うまでも無く殆どが非導電性のプラスチックです。摩擦によって直ぐ静電気が発生します。 ●作業者の静電気対策、床に導電性ゴムマットを敷き、作業着に導電性炭素繊維を織り込んだものを使用し、作業者の手には腕時計のような金属ベルトをはめアースを撮っておく。作業者の靴も導電性ゴム靴底の運動靴を着用する。 http://www.y-mac.com/shop/sagyo/tuiru/tuiru.html http://www.kobe-sanuki.co.jp/html/goods-simon/ca-60-n.html ●作業机も導電性ゴムマットを敷きその上で作業をする。金属(ステンレス)台のような場合はアースをとっておく。この上で作業すれば静電気が発生しませんし、発生しても電気がすぐ逃げてしまいます。工作機械もアースを取っておくようにします。 ●作業室の湿度管理 湿度を50~60%以上(%が高い方が良い)に作業環境を保ち静電気の発生を抑える。 参考URLにIC作業の静電気対策の過去の質問があります。 参考になさってください。

参考URL:
http://tusinbo.okweb.jp/kotaeru.php3?q=1294933
avex-ayu
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。詳細に説明いただき大変、嬉しく思います。 ところで“除去”ではなく、埃を材料から“反発”させるようなことは可能なのでしょうか? 例えば、埃がプラス帯電し、プラスチック板がマイナス帯電の場合、埃は引き寄せられます。もし、プラスチック板をプラス帯電させられれば埃を反発させられると思うのですが。何か手掛かりのようなことご存知でしたらお願いします。

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