「天中殺」というのは、推命術を用いる上における数ある判断要素の内の一つに過ぎません。そのため、「天中殺」単独では何の意味もなしません。他の多くの要因と合わせて考えることによって、初めてある一定の結論を導くことの出来るものです。
「天中殺」は、他の要因と合わせて考えることによって、確かに結果的に悪い時期と考えられることも有りますが、逆に良い時期と考えられることもあり、また、全く何も特別なことは起きないと考えられる場合もあります。
また、「天中殺」という言葉とイメージだけが、25年ほど前に和泉宗章氏が出した『天中殺入門』や『算命占星学入門』(どちらも青春出版)以来一人歩きしてしまっていますが、別に悪い事が起きるのは「天中殺」の時期に限ったことではありません。「天中殺」以外の時期であっても、「天中殺」以外の他の要因と、ご自分が持っているものとの組み合わせが悪いと、具体的には、仕事が上手く行かない時期であるとか、財の損失を招く時期だとか、恋愛が破綻する時期であるとかいった判断ができる場合もあります。
いずれにしろ、「天中殺」という要因単独では何の判断も出来るものではなく、和泉氏が広めた「天中殺は悪い時期」という考えは、その考え自体が間違いですのでご注意下さい。
>この時期に失ったものは、時間の経過とともに取り戻すことができるんでしょうか
基本的には、一度失ったものや破壊されたものは元には戻りません。新たに築いて行くしか無いとお考えになっていた方が良いと思います。
>どう過ごすのが無難なのでしょうか?
長い人生、悪い時期もあれば良い時期もあります。ご自分が元々持っておられる良いものを生かして、笑顔で前向きに進んで行かれれば、やがて光も見えて来ると思いますよ。
このgooの掲示板上では、具体的な占い行為は禁止されているので、一般論としてアドバイスできるのはこの程度です。悪しからず。
お礼
専門家の方だったんですね。ありがとうございました。仕事も失って、その結果 在の損失も多くなり、恋愛も駄目になりました。 暗いことばかり考えていると、ますます悪くなってしまうかもしれないですね