作曲するとき音楽理論というのは必要なのでしょうか
アマチュアで趣味的に作曲して音楽活動している人が私のまわりには何人かいます。
(見学無料のイベント会場やライブハウス(歌を聴くだけの客の場合、ワンドリンク込みの安い入場料ではいれるスペース)で場所で演奏したりしています。
その中で音楽理論をきちんと知っている人とぜんぜん知らない人がいて
それぞれがオリジナル曲を作った場合、下記のような違いを感じます。
*音楽理論を知っている人が作った作品。
利点、きっちりした感じ。データや楽譜も書いている。
作者以外の人でも演奏できる(歌える)。そのため複数の人で歌ったり演奏できたりする。
欠点、どの曲も型にはまっていて、3~4曲聴いていると飽きてきて聴く気がしない。
どの曲を聴いても印象に残らない。次にくるメロディが予想できてしまい、実際予想通りのメロディがきてがっかりする。
単にプロの真似をしたような曲が多く、それならばはじめからプロの歌手の歌を聴いたほうが良いと感じる。(★これが最大の欠点だと感じます)
プロなら音楽理論をみっちり学んでいても、応用もできるので魅力的な曲が作れるが、応用ができないアマチュアの場合、教科書通りの退屈な曲ばかりになる。
*音楽理論を知らない人が作った作品。
利点、その人ごとに個性的で独自のカラーが出ている。自由に作られた感じで聴いていてひきつけられるものがある。
メロディが予想外の展開をすることが多いので印象に残る。
欠点 楽譜やデータを作っていないことがある。楽譜作成ソフトを使って、おおざっぱな楽譜を作っていることもある。楽譜を作らず、CDに自分の曲を録音しておいて
それによって、自分で作った曲(歌)を忘れることはないという人もいるのでアバウトな感じがする。
作者以外の人は演奏できない(歌えない)。そのため、もともと1人で演奏したり
歌ったりする人が多い。
曲が個性的なので聴いた人によって好き嫌いが大きく別れる。
というのが私の感想です。
そのようなことをふまえ、質問ですが、
作曲するときはたとえアマチュアが趣味的に活動している場合でも音楽理論をみっちり学ばないといけないものなのでしょうか。
お礼
歌劇『イーゴリ公』より「ダッタン人の踊り」だったんですね! クラシックとは気が付きませんでした。メロディーから想像してポップスかなと思ってました。探しても見つからないはず・・・。庵野監督のクセを考えると、彼の作品のBGMはクラシックだと考えるのが自然ですしね。 ありがとうございました。