知識人ではございませんが^^;。
ハーモニーを作るのにソフトを使って,その効果がどうしても欲しいという場合は使っても良いと思います。
でもかなりの作業をこなしていらっしゃる方だと思いますので,やっぱり自分の声をオーバー・ダビングしていった方が良いと思います。
理由は(たぶんご存知だとは思いますが)No.2のangeloさんもおっしゃっていますように,そこでいろいろな発見が期待できるからです。
簡単な数小節のハーモニーでよいですから,次の事を実験してみてください。(もうご存知でしたら結構ですが,この質問を読んだ別の方のためにも記述しておきます)
まず録音しようとしているハーモニーのうちのどれか一つのフレーズを一つのトラックに録音します。伴奏は聞きながらでも良いです。
残りをそれぞれあらかじめ録音した音声を「モニターせずに」単独で録音します。
これで一つの作業は完了です。
次に同じく一つのフレーズを録音し,その後別のフレーズは最初に録音した物をモニターし,それに極力ハモるよう録音していきます。
これで二つ目の作業が完了します。
こうして出来た二種類の結果がどうなるかと言うと(初心者だったら)一つ目のハーモニーはばらばら,二つ目のハーモニーはまずまず・・と言った結果になる事でしょう。
一つ目のそれぞれのパートのフレーズは,音階的には忠実に音程が取れているはずなのに,ハーモニーとしてはズレが生じてしまっている,二つ目はハーモニー的には(熟練すれば)完璧な物なのに,それぞれの音程は平均律的な音程とは微妙にずれている。
この発見が非常に重要な事です。
実はアンサンブルでマッチする音程は,ピアノのような固定化された音程上ではないと言うことです。あるときは高かったりあるときは低かったり,微妙にずらせながらバランスをとっていきます。
完璧なハーモニーを目指すのも良いですが,その個人の特性を示すようなずれたハーモニーもまた良い物です。
それはおそらくkomachi007さん一人にしか出来ない個性的なハーモニーであるはずだからです。
私がエフェクトを薦めない理由はそこにあります。
お礼
ありがとうございました。数々のご意見、参考にさせていただきます。