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エリザベス女王杯に登録しているTMオーシャンですが
こんにちわ 今週のエリザベス女王杯に登録しているテイエムオーシャンですが、本質的にはマイラーですよね? エリザベス女王杯とマイルCSを比べたら、やはり牝馬しか出てこないエリザベスの方が勝てる可能性が高いということでこちらに駒を進めてきたのでしょうか? マイルCSにトライしても勝てそうな気がするのですが、みなさんはどう思われますか??? また、ローズバドもマイラーという見解については?
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私はテイエムオーシャンは稀にみる名牝だと思います。この馬の祖母のエルプスは桜花賞馬ですし、しかも母親のリヴァーガールが凄い配合で父マグニテュードのエルプスにリヴリアを付けていて、意識して強いクロスの配合馬を作ってそこにダンシングブレーヴを付けたという考え抜かれて生産された傑作がテイエムオーシャンなのです。だからスピードの違いがありすぎるがゆえに掛かってマイラーだと思われがちですが距離に関しては万能だと思います、オークスも鞍上のミスさえなければ勝ってたレースであったと今でも思っています。 ですから牝馬最強を求めるためにも今年で引退する古馬の大将格トゥザヴィクトリーに勝たなければならない。そのためにもエリザベス女王杯に進んで当然だと私は思います。このレースに勝ってテイエムペラオーに挑んで欲しいです。 ローズバドはサンデーの血を濃く受け継いだ根性娘で瞬発力ではナンバー1でと思います。ただサンデーだけにその瞬発力はマイルよりむしろ中距離でしょうね。
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- Naodon1020
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まず、テイエムオーシャンの父はダンシングブレーヴですが、基本的にはマイラー志向が強い血統と言えます。折り合いがつく馬(例えばエリモシック、レオリュウホウ、タガジョーノーブル)はむしろ長い距離が向くのですが、気性の強い馬はことごとく短距離向きになります。例えばキョウエイマーチ、キングヘイローなど、能力が高くなればなるほど、短距離志向が強くなります。ダンシングブレーヴと言えば、中長距離レースでの末脚の持続力が最大の武器だったのですが、ヨーロッパに比べるとテンが速い日本では、逆にマイル以下での距離で、その持続力が最大限発揮できるのだと考えます。またテイエムオーシャンの祖母のエルプスが典型的なスピード馬で、この母系から出た産駒は、総じて距離面に限界があります。少なくとも血統面からはマイラーであると言わざるを得ません。しかし牝馬同士であれば話は別で、基本的にスタミナに欠ける牝馬同士の戦いならば、適正はなくても能力差だけで押しきってしまうありえます。 基本的にはマイラーですが、現状でマイルCSに出て好勝負出来るとは思えません。キョウエイマーチが2着に入ったことはありますが、キョウエイマーチのように絶対的なスピードを持っているようには思えないからです。ですからエリザベス女王杯を選んだのは正解と思っています。 ローズバドは、桜花賞トライアルでの勝利が鮮やかだっただけに、マイラー、マイラーだと言われますが、母はオークス4着のロゼカラーで、母の父はシャーリーハイツ、母の母の父はリファールでむしろ長距離は向くタイプでしょう。叔父のロサードも1800mm~2400mmで良成績を上げていますが、こちらよりも距離の融通性は高そうです。テイエムオーシャンと違い折り合いに苦労しない分、むしろ長距離での末脚勝負にもってこいのはずです。この家系(ロゼカラー、ロサード、ローズバド)は折り合いを苦にしない分、距離適正の幅は広いですが、全体に小柄なので最後のひと押しが効かない傾向にあります。 しかしローズバドは母譲りの、馬群に怯まない根性があります。母もデイリー杯3歳Sでは馬群を割って快勝しましたし、ローズバドも馬群を割って秋華賞は2着まで上がってきました。エリザベス女王杯は母ロゼカラーがレース中に故障発生し13着に敗れ、そのまま引退してしまったレースです。その初仔であるローズバドが母の無念と、自分のこれまでの鬱憤を晴らす可能性は非常に高いと思っています。
お礼
ありがとうございます! テイエムオーシャンはキョウエイマーチに劣るのですか? 現時点の戦績を比べてみると遜色ないと思われますが・・・ マイルの強い馬不在の今年こそはねらい目と思いました。 血統からの詳しい解説はありがとうございました。 ダンシングブレーヴ産駒はやはり気性的な面もあってか、日本では短距離のほうが活躍してますね。 ローズバドはたしかに中距離向きな気がします。(友人がマイラーと言っていたので) いつも惜しいので、今度こそはがんばってほしいですね! 今年はテイエムオーシャン、トゥザビクトリーが相手でしょうか。 またお願いします
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こんにちは。 これまでの戦績から考えると、私はテイエムオーシャンは2000m程度の中距離がもっともよいように思えます。それは古馬の一線級と比較して末脚の力が今ひとつという印象があるからです。一線級のマイラーが集まるMCSに出走するとまちがいなく直線失速という感じがします。ためて末脚を出すというこれまであまりやっていない走り方をしたときの能力は未知数ですが。 ローズバドについては、距離的な融通は利きそうですが、こちらの方が本質的にはマイラーという感じがします。末脚を爆発させる乗り方を会得していて、乗り方如何によっては古馬一線級のマイラーとも遜色ないと思います。ただし、前半置いていかれなければの話しです。^^; 私の感想としては3歳牝馬(牡馬も一部を除きあてはまると思いますが)が古馬一線級と対決したときにはまず勝負になりません。 それだけ海千山千の古馬の力はすごいと思いますよ。
お礼
ありがとうございます! なるほど、やっぱりマイラーが集まるマイルCSでは無理ですかねぇ・・・ でも、最近マイル路線には傑出した馬が不在だと思うので、今年あたりは狙えるかな~と思ったんですが・・・ 今のマイル路線だと、ダイタクリーヴァ、ジョウテンブレーヴ、マグナーテン、ブラックホーク(引退?)、クリスザブレイヴあたりしか思い当たらず・・・ 来年はミスキャスト(マイラー?)の復帰を期待しております。 ローズバドはやはり前半で置いて行かれるのが心配ですね(笑) マイルの早い流れになったときに前半だけで、相当な遅れをとるとやばそうですね。 またお願いします
お礼
ありがとうございます! なるほど、エリザベス女王杯は、現在の古馬の最強牝馬のトゥザビクトリーを破るという意味があるのですね! これに勝ったらやはり、次は有馬になるんでしょうかねぇ さすがにグランプリは男馬でも強い馬揃いなので、キツイかもしれませんががんばってほしいものですね! またお願いします
補足
今回は血統面からいろいろ語っていただきありがとうございました!