人生の達人
達人とは、広く物事の道理に通じ、人生を達観した人、と辞書にあります。
では、実際、どういうときに、どういう言動をする例がありますか。
見聞きしたことや本で読んだものど具体的な事例を教えてください。
例1:スランプに陥って悩んでいる人がいる時、
「それは大きな飛躍が起きる前兆だ」
と教えて励まし、実際にその後大きな成長をした例。
プラトー理論という発達心理学?の裏付けがある上に、
励ましにもなり勇気づけられます。
単なる「塞翁が馬」でないところがすごい。
例2:勝海舟の談話から。
水商売の女と切れようとしたとき、大金を要求され、
だめなら世間にバラして窮地に追い込んでやると脅
された男がいた。そして勝の所へ相談に行った。
勝が、或る程度お金を用意して渡し拝み倒せ、と助言。
その通りにすると、随分と力のない男だと悪態をつき
つつ金を納め、無事おさまった。
「どうしてあなたはそんなことを知っている」と勝は
詰問されたらしい。
それは人情の機微をわきまえた達人だったからでしょうね。
父、小吉の代からそうでした。
お礼
ありがとうございます。 すっきりしました。